こんにちは、alpapa(@alpapa)です。
『ひらがなはいつから読める?』
『平均で何歳?』
ひらがなが読める年齢というと、
だいたい3歳ごろかな?
というイメージがありますが、実際の調査結果を発表します。
【結果】ひらがなが読めるのは何歳?3歳で70%
以下、文部科学省の調査より
『かな文字を読める』のは▼
【年少児】
男児・・・58.9%
女児・・・70.0%
【年中児】
男児・・・81.9%
女児・・・89.7%
【年長児】
男児・・・92.1%
女児・・・97.7%
【参考】文部科学省「幼児教育実態調査/2.子供の発達の状態(16p)」より
だいたい一般的な予想通りですね。
この中でも『自分の名前をひらがなで書ける』子は▼
【年少児】
男児・・・31.8%
女児・・・59.6%
【年中児】
男児・・・77.4%
女児・・・94.1%
【年長児】
男児・・・96.5%
女児・・・98.8%
という結果になっていました。
1歳半〜2歳でもひらがなを読める子も見かけますが、このデータを見る限り、とりわけ急がなくても多くの子が3歳年少で読めるようになっている結果です。
では、3歳〜5歳でも
まだ読めない子は発達が遅いの?というと、そうではなく単に
■ 文字に興味がない
■ 親が教えていない
という事が大きいです。
幼児の吸収力はすさまじく、
一度興味を持ったらあっという間に覚えてしまうので、能力の問題ではなく「興味をもつかどうか」の差が一番の要因と考えられます。(なので周りと比べなくてOKです)
では、
ひらがなに興味をもってもらうには?
ひらがなはいつから?ひらがなに興味をもってから!
ひらがなに興味をもってもらうには、
●遊びの中に取り入れる
●絵本を使う
●「読む」の存在を教える
●絵日記
これらがオススメです。
日常の遊びの中でさりげなく目に入るよう、あいうえお積み木やひらがな表は地味に効果があります。
オススメのあいうえお積み木7選▼
《知育効果のあるひらがな積み木》かわいい絵は効果なし?選び方のコツ
ひらがな絵本もおすすめです。
寝る前に絵本を読んでいるなら
パラパラと数ページ見せるだけでも自然と記憶に定着していきます。
おすすめはこの2冊▼
『ひともじえほん』は興味をもたせるには◎、『むしのあいうえお』はシンプルな文章入りで、ひらがなを覚えた後の音読にも長く使えて◎です。
また、興味がないわけでもないのに
「物覚えが悪い..」という場合は、こちらの記事をご参考ください▼
3歳・4歳ひらがなを覚えない!幼児の物覚えが悪い原因は?
ひらがなを読む前に、まず教えること
また、はじめて文字を教えるに
当たり前すぎてあたり見落としがちな事は、
『読む』ということの存在に気付かせる
ということです。
どんな子も世の中に「読む」という行為があると知るまでは、とくに読む事に興味を持ちません。
引用元「赤ちゃんに読みをどう教えるか」/(著)グレン・ドーマン
『文字は読むもの』というのは
大人にとっては当たり前ですが、
この世に生まれてまだ数年の子は「読む」という行為の存在すら教えないと知りません。
日常の中で当たり前に目にする「文字」ですが、それに意味や目的があるということを教えてあげましょう。
「文字は読むもの」ということを知らずして、それに興味をもつということは考えにくいです。
例えば、お散歩の時に、道路標識の文字を教えたり、子供の前で親が読書している姿をみせてあげたり、絵本の読み聞かせも◎です。
0歳から読みを教える場合、参考になる本を紹介しておきます▼
ひらがなが読めても、書けない子は?
ひらがなの『読み』はできても
書く方の練習がなかなか進まない場合は
『絵日記』をつけるのがおすすめです(なぞり書き練習は不要でした)。
たとえば、
「○がつ△にち、こうえんでAちゃんとあそんでたのしかったです。」
こんなシンプルな一文でもいいので、
1日の楽しかった事、自分が言いたい事を書くほうが、すすんで書いてくれます。
3歳〜6歳に絵日記帳を選ぶ時は
こんなふうに、1マスずつ区切ってあり少ないマス数のものがおすすめです▼
ジャポニカ、、
なつかしい。。
これ、昭和生まれのママでも見覚えがありますね。
詳しくはこちらをどうぞ▼
ひらがなを書く練習は何歳から・どうやって?楽しんで書くオススメ練習法
ひらがな・カタカナが読めると、
図鑑や道の標識、駅名などすすんで読むようになりますし、子どもが自分で調べて見つける事が増えるので、子どもの世界が広がります。
ぜひ、いろいろ取り組んでみてくださいね。
参考までに、3歳1ヶ月で自然と
ひらがなが読めるようになった方法▼
【ひらがなの覚え方】3歳でどうやって覚える?自然に覚えた教え方