子供の健康・体

チョコレートは何歳からあげた?量は?子どもの発育とおやつの関係

チョコレート 何歳からあげた

こんにちは、
alpapa(@mamaschool)です。

バレンタインデーが近づくと、
街はチョコ一色になり、ママも甘いものが食べたくなりますよね!

この時期になると、お友達からチョコをもらったり、パパが会社から大量の義理チョコを持ち帰ったりと、普段チョコを食べない家庭にもなぜかチョコレートが回ってきます。

こんな時、
子どもにもチョコレートをあげてもいいのでしょうか?!

チョコレートは
刺激も甘さも強いし、
何歳からOKなのでしょうか?
あげたら何か悪い影響がないか、気になりますよね。

そんなママへ向けて
チョコレートなど「甘いお菓子」は何歳から与えてもいいか、また、甘いお菓子を子どもに与えることで、どんな影響が出やすいのか、ママに知っておいてほしい「おやつと発達の話」を紹介します。

この記事でわかること▼

・チョコレートは何歳からあげた?
・幼児が食べて良いとされる量は?
・子どもが甘いおやつを食べ過ぎるとどうなるの?
・3歳までお菓子をあげないで育てた結果
・大失態!甘いお菓子で子どもがバカになった体験談

子どもにチョコレートは何歳からあげた?


「子どもにチョコレートを食べさせたのは何歳から?」

チョコレート 3歳 何歳からあげた

実際のところ、チョコレートを与えてよい年齢というのは、明確に決まっていませんが『子どもにチョコレートを与えたのは3歳を過ぎてから』という家庭が多いです。

alpapa

うちも初めて食べさせたのは3歳半ごろです。

なぜ3歳を過ぎるまでは控えることが
推奨されているのか?
その理由は▼

・消化器系の未発達
・糖分と脂肪分が多い
・食品添加物が多い
・カフェイン
・アレルギーのリスク有り

3歳頃までは、まだ消化器官が未発達なため、チョコレートに含まれる脂肪分や砂糖、カカオ成分などが消化しにくく、体に大きな負担をかけてしまいます。

また、市販のチョコレート菓子などに含まれる食品添加物は、習慣的に摂取していると心身の健康を害すことが多いため、甘いものに依存しやすい幼児期は控えることが推奨されています。

また、チョコレートにはカフェインも含まれていますが、子どもはカフェインに対する耐性も整っておらず、過剰に摂取すると、睡眠の質を下げたり、興奮して落ち着きがなくなったり、集中力が低下したり、消化不良などを引き起こすことがあります。

そして最後はアレルギーのリスクです。
チョコレートに含まれるカカオはアレルギーを引き起こす可能性がある成分ですが、3歳以下の乳幼児は免疫システムや消化器官が未熟なため、アレルギーのリスクが高まります。

主に上記のような理由で
3歳を過ぎるまで子どもにチョコレートを与えるのは控えた方がよいとされていますが、これには個人差があるので、「3歳になったらチョコを食べても安全」というわけでも「3歳前に与えてしまったから危険!」というわけでもありません。

alpapa

ただ、子どもが喜んで食べていても、見えないところで負担がかかっているので、注意が必要ですね。

そして3歳・年少さんになると
幼稚園も始まり、お友達との交流もグンと増え、ご家庭では控えていても、お友達からいただいてしまったり、人間関係の中でおやつを食べる機会も増えていきます。

3歳 チョコレート お菓子交換

そうしているうちに、次第に子どもも欲しがるようになったりして、おおよそ3歳を目安にチョコレートを解禁していくご家庭が多い様子です。

では、幼児は1日に
どのくらい甘いものを食べてよいのでしょうか?

目安はこちら▼

幼児の砂糖の摂取量の目安

参考までに、

世界保健機関(WHO)が推奨する砂糖の摂取量は、大人で1日25g以下、2歳未満は一切控えるべき、とされています。

この大人で1日25gという目安は
欧米諸国の成人の摂取量の目安なので、日本人の子どもを対象として考えると、半分以下(12.5g以下)と捉えるのが妥当です。

また「2歳未満は一切控えるべき」とされていることから、3歳児では半分の12.5gよりもっと少量と考えるべきですね。

では、
約12gの砂糖とはどのくらいか?というと
白砂糖の場合、大さじ1杯で9g、
グラニュー糖なら大さじ1杯で13gです。

alpapa

だいたい大さじ1杯以内、と覚えておくといいかもしれません。

ちなみに、500mlのジュースには平均50〜60gの砂糖が使われているため、子どもがジュースを1本飲んでしまうと、あっという間に約5日分の砂糖を摂取したことになってしまいます。

ジュースに含まれる砂糖の量

甘いもの(砂糖)の過剰摂取は、
見えないところで子どもの心身に負担をかけているので、もしお子さんが、疲れやすい、ぐずりやすい、癇癪持ち、落ち着きがない、食が細いなど、気になる点がある場合は、普段与えているおやつに含まれる砂糖や添加物、料理に使う砂糖の量を見直してみてくださいね。

3歳はチョコレートをどれだけ食べてもいい?

チョコレート 3歳

では、3歳ならどのくらいの量のチョコレートを食べてもいいでしょうか?

板チョコレート1枚は約50gです。
砂糖の量は、メーカーやチョコレートの種類によって異なりますが、一般的なミルクチョコレートの板チョコ1枚(50g)には、約25g前後の砂糖が含まれていることが多いようです。

子どもの1日の砂糖の摂取量の目安を12g以下とすると、3歳〜未就学児の幼児なら、その半分の6g以下が妥当だと思います。

つまり、3歳なら1日に板チョコの4分の1以下といったところでしょうか。

チョコレート 3歳

メーカーによってサイズが異なりますが、
だいたい板チョコのブロック3つ以下を目安にすることをおすすめします。

チョコレート 3歳
alpapa

食事などからも砂糖を摂取するので、もっと控えめでもいいと思いますよ。

子どもが甘いおやつを食べ過ぎた時の影響

甘いお菓子を食べ過ぎると、
どんな影響が出るのでしょうか?
報告されている主な状態はこちらです▼

  • 【精神面】
    ・テンションが上がる(一時的に)
    ・だらけやすい、やる気がない
    ・落ち着きのなさが目立つ
    ・心が不安定になる
    ・イライラ・癇癪を起こしやすくなる
    ・大人になってから依存リスクが上がる

    【健康面】
    ・血糖値が上がる
    ・疲れやすくなる
    ・免疫力の低下
    ・睡眠の質が悪くなる
    ・虫歯、肥満のリスクが高まる
    ・食欲不振、お菓子は食べるけど食が細い

よろしくないことが非常に多いです!

2歳 チョコレート

不安定でキレやすい子になる?

『甘いものは子どもの心や発育によくない』
とはよく言われますが、脳や体の中では、どのようなことが起こっているのでしょうか?

甘いものを食べると脳に「ドーパミン」というホルモンが多く分泌されます。
ドーパミンは別名「幸せホルモン」や「やる気ホルモン」と呼ばれており、多く分泌されることでやる気が出たりモチベーションが上がったり、快活な気分になりますが、その効果は長く続きません

幼児 砂糖の摂取量 影響

また、甘いものを食べると、
体の血糖値が急激に上がります。

そして、急激に上がった血糖値は急激に下がります。
すると脳は「栄養不足!糖分が足りない!」と感じ、不足した糖を補おうと空腹を感じ、またお菓子が食べたい!とイライラしたり、眠くなったり疲れたりして元気がなくなります。

alpapa

子どもの癇癪も、こうした時によくみられます。

また、急激に血糖値が下がると頭がぼ〜っとして、記憶力や思考力も低下します。

さらに、砂糖は代謝する時に、
心の安定ビタミンと呼ばれる「ビタミンB1」を消費してしまいます。ビタミンB1が不足すると糖質からエネルギーを生産できなくなり、「だるい」「疲れやすい」「食欲不振」という状態になります。

まとめると、甘いもの(砂糖)を食べすぎると
ドーパミンの分泌血糖値の乱高下ビタミン不足などにより、イライラしたり、心が不安定になったり、疲れやすくなったり、学習面では、記憶力・思考力・集中力の低下が見られる、ということです。

たとえば、
子どもが甘いおやつを食べた後に、
元気に走り回って遊んでいると、いかにも健康そうな子に見えます。

しかし、
さっきまで楽しそうに遊んでいたのに、
些細なことで機嫌を損ねてぐずりだしたり、急に疲れて「抱っこ〜」と言い出したり、遊びを中断して何度も「お腹すいた、お菓子ちょうだい」と言いにきたりと、こんなことが多くありませんか?

こんな時にママは、
「子どもなんてこれが普通よ」「イヤイヤ期だから仕方ない」と思いがちですが、実は、砂糖の過剰摂取が原因な場合もあり、改善できることもあるのです。

alpapa

思い当たる方は、おやつを見直してみましょう。
数ヶ月後には育児も楽になりますよ!

また、甘いお菓子に含まれている添加物の中には
「この食品を食べるとキレる子になる可能性がある」という報告がされているものもあります▼
【危険な添加物】合成着色料とキレる子供の関係・避けるべき添加物とは?

【悪影響】こんな時は甘いものを控えましょう!

お子さんの中には
すでに甘いものが大好き!
という子もいるかもしれません。

しかし、
甘いもの(砂糖)は、
子どもの精神や能力にまで影響を及ぼすので、量に注意が必要です。

また、おやつタイム以外にも
菓子パンなど、甘いものを与えることがあるかもしれませんが

特に、以下のような場面では
甘いものは控えることをおすすめします。

【甘いものNGな場面】
①癇癪やグズリをなだめる時
②習い事や勉強の前

①癇癪やグズリをなだめる時

砂糖 キレやすい

ぐずった時に、お菓子でなだめていると、お菓子がなければ泣き止まなくなったり、ぐずればお菓子がもらえると学習してしまいます。

また、大人になった時、
・甘いものがやめられない!
・どうしてもダイエットに成功しない!
・イライラしたり悲しくなると無性に甘いものが食べたくなる。

という方の中に『幼少期に、ぐずると甘いものでなだめられていた』というケースがあります。

幼少期のこのような経験から、甘いものを食べることが「安心」や「慰め」と強く結びつけられ、「ストレスを感じたら、食べることが有効だ」と心が学習してしまいます。

すると、大人になっても
不安を感じたら甘いものが欲しくて我慢できなくなったり、痩せたいのに甘いものを食べてしまったり、ちょっとしたストレスも甘いもので和らげようとしてしまいます。

②習い事や勉強の前

幼児 習い事の前のおやつ

甘いものを食べると、
一時的に元気が出ますが、長くは続きません。

甘いものを食べ急上昇した血糖値が急降下する時、頭がぼ〜っとしたり、眠くなったり、だるくなったりして、思考力や集中力も低下します。

レッスン中にお腹がすいてはかわいそうだと、
直前におやつを食べさせていると、こんなふうになったりしませんか?

・途中から集中が切れて、やる気ない。
・すぐに疲れて、後半はダラけている。
・体力が最後までもたない。
・覚えが悪い、授業についていけていない。


これ、その子の能力のせいではなく
甘いもののせいかもしれません。

習い事の前に、チョコレートなど甘いお菓子を与えてしまうと、元気そうなのは最初の方だけで、すぐに疲れて集中力も切れ、ダラけやすくなってしまいます。

ゆえに、
習い事や勉強の前に、
甘いお菓子はNGです。

甘いものをあげるなら、
レッスン後にしてあげてください。
お月謝が無駄になります!

alpapa

レッスン前は、焼き芋やバナナなど、血糖値を緩やかに上げるおやつがオススメです!

【朝食のメリット・子供の学力】朝食を食べる子/食べない子、学力の差は?

子どもがおやつ食べ過ぎ!甘いものを減らす方法

おやつ食べすぎ 子ども

「うちの子は、ちょっと甘いものを食べ過ぎかしら?」
というママさんへ、子どもの甘いお菓子を減らすオススメ方法を紹介します。

ちなみに、
賢い子は甘いものが大好き!(頭を使うから)
と、言われていますが、賢くない子でも甘いものは大好きです!▼

【頭のいい子は甘いもの好き?】頭を使うと甘いものが欲しくなるのか

甘いものの食べ過ぎはダメな理由を説明する

幼児 砂糖の摂取量 説明

1歳でも2歳でも、
たとえ赤ちゃんでも、
子どもに理由を説明することは大切です、そしてママが思う以上に効果があります。

甘いものに限らずですが
子どもに何かをしてもらう時など、どうしてそれが大切なのか、なぜママがこうするか、という説明は必ずしてあげてください。

例えば、

「あなたの体はまだ成長途中で、そんなにたくさんのお砂糖を消化できないのよ、お腹に負担がかかるから、これ以上は食べないよ」

「あなたは今どんどん成長しているから、お菓子より食事をしっかり食べて、必要な栄養をとってほしいの。だから、お菓子を食べてご飯を残すのはダメよ」

「スーパーに並んでいるお菓子は、おうちで作るお菓子と違って、お砂糖がたくさん入っていたり、お薬で甘い味をつけているの。食べ過ぎると体に悪いから、食べるのは週末だけにしようね」

など、
心を込めて伝えていると、難しい内容でもちゃんとわかってくれます。

「小さい子に何を言ってもどうせ分かってない」と思われがちですが、ママが子どもを信じれば気持ちは確実に伝わり、本当に効果があります

多くのママが
「不思議と言うことを聞いてくれて驚いた」
「伝えることで、ぐずることがなくなった」など、経験済みです。

逆に…
「どうせ言っても聞かないわ」と疑っていたり
「今度言うこと聞かなかったら、ただじゃおかないわよ!」と怒っていると、子どもはママの予想通りの行動をしてくれます。

alpapa

「言うこと聞かない子」と思っていると、言うこと聞かない子になるってやつですね。

親がおやつのルールをコロコロ変えないこと

チョコレート おやつのルール

甘いお菓子を食べすぎてしまわないように、
各家庭で「おやつのルール」を決めましょう。

実は、赤ちゃんや幼児は
ルールをすぐに学ぶ生き物です。

なので、ルールを決めて
毎度そのようにしていると、ルールを無視して欲しがったり、泣いて親を困らせることはなくなります。

この時、
一度おやつに対する「家庭のルール」を決めたら、
親の気分や都合でルールをコロコロ変えないことがとても重要です。

親の態度は一貫させましょう。

とはいえ、
あまり厳しいルールにしてしまうと、ママも守るのが大変になったり、無理やり押し付けると反動がくることもあるので、特に3歳以降はあまり厳しすぎないルール設定がおすすめです。

3歳になるまでは親がおやつの管理もしやすいですが
3歳を過ぎると、お友達との交流が増え、お菓子をもらってしまう機会も増えると思います。

こんな時は、ママ同士のマナーや、
子どもの心にも考慮してルール設定をするのが良いかと思います。

alpapa

うちの場合は、3歳半ごろから「いただいてしまったら仕方ないので、ありがたく受け取る」にしていました。健康面では気になりましたが、お友達と一緒に食べる「楽しさ」を優先しました。

例えば、3歳ごろまでは、
甘いものを与えないとして良いと思いますが、その後は完全に排除するよりも▼

・ケーキは誕生日など特別な日だけ
・甘いものは、お友達と遊ぶ時だけ
・食事を残さず食べたら、おやつもOK
・平日は甘いものを食べない
・おばあちゃんの家に行く時は解禁 (もうどうしようもないから気に病まない…)
など、ご家庭に合わせて
日常で甘いものを習慣にさせないルールを決めるのがおすすめです。

「ルールを守る」と聞くと、
なんだか難しそうに思えますが、実は逆です。

子どもは、毎回決まって同じものは、「そういう法則だ」とすぐに理解し、それが当たり前(習慣)となり、自然とその通りに動くので、ママはとても楽になるのです。

alpapa

親のルール・おやつのルールについて、詳しくはこちら

食べてしまった添加物を解毒する方法

甘いお菓子で気になるのは、
砂糖の量だけでなく『添加物』です。

日本は添加物大国!と言われていて、海外では禁止されているような毒性の強い添加物も子ども用のお菓子に使われ、店頭に並んでいます。

ここで、口に入れてしまった
食品添加物を解毒する方法を紹介します。

それは、

30秒以上よく噛んで食べること!

食品添加物 唾液 解毒

よく噛むことで、唾液の分泌量が増えます。
唾液には、添加物に含まれる発がん性物質を解毒する効果があります。

そして、農薬や食品添加物などに含まれる発がん性物質は、唾液に約30秒間浸されるとほとんど消えてしまうことが報告されています。

普段から子どもには
「よく噛んで食べる」
「30回は噛む」ことを伝えておくといいですね。

よく噛むことは、解毒作用だけでなく、虫歯予防、食べ過ぎ防止、アゴの発達、脳の活性化などなど、メリットが多いので、よく噛んで食べることは子どものうちに習慣化させておくと◎です。

市販のお菓子を買う時はこちらに注意↓
子供に食べさせてはいけない市販の危険物、お菓子を買う前に必ず確認!

【体験談】3歳までお菓子をあげずに育てた結果

3歳までお菓子あげない

「3歳までお菓子をあげない」
という家庭はけっこう多いと思いますが、その結果どんな子に育ったか紹介します。

我が家の長女は、
3歳半ごろまで甘いお菓子は、
ほとんど与えずに育てました。

というのも、卵アレルギーだったので、どこで卵が使われているか怖くて、もう一括して完全排除していました。

アレルギーが出たことで、私が他の食材や成分にも神経質になってしまい、お店に並んでいるお菓子はもちろん、スーパーのお惣菜なども避けていました。

料理にも白砂糖は使わず、
塩分も控えめにし、天然の岩塩を使い
甘味をつける時は、はちみつを使うか、たまにてんさい糖やオリゴ糖を使う程度でした。

どんなおやつをあげていたかというと、
おやつは、砂糖・卵なしで米粉のバナナパンケーキを焼いたり、果物とヨーグルトでアイスを作ったり、その他は、焼き芋、小魚、ナッツ、果物、ヨーグルト、といった感じでした。

基本的に甘いもの=果物、さつまいも、かぼちゃ
といった感じでした。

そんな長女はどんな子かというと
物覚えがよく、生活リズムが安定した、いわゆる育てやすい子でした。

そして、
よく食べ、よく遊び、よく寝て、よく喋る、元気で活発な子!でした。

「食」の好き嫌いはなく、
人や場所の好き嫌いもなく、ちなみに物欲もあまりなく「これ買って!」とぐずったりすることもありませんでした。

alpapa

でも、かわりに「あれしたい、これやってみたい、ここに行きたい」という欲求は多かったです…。

このブログで紹介している文字カードドッツカードなどの知育の取り組みもしていましたが、やる気と好奇心が強く、なんでも楽しんで挑戦してくれたので、物覚えも良かったです。

また、体力がものすごくあり、
朝から晩までひたすら遊んだり、2〜3時間ほど歩かせても平気でした。

よく体を動かして遊んだおかげか、
バランス感覚が良く器用で、自転車やキックボードをすぐに乗りこなしたり(4歳が30分で自転車に乗れたコツはこちら)

やる気と好奇心が強く、何でもやりたがる、知りたがるので、教えればひらがなもすぐに覚えたり、本も早くから一人で読むようになったり、年齢のわりにはできることが多かったと思います。

どこまでが元々の性格かわかりませんが、
子どもというのは、
やる気体力があれば、めざましく発達する!ということはよくわかりました。

そして砂糖は、やる気体力に影響を及ぼすことは確実なので、砂糖は控えめで育てた方が、子どもの発育もよく、育てやすい子になりやすい、と私の経験からは言えます。

【3歳までお菓子をあげずに育てた結果】

やる気・体力が人一倍あり、物覚えもよく育てやすかったです。

【恐怖体験】幼児が甘いものを食べすぎるとバカになる?

これはおやつに関する個人的な体験談なので、ご参考程度にどうぞ。

実は、我が家には
『子どもに甘いお菓子を与えるとバカになる!!』
という教訓があるのですが、これが生まれた経緯を紹介します、

どんな話かというと、
3歳になるまで甘いお菓子(砂糖)を与えず育てた子に、甘いお菓子(砂糖)を与え始めたら、あっという間におバカになった!話です。

我が家では「食」には気を使っていました。
最初に生まれた子に卵アレルギーが出たため、食に神経質になり、糖分も塩分もお菓子も控え、アレルギーのおかげか、かなり健康的な食生活をさせていました。

alpapa

最初の子って、どのご家庭でもこんな感じですよね。

しかし、3歳にはアレルギー数値が劇的に改善し、
その数ヶ月後には完治!主治医から卵解禁令が出ました。

アレルギーが治ったのが嬉しく、
これまで検査入院がんばってくれたし、もう3歳だし、たまにはいいや!と、私が甘やかし始めたのが事の始まり…

おやつ 食べすぎ 子ども

卵がたっぷり入った甘いものを食べると、満面の笑みで「ママ、先生もう卵食べていいって言ってたね!」とご機嫌な娘が可愛すぎて、一気に気が緩んでしまいました。

といっても、
毎日クッキーやプリンを与えていたわけではなく、週に3日ほどです。

その他は、
今まで通りのおやつを与えていましたが、
今考えると、これまで全く甘いお菓子や添加物を与えていなかった子に、突然この量は多すぎますよね!消化器官にも負担がかかってたと思います。

そして、
卵(の入った甘いお菓子)が解禁になって2週間近くたち、

私は、あることが気になりだしていた…

それは、
最近妙に落ち着きがないこと。
食事にも遊びにも集中がすぐに切れダラリと行儀悪い態度が目立つ…。

今までは楽しんでやっていた知育的な取り組みも、進んでやらなくなった、というか挑戦しようとすることが減った? 疲れているというか、眠そうというか、ダラダラ過ごしていることが増えた気がしていました。

例えば、初めて行く公園などで、3歳児には難しそうな遊具があっても、今までは「やりたいー!やってみるー!」と、とりあえず挑戦するタイプだったのが「いいや、しない」という調子でした。

最近は消極的だな….
そのわりに突然ぐずったりする。

でも相変わらず元気だし、
食欲もあるから病気とかではなく大丈夫かな。
イヤイヤ期が終わって、おとなしく感じるだけかな?とモヤモヤしていました。

そして、
このタイミングで実家に帰省。
すると、おじいちゃん、おばあちゃんは、待ってました!かのごとく
「まぁ〜卵アレルギー治ったのね〜プリン食べる?アイス食べる?何が食べたい?」と甘やかし放題!

ここで「あ、これはマズイ、最近甘いもの食べさせすぎだ」と、私が思った時にはすでに遅く、気がつけば1週間毎日甘いものを食べていた!

3歳までお菓子あげない

もうですね、この間は
イヤイヤ期MAXと突発性発疹(別名:不機嫌病)が同時に来たレベルに機嫌が悪くなり、少しのことでギャーーーーッ!とぐずり散らかして最悪でした。

イヤイヤ期の自己主張のぐずり方ではなく、
何かにイライラしてるような状態でムッスーとした感じのぐずりです。

なんだこの可愛げのなさは。
我が子がこんなにかわいくないとは…。

集中力とか落ち着きがないとか、
それどころじゃない!

「お約束」は一切守れなくなり、今までしてた基本的な事(挨拶や「いただきます」、家に帰ったら手を洗う、食事中は立ち歩かない、寝る前は歯磨きするetc)をするにもいちいち機嫌悪くダラ〜っとされて

こっちがイライラするわっ!!(怒)

そしてこうなると
親も叱る事が多くなる→叱られてイライラして怒り返す、の悪循環!

叱ってしまうし怒ってしまう…
褒めて伸ばすというチャンスも日常から消えました。

これが日常なら知育とは無縁です。

知育って何?
幼児教育って何で必要?
3歳児なんて、それどころじゃないんですけど!という心境になります。

何かを学ぶ、一緒に楽しむ、とかいうレベルではなく、今日1日平穏に過ごせたら奇跡!それ以外のことをする余裕なんて一切ございません!という感じでした。

この時の態度と
機嫌の悪さといったら本当にヒドく、

一言で表現すると
『うちの子バカになった!』と思いました。

お菓子、
教えなきゃよかった…。

ママのイライラが急激に増え
育児がめちゃくちゃ大変になりました。

その後、
祖父母宅から帰ってからは、
完全にお菓子を排除!

すると、
3日目後にはさっそくおバカが減り始め、4〜5日目には落ち着き、そしてしばらくして、いつもの娘にケロッと戻りました

まるで何事もなかったかのように元に戻りました….。

alpapa

今まで与えていなかったので顕著に出たのかもしれませんが、『砂糖って毒だな!』と実感しました。

それにしても
この時はホントに大変で、寛大なパパまで
「もう、ほんとに甘いものあげないで、甘いもの配るお友達にもなるべく会わせないで!」と完全に引いてました。

それどころかパパは
血糖値が上昇しやすい炭水化物の量まで減らそうとする始末!
そのくらい最悪だったのです。

それから
娘の調子は戻ったのですが、
残念ながら、甘いものの味を覚えたことには変わりなく、機会があれば喜んで食べます。

ただ、おやつのルールを決めたり、習慣化させない工夫をしたので、日常で欲しいとぐずったりすることはなく、小学生になった今も甘いものを食べる習慣はありません。

また、普段は甘いお菓子(砂糖)を食べないせいか、喜んで食べてもたくさんは食べられず、調子に乗って食べ過ぎると、吐き戻したり、翌日はダラリと眠そうにしています。

alpapa

よく運動する子なので、睡眠が大切なのですが、食べすぎると睡眠の質が下がって熟睡できないからじゃないかな…?と思います。

私たち大人も、疲れやすい、気分が乱れやすい、急に老けた、など、こういった色々な原因が「甘いもの」にあることは多いので、大人も子どもも気をつけたいものです。

そして思い返してみると、
うちの子は育てやすかったです。
なんでもすぐ覚え、よく遊び、よく寝て、賢かったです。

甘いお菓子を与えるまでは・・・

もしかして、
うちの子が育てやすかったのって、
砂糖(毒)をあげずに育てたから?

うちの子が物覚え良かったのも、
甘いお菓子(毒)の影響を受けなかったから?

と、思ってしまいました。

幸い発見が早く
甘いものの量を管理してからは
記憶力体力も元に戻りましたが、

あまりにも育児が大変になったため
卵解禁後、我が家で揺るぎない教訓が生まれました▼

『子供に甘いお菓子を与えるとバカになる!!』

あくまで我が家の教訓です。
一般論でも何でもありません。
うちの子の体質のせいかもしれませんし、どうか悪しからず…。

ということで、
育児の失敗談をご紹介させていただきましたが、正直なところ、周りのお子さんを見ても、甘いお菓子をよく食べている子は、体力がなく疲れやすかったり、気分のムラが激しかったり…という子が目立つように感じます。

小さい頃から甘いお菓子が習慣になっている場合は、気分にムラがあったり、物事に消極的だったりするのは「そういう性格だ」「子どもはこんなもんよ!」と思ってしまうかもしれませんが…

それ、本当にその子の元々の性質でしょうか?

何歳から甘いお菓子を与えていますか?

本当はもっと、
いろんなことができる子なのに、
砂糖に邪魔されていませんか?

毎日の「食事」や「おやつ」を見直すと、
ぐずりや癇癪が解消したり、持久力がついて、もっと遊び学ぶ時間も増えます。

ママから見ても、子どもの体調と心が安定している方が、育児は楽になるので、甘いものを与え過ぎている場合は、一度おやつの見直しをしてみてくださいね!

そして、
心の安定した、
体力ある賢い子に育てるコツは、まだまだあります^^

「地頭のいい子に育てるコツ7大特典」をプレゼントしていますので、「0歳からのママスクール」のLINEをお友だち追加してぜひ受け取ってくださいね▼

オススメ記事