こんにちは、alpapa(アルパパ)です。(@mamaschool)
毎日どんな遊びをしたらいいかなぁと考えてるママへ。
3歳までに、毎日の遊びにどんな事を取り入れてあげるといいか?
効果的な遊び・工夫の具体例を紹介します。
目次
3歳までの特別な時期に、ママがしてあげれること
脳の80%が完成する3歳までの間、
■新しい刺激に多く触れさせる。
■ワクワク・楽しい体験を多くさせる。
■言葉のシャワーを浴びさせる。
■スキンシップを多くとる。
■子供を否定しない。
これらの事を気に留めて遊ばせてあげてください。
『質のいい刺激と環境が、
質のいい脳をつくります』
可能なら、いろいろな所や自然に出かけ、
新鮮で良い刺激に触れさせてあげるのが理想的ですが、ここでは日常のくらしの中で簡単にできる事から紹介していきます。
具体例その①
賢くなる!一歩上の声がけ
「質のいい声がけは質のいい脳をつくります」
日常の声がけ・会話には、
質のいい一歩上の説明をいれてあげましょう。
質のいい声がけとは何かというと、
多くの情報をのせた声がけです。
例えば、赤ちゃんが車を指差して
「ブーブー」と言ったりします。
これをママは
「ブーブーだね〜」で終わらせず、
「そうだね、ブーブーだね」
(※まずは肯定、否定はしない)
「あれは白のタクシーだよ、前から2台きたね、ゆっくり走ってるね、右に曲がっていくね」
こんなふうに、
正しい名前、数、色、速さなどの
状況や説明を加えて、言葉のシャワーを浴びさせてあげてください。
積み木をひとつを手渡すにも、
「立方体の赤い積み木どうぞ」
「こっちは緑の三角形だよ」
という具合です。
この説明は役に立つこと、
季節や文化的な事など、
美しい内容だとさらにGOODで、語彙と共に情感も育ってていきます。
例えば、お散歩しながら
「最近あたたかくなってきたね、もうすぐ桜が咲きますよ、みんなでお花見に行こうね、神社で桜祭りもあるよ、楽しみだね」など、どんどん話かけてください。
赤ちゃんへは、
身の回りの出来事を実況中継する
ように話しかけてあげてください。
どんな子に育ってほしいか=どんな情報(言葉)を入れてあげるか。ですね!
こちらの記事で
質の良いい言葉がけが質の良い脳と心を作る事ついて紹介しています↓
子供の性格はいつ決まる?人格を形成する0~6歳の環境と親の言葉
『色』の影響力と
知育への取り入れ方▼
たかが色、されど色。色が幼児に与える影響と知育への取り入れ方
子供の非認知能力を伸ばす
将来に大きく影響するといわれる『非認知能力』
この能力は、
0〜6歳の幼児期がもっとも伸びると言われています。
この能力を伸ばすのに、
適した遊びは『外遊び』
非認知能力とは具体的にどのような能力か?
また、どんな外遊びが良いか、詳しくはこちらをご覧ください▼
【非認知能力を鍛える遊び】子供の非認知能力を伸ばすには『外遊び』
子供の「これなーに?」は、しっかり答える
子供が「これ何?」と興味を示したら
テキトーに流さず質問を受け止めてあげることが大切です。
どうせ言っても理解できないからと、
適当に流したり、どうせ聞いてない!(ように見えて実は聞いているのが子供の脳)と、思われがちですが
0〜3歳は
内容がわかる・わからないに関係なくインプットされる時期
右脳優位で生きている3歳以下の脳は、
ものごとを取り入れるのにわざわざ理解を必要としません。
ただ、伝えてあげれば、どんどん貯蓄されていきます。
そして、膨大な容量ですのでアレコレ教えてもパンクすることはありません。
なぜ『3歳までが大事、6歳までに人生決まる』と言われるの?右脳と左脳
また、子供の「何?」を軽く流したり、
会話を浅く幼児期を過ごすと、
それが何か理解できる5〜6歳になってからは聞く耳もたない、小難しい説明はめんどうがって聞きたがらない、という子になりやすいです。
伝えて聞かせてないと、
聞く姿勢は急には身につかないんですね。
伝えるのも大切ですが、その一方で、
3歳ごろからは「なんで?」に対して、
毎回全てを教えてしまわず『考えさせる・想像させる』ということもさせると◎です。
子供の経験が豊富になってきた3歳ころには「これ何?」と聞かれても、すぐに答えを教えてしまわず「あら、これ何だろう〜何だと思う?」と、質問を投げ返して自分なりに考えさせてみたり、
「ママもわからないから、一緒に図鑑で調べてみようか?」と自主学習の土台を作ってあげたり返答にも工夫をしてみてください。
幼児は、ちょっとだけ難しい事が好きです。
2〜3歳の『思考力』の伸ばし方▼
子どもが自分で『考える力』を伸ばす方法!2~3歳からできる鍛え方
ユダヤ流!自ら勉強する子に育つ
家庭での言葉がけ▼
【子供にかける言葉】自分から勉強する子に育つ親の言葉とは?
「ダメ」という代わりに「できる」と前暗示
「ダメ!」はなるべく言わない事が理想的です。
否定的な言葉はできるだけかけたくないですが・・・
イヤイヤが始まるとダメなことばっかりします。
そんな時は、ダメの代わりに
「〜できる」と前暗示をかけた話し方をしてあげてください。
例えば、
「椅子の上で立っちゃダメ」→
「椅子に上手に座れるね。お行儀がいいね」
「おもちゃをとっちゃダメ」→
「仲良く遊べるね、お友達にどーぞしてあげれるね」
「手で食べちゃダメ!」→
「スプーンで上手に食べれてスゴイね!」
また前暗示といっても、
たとえばよくケンカしてしまう子には、
「今から児童館行くけど、
おもちゃ貸してって言われたらなんて言う?」
「一緒に遊ぼうって言おうか」
こんな風に、前もって言っておくだけでも効果はあるんです。
もちろんイヤイヤ絶頂時は、
何を言っても盛大にイヤイヤしてくれますが、ここは親も人格が試されるところです。
「言っても聞かないしやってられない!」
と投げ出さず、親が真剣に伝え続けることで子供が変わっていきます。
子供にダメダメと言うと勉強しない子になる?言い換えの言葉と対処法
子供へかける言葉は魔法
幼児期の親の言葉は、
文字通り魔法のように子供に影響します。
「まだ子供だから何を聞いてしまってもどうせわからない」というのは大きな勘違いで、親の言葉はしっかりと吸収して、のちに子供の性格や才能に反映してきます。
子供の前で以下の事はNGです。
否定的な言葉
下品な話
旦那や家族の悪口
夫婦喧嘩
どれも、しっかり聞いていて、
潜在意識に刷り込まれます。
特に6歳以下の子供は、
冗談が通じず、大人の言葉を何でも信じ、暗示にかかりやすい脳の状態です↓
ママは絶対知るべき!6歳までの子供の心、間違えた子育てをやり直したい
6歳までの中でも、
もっとも深く影響を受けるのは3歳以下。
この年齢の子供にかける言葉は魔法か暗示くらいに思って育ててください↓
3歳までの育て方で、子どもの人生は大きく変わる。3歳までの心と脳
良いオモチャ、悪いオモチャを厳選する
子供に与えるおもちゃは、
与え過ぎず、厳選することをオススメします。
オススメなおもちゃは
■指先を使うおもちゃ
■遊び方が豊富なおもちゃ
■イメージ力を使うおもちゃ
■見立て遊びができるおもちゃ
↑これらに当てはまる
オススメな知育玩具は『積み木』です。
知育にも美的感覚を養うにもオススメな美しい積み木はこちら▼
【デザインが美しい積み木】知育にもおすすめ国産・世界の積み木
逆に、
遊び方が限定されるおもちゃ、
想像力を奪うようなおもちゃは避けるが無難です。
こんな玩具はオススメしません▼
子供にいらないおもちゃ、増えて困るプレゼントNGな玩具リスト
おもちゃの与えすぎによる影響
研究結果はこちら▼
おもちゃの与えすぎは悪影響!100均玩具などを与えすぎてませんか?
フラッシュカード・記憶カードで遊ぶ
フラッシュカードは、
知育に興味のある方なら一度は聞いたことがあるかもしれませんが、多くの情報を一度にインプットさせ、右脳を活性化する遊びです。
文字や絵のカードを素早く次々と見せていきます。
フラッシュカードをする効果は、
■記憶の回路を活性化。
■子どもの記憶力を質の高くする。
■言葉のシャワーで語彙を増やす。
などが効果として挙げられています。
フラッシュカードで検索してみると弊害についての話がでてきますが、自宅でママが1日10分カードを見せる程度で弊害がでることはありません。
フラッシュカードについて↓
フラッシュカードとは?自宅でのやり方と効果、何ヶ月から始める?
フラッシュカードのひとつ
『記憶カード』で遊ぶのも3歳までにぜひやっていただきたい遊びです。
記憶力とは、
勝手に伸びるものではなく、鍛えるものです。
ゆえに、
鍛えている子は3歳でも記憶力がよく、
鍛えていない子は大きくなっても「覚えるのが苦手」です。
2歳からおすすめ!
記憶カードゲームとは?▼
幼児の記憶力トレーニング【記憶カードゲーム】2歳からの知育に◎
3歳児の記憶力の目安についてはこちら。
なお、「うちの子、記憶力が悪い?」
と感じる場合はこちらの記事をご参考ください。
3歳までに絵本をたくさん読む
絵本の読み聞かせが
子供の心と脳を育む効果は絶大です。
「絵本は子供の語彙力と世界を広げる最強の教材」と言われています。
“だっこされてママの声で物語を聞く”
この習慣とスキンシップはこどもの心を安心感で満たし、ストレス耐性もアップさせます。
子どもは耳でママの話を聞きながら、
目で絵を読み、頭で想像力を広げます。
次のページへいくまでの場面を想像力でつなぎます。
絵や状況を読むみとる力、
想像力とイメージ力を育ててくれるのが、絵本の世界です。
こうしていくと、
赤ちゃんは感情表現が豊かになり、1歳前後には語彙力に反映されます。
絵本で多くの感情を表す言葉も教えてあげてください。
語彙が豊富な子は、感情を上手に伝えることができるのでイライラが少ない傾向があります。
また、絵本は1日何冊か?
というと、理想は1日10冊と言われています。
「1日に10冊も!?」
と思うかもしれませんが、
読み始めてみると絵本の10冊はあっという間です。
絵本育児は、
ママの幸福度も上がるので、
絵本は積極的に読んであげてください。
絵本育児の結果
5歳になったらどうなった?▼
【絵本の影響】絵本の読み聞かせを続けた結果、5歳になったら?
絵本育児の結果
小1になったらどうなった?↓
【読み聞かせの効果】絵本をたくさん読んだ子が小1になった結果は?
ドッツカードやドット棒で遊ぶ
幼児の数学的センスを育てるなら
ドッツカードとドット棒がおすすめ!
幼児にメキメキと
数や計算をイメージする力がつきます。
持っていて邪魔になる能力ではないのでぜひ遊びにとりいれてあげてください。
特にドッツカードは0歳で始めるのが最適です。
ドッツカードとドット棒について
詳しい説明はこちらの記事をご参考ください。
ドッツカードとは?▼
【ドッツカードとは?】ドーマン博士のやり方が最も効果が高い理由
ドット棒とは?▼
ドット棒とは?使い方と効果・子どもの計算力が抜群にUPする教具
ドッツカードは「赤ちゃん教育」で有名なドーマン・メソッドの一つですが、ドーマンメソッドで育った子ども達の優秀さはこちらで紹介しています▼
【ドーマンメソッド、その後】グレン・ドーマン博士の教育法で育った子ども達
3歳までの食事・頭と体に毒を入れない
子供の食と健康についてです。
3歳までは甘いお菓子、添加物や人工甘味料まみれのお菓子は避けて育てるのが理想的です。
これら中毒性の高いお菓子は、
子供の精神面、発育状態に影響を与えます。
特に病気でもないのに子供が、すぐ疲れる、だるい、集中力がない、やる気がない、という時は、食生活やおやつを見直してみることをオススメします。
幼児に甘いお菓子を与え過ぎてしまった失敗談↓
幼児が甘いものを食べ過ぎるとバカになる?頭への影響と怖い体験談
中毒性の高いお菓子は
なるべく避ける方が子供の精神状態も生活リズムも安定し、ママも育児がしやすいです。
一度与えてしまうと、欲しがるようになり、
制限が子供のストレスになります。
3歳ごろまではなるべく与えず育てるのがおすすめです。
避けるべきお菓子の成分↓
子供に食べさせてはいけない市販の危険物、お菓子を買う前に必ず確認!
その他、こちらもご参考ください▼
幼児塾に通うなら「選び方のコツ」
プロの指導を!と考えるなら幼児塾もオススメです。
もし子供と相性バツグンのお教室と先生に出会えれば、育児が変わります。
0〜3歳のお教室は今やとても多く、多すぎてどこがいいのかわからない!という時に選び方の決め手となる2つの条件はこちらです。
- 保護者指導が熱心な塾
- 個人に合わせてアドバイスをくれる塾
最低でもこの2つが充実している塾を選んでください。
良い幼児塾では、学習面のアドバイスだけでなく、例えば離乳食やしつけ、子育ての悩み相談など、幅広く指導してくれるので、初めての育児では、かなり心強い存在となります。
幼児教室ってどんな親が通わせてるの?
うちの子に合う?という方はこちら↓
0歳〜3歳の習い事でおすすめ『幼児教室』通わずに家で教育できる?
幼児塾選びにご参考ください↓
3歳までにやるべきこと!ママがしてあげれる「伸ばす」遊びリスト
続いて、
□ 幼児のイメトレ・ごっこ遊び
□ 毎日たくさん褒める・叱り方に気をつける
□ 運動神経は6歳までの遊びで決まる
□歩く子は賢くなる
□ リアル体験・アナログ体験を多くさせる
□ 何かに熱中している時には邪魔しない
□ テストしない、強制しない
については、
3歳までにやるべきこと具体例②をご覧ください。