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フラッシュカードとは?自宅でのやり方と効果、何ヶ月から始める?

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フラッシュカード

こんにちは、カードは基本手作りのalpapa(アルパパ)です。(@mamaschool)

フラッシュカードとは何か、やり方とその効果、作り方について、そして懸念される弊害も、体験談と合わせてご紹介します。

目次はこちら↓

フラッシュカードとは?

知育教材としてよく使われるフラッシュカードについて。

フラッシュカードとは、幼児に絵や文字のカードを素早く次々と見せながら
多くの情報をインプットし、右脳を活性化する遊びです。

フラッシュカードをする目的は
瞬時に見たものを記録する回路を活性化して作ってあげること。
記憶力の器を大きく広げてあげること、語彙力UP、子どもの記憶力を質の高いものにしてあげることが効果として挙げられています。

もともと幼児期には映像記憶能力という、
見たものを丸ごと取り入れる能力が備わっているのですが、
成長するにつれこの能力は失われます。

しかし、この能力は
失われる前に活性化し鍛えておくことで、大人になっても高いレベルの記憶力が保持できます。

そのトレーニングとして幼児期に使えるのがフラッシュカードです。

映像記憶についてはこちら↓
幼児の【映像記憶】を鍛えるトレーニング!スーパー記憶力を身につける

フラッシュカードの種類

フラッシュカードの種類

フラッシュカードには記号や文字など、
いわゆる役に立つ情報をインプットするタイプも、単に子供が好きな絵で楽しんで語彙を増やすタイプもあります。

いろいろな会社から販売されている
ひらがなカード、乗り物カード、野菜カードetc
これらも全てフラッシュカードです。
またはフラッシュカードとしても使えます。

フラッシュカードは、子供の興味のあるものがよく見てくれるので、白紙のカードに子供の好きなものを印刷して手作りがオススメです。

まだ赤ちゃんなら記号でも漢字でも、
何でも見てくれますが、そのうち見てくれるもの/見てくれないもの、に分かれてくるので「これだったら興味を持つかな?」と思うものを選んでいきましょう。

とりあえず子供がどんな反応か、
お試ししたい方には、七田式のこのセットがオススメです。

その他、
おすすめのフラッシュカードはこちら↓
幼児におすすめのフラッシュカード!くもんvs七田式vs家庭保育園


記憶力を鍛える方法としてこういった遊び方もオススメ。
幼児の記憶力トレーニング【記憶カードゲーム】2歳からの知育に◎

フラッシュカードのやり方・作り方

記憶カードの使い方2

フラッシュカードのやり方は、
お子さんに興味のあるカード用意し、
素早く読み上げながらめくって見せるだけです!

「たべもの」「電車」「どうぶつ」など、カテゴリー別にカードを分け、始める前にカテゴリーも伝えてあげましょう。

うちでは1カテゴリーにつき10〜20枚づつ好きなものを印刷してつくってます。

スピードは1枚1秒以下が理想的ですが、
読み上げるスピードが追いつく程度にはっきり発音してあげてください。

どんな絵カードでもOKですが、
このように背景がない絵単品のものを選びましょう▼

記憶カード

子供の興味に合わせ手作りもです。
うちは普通の厚手の印刷用紙を買ってフラッシュカードを作ってます。

フラッシュカードの手作り
基本、印刷するだけですが、
詳しい作り方はこちら▼
幼児用フラッシュカードの作り方|パソコンとプリンターで簡単キレイ



自作の場合、使う紙によってはかさばって全然めくれません…そういう時は、100均で売っている養生テープ普通のセロハンテープをカードの裏に貼ると、サクサクめくりやすくなります。

手作りカードの表と裏はこんな感じです↓

フラッシュカードの作り方

指サックをつけてもめくりやすいです
リング型指サックは塾の先生も使ってたりして便利ですが、私はカードをやる前の一手間がめんどうで結局使わなくなりました(^_^;)

20枚くらいのカードを後ろから前へめくるのが一番めくりやすいです。

フラッシュカード自作用の紙に、
どの紙がいいか迷ったらこちらがオススメ▼
手作りフラッシュカード用紙ならコレ!印刷用紙とめくりやすい紙

作っていると…とんでもない枚数になっていきます(汗)
子供が好きな言葉の『文字カード』はアプリやwordで簡単に作れますが『絵』のカードは買うか、フラッシュカード用素材をダウンロードする方が楽かもしれません。

手作りカードのいい所は
子供の好みにあわせて作れる事ですね。

わたしもこんな感じに自作してます▼
分数フラッシュカード素材のダウンロード《手作り印刷カード》

フラッシュカード用素材をnoteに出してます▶︎こちら

すぐに大量にほしい場合は、
『七田のかな絵ちゃんシリーズ』がおすすめ

かな絵ちゃんA600枚、B600枚の1200枚セット
1枚あたりを考えたら安いですね。

フラッシュカードの効果

フラッシュカードを行うと、実際に子供はどんどん言葉を覚えていくので、フラッシュカードは知識を詰め込むだけのもの・覚えさせるもの、と勘違いされがちですが、そうではなく多くの高速情報により右脳を刺激するものです。

フラッシュカードの効果は、

  • 右脳を刺激
  • 記憶の回路を活性化
  • 記憶力の器を広げる
  • 言葉のインプット
  • 語彙力UP

です。

フラッシュカードを使って
大量の情報を素早くインプットすると、
左脳で処理しきれず右脳で処理されます。

記憶というのは左脳で行うより、
イメージとして右脳で行うことで楽に大量の情報が記憶できます。

なぜなら細部を理解しないと記憶できない左脳にくらべ、右脳は与えられたものを丸ごとイメージで飲み込めるからです。(右脳記憶力)

左脳優位の大人にとっては、記憶するとは、理解して定着させる作業なので、暗記系の勉強は精神的にもとても疲れます。

しかし右脳が優位に働いている子どもの脳は、ひとつひとつをいちいち理解して記憶するわけではなく、イメージとして飲み込むので、大人が考えるよりずっと多くの情報を簡単に記憶することができるのです。

フラッシュカードの注意点

繰り返しますが、
フラッシュカードもドッツカードも、
無理やり覚えさせたり、詰め込んだりするためのものではありません。

もちろん子どもは自然と覚えてしまうのですが、フラッシュカードを楽しんで行うことによって、
■右脳が刺激され、活性化される。
■その結果、自然とイメージ記憶され、知識が蓄積された。

ということがポイントです。

なのでもし、
フラッシュカードをしている時に
こんな状態ならNGです▼

□ 無理に覚えさせようとしている
□ 「しっかり見なさい!」と叱る
□ 子供が楽しんでいない
□ 覚えているかテストする
□ ゆっくりめくっている
□ ママがイライラしながらやる

この状態では、
おそらく効果はでないと思います。
特に、
・楽しんでいない(強制)
・覚えているかテストなど、
子供が嫌がっていたり、困惑しているのに無理やりアウトプットさせるなどはです。

また、
以下のことにも注意して行なってください▼

□ アウトプットは楽しんでやる。
□ 子供が楽しんでいなければやめる。
□ ママも楽しむ。
□ 「もっと見たいのに〜」という腹八分のところでやめる
□ 1日数分で十分。(長くても合計で15分)

定期的なアウトプットは大切ですが
「テスト」ではなく、楽しんで子供から言い出したくなるアウトプットがです。

そして、やりすぎず
子供がやめたくなる前にやめてください。
ちなみに我が家ではカードの時間は1日1分以下です….。

フラッシュカードの何歳まで効果がある?

結論から言うと、
フラッシュカードの臨界期は5〜6歳と言われています。

つまり、
効果を発揮するのは幼児期だけです!

フラッシュカードの一般的な目的は、
どんどん右脳に情報を入れてあげて右脳を活性化してあげよう、
広げれるうちに記憶の回路を広げて受け皿を大きくしておいてあげよう、です。

そう、広げれるうちに。。。

というのも、
子供の脳は3歳ごろからどんどん左脳優位に働くようになります。

これまで急激に増えていたシナプス密度は3〜5歳をピークに減少
使われていないシナプスは大量に刈り込まれ消滅します。(刈り込み現象)

刺激をうけているシナプスだけが生き残り、他は「この回路使ってないね、じゃあ捨てます!」と刈り込まれてしまうので、脳はよい刺激を受け続けることが重要です。

そして6歳をすぎると、
世界を吸収する速度はぐんとゆっくりになります。

こういう現象があるということを考えると、フラッシュカードがよい脳刺激になるのは主に0〜3歳、最高でも6歳ごろまでです。

ただし、この時期に行なっていた場合は
6歳をすぎても「右脳の刺激」として効果があるので、6歳になったからといってパタッとやめてしまわなくても楽しんで続ければOKです。

6歳までの脳の状態について↓
ママは絶対知るべき!6歳までの子供の心、間違えた子育てをやり直したい

フラッシュカードは何歳から?

フラッシュカードは一体何歳からがベスト?

フラッシュカードはドッツカードトーナルカラーカード同様に、
赤ちゃんが色を認識しはじめる3〜4ヶ月ごろから使えます。
そして臨界期は5〜6歳ごろと言われています。

0〜3歳のママへ↓
3歳までの育て方で、子どもの人生は大きく変わる。3歳までの心と脳

フラッシュカードは1日何分?

特に時間は決まっていません。

注意点では長くても15分と書きましたが
0歳4ヶ月なら10分ほどで十分に感じます。
それも、10分間続けて行うのではなく、
数秒〜3分を3セット、というように分けましょう。

なぜか?

子どもが飽きるからです

ねんねの0歳なら5分見てくれますが、
歩き出すころには1分もたたずに飽きて逃げるか、もぎとってグチャグチャです。
なので飽きずに楽しめるのがだいたい数秒〜3分です。

0歳から3分見ることに慣れてる子は、2〜3歳になっても見ててくれますが、問題は2歳のイヤイヤ期、フラッシュカードどころかおやつの時間さえ5分と座っておりませんっ!

時間は何秒何分か?ではなく
うちの子の場合、何秒なら飽きずに見てくれるか?
で、決めてください。

フラッシュカードの弊害はウソ?

フラッシュカードで検索してみると弊害についての批判がでてきますが、
これは医学的にも脳神経科学的にも証明されていません

効果も証明されてない
と言われますが、
何十年も幼児塾で活用されていて、歴代のママたちが効果があったと経験しているのですから、今更証明する必要はないかと思います。

またビッツカード(フラッシュカード)を使ったドーマン博士の長年の研究でも、誰一人弊害が出たという報告はありません。

ドーマン博士の
ドーマン・メソッドについてはこちら▼

【ドーマンメソッド、その後】グレン・ドーマン博士の教育法で育った子ども達

おそらく、フラッシュカードは
「無理やりの詰め込み」と勘違いされている方による誤解だと思います。

もし大量の情報を、
左脳優位の6歳以上の子に押し付け、その上「覚えなさい!」と何時間も強制するならそれは詰め込みです。(受験生がやっている詰め込み勉強です)

もし、懸念される問題が、
受け身で情報を与え続けること」なら
テレビを見せると自主性が失われると言われるのと似ていますが

フラッシュカードは
親子のコミュニケーションの中で行われます。

そして、
その時間も1日たったの数分です。

仮にこれで弊害がでるとしたら、
ママと絵本をパラパラめくっても、テレビを1日数分みせても弊害がでるということになります。

ありえませんね。

ちなみに、
もし幼児の心や言動に何か問題が出る場合、
1日数分のカードうんぬんではなく、愛情不足や家庭環境、強制的にさせるなど、どこか別のところにメインの問題があると考えるのが自然です。

娘が通う幼児塾でもフラッシュカードを使っていますが、誰一人フラッシュカードで弊害の出た人はいません

良い影響は多くありましたが、
悪い影響はゼロでした。

おそらく何かしらの問題があった子が
たまたまフラッシュカードをやっていて、
それがネットで噂になり一人歩きしているように感じます。
絶対音感による弊害もそうですよね。

いずれにせよ、
ママがカードを1日数十枚見せる程度で弊害がでることはありませんのでご安心ください。

ただし、
フラッシュカードの注意点はよくお読みください。

それでもやっぱり心配な方は
けして行わないことも大切です。

「弊害がでたらどうしよう」
「本当に効果あるのかな?」と疑いながらやっても、うまくいくはずありません。

そういう方にはフラッシュカードより
2歳からの『メモリーカードゲーム』がおすすめ↓
幼児のカードゲーム!2~3歳からおすすめ神経衰弱メモリーゲーム

フラッシュカードを見てくれない時は?

1日たった1分!
それでも、なかなか見てくれない時もあります。

そんな時は、
カードの枚数を減らして数秒で終えるか
子供が大好きなもののカードを作ってあげてください。

うちの子、何なら見そうかな?
と考えてみてください。

例えば電車好きなら、山手線の駅名や電車の種類の絵など、ネットで拾ったものでいいのでカードに印刷して見せてあげてください。

作り方はこちら↓
幼児用フラッシュカードの作り方|パソコンとプリンターで簡単キレイ

ドッツカードを手作りする方へ
効果のある作り方は⇒こちら

フラッシュカードは読み上げながら見せるので耳からもインプットしていますし、まじまじ見てくれなくても効果ゼロではありません。

カード自体に興味を持ってもらうため、
子供が楽しんで見てくれるカードも見せてあげてください。

こちらの記事の最後で
「フラッシュカードのいろいろな遊び方」も紹介しています↓
幼児におすすめのフラッシュカード!くもんvs七田式vs家庭保育園

それでは、
楽しんで取り組んでください☆

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