こんにちは、alpapa(@mamaschool)です。
『3歳の記憶力はどのくらい?』
記憶力は勝手に伸びる、
と思っている方が多いですが『記憶力』というのは勝手に良くなるものではなく、鍛えて伸ばすものです。
ゆえに、
3歳の記憶力はどの程度?というと、
記憶力を(日常や遊びの中で)鍛えている子と、鍛えていない子では大きな差があります。
そして3歳は
記憶力の土台を育てるピークの時期。
3歳を過ぎると記憶(右脳記憶)が苦手になり、6歳をすぎると情報吸収能力は著しく下がっていく、と言われています。
この記事では、
■3歳はどんな時期か?
■3歳はどのくらい記憶力があるか?
■3歳まで・3歳から記憶力を上げる方法
について紹介します。
3歳はどんな時期?
発育の段階でみると、
3歳は『自立心』『コミュニケーション能力』の土台が育つ時期。
この時期になると、
何でも自分でやる!とやりたがったり
今までママにべったりだったのが、
お友達に興味を持ち始め、お友達との関わり合いの中で「あいさつ、順番、お約束」など社会のルールやコミュニケーションを学び始めます。
また「なんで?」「どうして?」と
あらゆることの理由を知りたがる「なぜなぜ期」も訪れます。
こういった成長の中で、
発語も増え、語彙もどんどん増え、
今まで教えた内容のアウトプットも盛んになっていきます。
目に見えた成長を感じ、
例えば記憶することに関しても、
「絵本の内容を暗記してる」
「ひらがなを覚えてしまった」
「聞いた曲はすぐに覚えて歌ってる」
など、うちの子天才!と思うような事が多々あります。
その反面、
こないだはできたのに
今日はできない..。
わかっているのか、いないのか、どっちなの?という曖昧な時期でもあります。
3歳の記憶力はどのくらい?
これは、
記憶力を鍛えている子と鍛えていない子
(または遊びで自然と鍛えられた子)では、大きな差がありますが、
目安として3歳は、
■ひらがなの読みができる。
■記憶カードは20〜40枚記憶できる。
■興味、関心を持ったこと、印象に残ったことは、写真のように記憶できる。
3歳の記憶力では
上記のようなことはできます。
しかし、これらが
できなくても発育が遅いというわけではありません。
あくまで目安として、
ひらがなを覚える平均年齢は
3歳年少女児で70%
こちらが詳しい調査結果です▼
【調査結果】ひらがなが読めるのは何歳?ひらがなが読める平均年齢
記憶カードなら20〜40枚について、
『記憶カードゲーム』とは、多くの幼児教室で定番となっている記憶ゲームで、絵カードを並べてストーリーを作り、記憶していくゲームです。
七田塾、イクウェル、キッズアカデミー、
その他多くの幼児教室や幼稚園でも記憶力を鍛えるトレーニング&遊びとして行われており、家庭でも1歳半〜2歳ごろからオススメです。(どう選ぶ?0〜6歳の幼児教室・比較は⇒こちら)
詳しい遊び方、
記憶カードの紹介はこちら▼
幼児の記憶力トレーニング【記憶カードゲーム】2歳からの知育に◎
(記憶力UP!幼児用の神経衰弱ゲームはこちら)
幼児が興味・関心をもったことを
写真のように記憶できる能力『映像記憶』についてはこちら▼
幼児の【映像記憶】を鍛えるトレーニング!スーパー記憶力を身につける
3歳まで、3歳から記憶力を鍛える方法
3歳までが『記憶力』の容量を広げるのに重要な時期といわれるのは、3歳までは右脳優位、そして右脳は見たイメージを素早く大量に、写真のように記憶することができます。
一方、3歳すぎからは
徐々に左脳優位になります。
左脳は、「考えて理解する脳」なので、新しい情報を取り込むには理解が必要となります。
左脳の働きが活発になることで
文字や言葉などを考えて使ったり、理解したり、論理的な思考ができるようになってきますが、左脳はじっくり考える脳なので処理が遅く、一度に多くの情報を記憶することができません。
子供の記憶力を上げたい場合は、
イメージでどんどん記憶してしまう右脳優位の0〜3歳のうちに、イメージを使って記憶することを鍛えておくことがカギとなります。
3歳までは考えなくても覚えてしまっていた脳が、じっくり考えるように成長し、考えることばかり優位に働きだすと、だんだんイメージ記憶を使わなくなり、使っていなければ衰えていきます。
逆に言えば、
日常で使っていれば(=鍛えていれば)
この能力は保持でき、将来の財産になります。
できれば右脳優位のうちのトレーニングが効果的ですが、3歳をすぎてもまだ間に合いますので、イメージ記憶(右脳)を刺激する遊びやトレーニングを日常に取り入れてあげてください。
3歳すぎたらもう遅い?3歳からもできることリスト
子供だけでなく、
大人でも記憶力が優れた人は、
イメージを使っています。
多くの情報を記憶したい場合、
左脳で一つ一つ細部までじっくり考えて処理していては、追いつきません。
記憶力を上げるには、
イメージする力を使うことが効果的です。
左脳も右脳も両方を使う
つまり、考えること+イメージの2つを上手に使うことで、3歳を過ぎても記憶力は鍛えることができます。
鍛え方は、
難しい特別なトレーニングではなく、
遊び、会話、ゲーム、など日常で取り組める内容です▼
【記憶力・イメージ力UPの方法】
・絵本の読み聞かせ
・子供との会話の時間を増やす
・好きなものを覚えさせる
・記憶カード、フラッシュカード
・絵本の読み聞かせ
絵本は幼児にとって最強の教材です。
幼児期に絵本を読み聞かせることで、
イメージ力だけでなく、子供の世界も豊かになるので、絵本は積極的に活用してみてください。
【絵本の効果・おすすめ絵本】
【読み聞かせの効果】絵本をたくさん読んだ子が小1になった結果は?
【2022年・くもん推薦図書】2歳〜5歳のレベル・年齢別一覧!
美しい絵本・絵が綺麗な絵本【子供に読み聞かせたいオススメ絵本】
・子供との会話の時間を増やす
子供とじっくり会話をしていますか?
毎日の会話を思い出すと「あれしなさい、これしなさい」ばかりで、問題でもない限り子供と話し合う事が少ないのではないでしょうか。
当たり前のことのようですが、言葉を聞いたり、質問をしあったり、今日あった事を思いだしたり、こういった会話だけでも幼児は多くの情報をインプットし、アウトプットし、イメージしています。
特に、歩きながらの会話は効果的で
歩いている最中は、脳がバリバリ記憶するタイミングです。
親子でお散歩をしながらたくさん会話する機会を作ってあげてください。(歩くことの効果は⇒こちら)
・好きなものを覚えさせる
子供の好きな物、恐竜でも電車でも、
ポケモンのキャラクターでも、
何でもOKです、図鑑などを見て、いろいろな種類・名前を覚えて『ものを覚えるトレーニング』を意識してしてみましょう!
・記憶カード、フラッシュカード
記憶カードやフラッシュカードは、
記憶力&イメージ力を伸ばすには定番でおすすめです。
フラッシュカードは、1セットもっていると記憶カードにも遊びにも使えるので、何をするか迷った方はカードを使ってみてください。
カードの種類は何でもOKですが、
都道府県や分数、図形など、どうせ覚えるものはこの時期にインプットしておくと◎です。
おすすめのフラッシュカードはこちら▼
幼児におすすめのフラッシュカード!くもんvs七田式vs家庭保育園
【フラッシュカード関連記事】
フラッシュカードとは?自宅でのやり方と効果、何ヶ月から始める?
都道府県フラッシュカード・ダウンロード【手作り印刷用】
分数フラッシュカード素材のダウンロード《手作り印刷カード》
また、子供によって
情報の捉え方に個性があります(認知特性)
耳で記憶するのが得意だったり、
目で見て記憶する方が得意なタイプだったり、というのもあるので少し観察してみてください。
3歳で記憶力が悪い?原因は?
「記憶ってどうやってするの?」
「どうやって鍛えるの?」
3歳で記憶力が悪いなぁと感じる場合、
こちらの記事もご参考ください▼
【子供の記憶力が悪い】教えていても覚えない、記憶力が悪い原因は?
また、
知育的な取り組みをしているのに、
子供の記憶力が悪い…
ひらがなを教えているのに覚えない!
という場合『頭の働きが悪くなる生活習慣』がないかご確認を▼
3歳・4歳ひらがなを覚えない!幼児の物覚えが悪い原因は?
最後に、胎児〜6歳におすすめの
記憶力UPに効果的な食べ物も紹介しておきます▼
妊娠中の食事、胎児への影響は?『賢い子』に育つオススメ食材
それでは、
楽しんで取り組んでみてください^^
小学生・中学生になって
一気に勉強を詰め込ませようとしても、記憶力の土台・イメージ使い方が育っていないと、なかなか入っていきません。
日常の遊びなどで、
小さい頃から右脳刺激をして、コツコツ育てていくのがオススメです。
七田式 0~6歳の 週末右脳あそび