こんにちは、alpapa(@mamaschool)です。
子供の習い事は何歳から始める?
「うちもそろそろ何か習わせた方がいいかな…?」と、考え始めている方へ、習い始めにオススメな年齢と理由、習い事のジャンル、費用などを詳しく紹介します。
この記事はこんな方にオススメ
・習い事を始めるのにオススメの年齢と理由が知りたい
・どんな習い事が何歳からオススメか知りたい
・習い事にかける費用の平均は?
目次
習い事は何歳から?
子供を習い事は
一般的には3歳から始める家庭が多いです。
以下は、
子供が習い事を始めた年齢の調査結果です▼
株式会社インタースペース 調査結果
もっとも多かったのは3歳
続いて4歳、次に0歳、5歳という調査結果がでました。
全体でみても
約9割が未就学児のうちに習い事を始めている家庭が多いですね。
その中でも多い3歳ですが、
多くのお教室は、生徒の対象年齢を3歳からとして生徒を募集しています。
なぜ3歳からか?
一般的な理由としては
・母子分離ができる年齢
・イヤイヤ期が終わるタイミング
・自分でやりたい!が増える時期
・まだ脳の吸収力がすさまじい時期
・先生の話や指示を聞けるようになる年齢
↑
このような事が起こる時期が『3歳』だからです。
また、何事を教えるにも
7歳に教えるより3歳児に教える方が、はるかに簡単で早く、多くを吸収します。
【習い事をさせるメリットは?】
うちではできない事を経験をさせてあげれるというのが大きな魅力です。
そして新しい友達との交流、目標に向かって挑戦するという経験を、人生でもっとも吸収力の高い幼児期に得る事ができます。
また、ずっと子供と二人っきりで正直しんどかったママにとっては、ママ友ができたりと、ママの良いリフレッシュタイムになる事も多いです。
【習い事をさせるデメリットは?】
子供が嫌がっている事を無理やりさせる事です。
これは月謝の無駄になる上、将来そのジャンルが嫌いになる可能性もあります。
次に、習い事は何歳からが良いか
おすすめのタイミングを年齢別に紹介します▼
0歳の習い事は母子一体が基本
人の脳は、3歳までに80%
6歳までに90%が完成すると言われています。
その中でも0歳の赤ちゃんの脳は、極めて吸収力が高く、触れるものすべてから学んでいます。
この時期に
習い事でも家庭でも大切なのは、
・スキンシップ
・皮膚接触
・五感の刺激
赤ちゃんの脳は特殊で、
生後〜1歳ごろまでは、生身の人間とのふれあいの中で学習するよう特化した脳になっています。
特に赤ちゃんの皮膚は『露出した脳』とも呼ばれ、皮膚接触を通した直接的な関わりから多くを学びます。
例えば、言葉を教えるにも
身体に触れられずに聞いた言葉より
「スキンシップをして身体に触れながら」聞いた言葉に対して脳が大きく活動します。
つまり赤ちゃんには
スキンシップなしの習い事や
CD・DVD学習では、効果が期待できないと言えます。
(詳しくはこちら)
1歳ごろまでの赤ちゃんは、直接的な関わりの中で、言語、認知、感情などを発達させていくので、見せるにしても映像ではなく実物のもの、聞かせるにしても生声や生音、そしてふれあいの中で五感を刺激し『好奇心』や『感性』を育ててあげてください。
0歳で人気の習い事は
ベビースイミングやベビーリトミック、これらは肌のふれあい、五感の刺激にも◎です。
また0〜1歳のうちは、
無理に習い事をしなくても
家庭でママと一緒にできる取り組みもオススメです。
たとえば赤ちゃん教育ではダントツ
ドーマンメソッドがオススメです▼
グレンドーマン博士の赤ちゃん教育メソッドは、知ってるだけで育児が変わる!
1歳からの習い事がオススメな理由
1歳は「やる気」「自主性」が育つ時期です。
はじめての『できた』に対して母子ともに喜びを感じ「やる気」が育ってくる時期になります。
また1歳は「実験期」と呼ばれ、
いたずらや同じ事などの実験を繰り返し、身をもって学んでいく「自主性」が育ってくる時期でもあります。
習い事をするなら、
やる気や自主性を育てるジャンルがオススメです。
この時期に人気なのは「幼児教室」
幼児教室では、工作、音楽、運動、知育、など、あらゆる実験を次々と体験させます。
小さくても多くの『できた!』体験を積み重ねることで、いろんな事に挑戦してみるという性質が備わるようになり(やる気が育つ)、逆に「ダメ!ダメ!」と実験を邪魔されたり「ベビーカーにのってなさい!」など強制されたりすると、すぐにやる気をなくしてしまいがちになります。
1歳は、小さなことでもたくさん実験させてあげてください。
幼児教室ってどんな所?何をするの?
という方はこちらをどうぞ▼
0歳〜3歳の習い事でおすすめ『幼児教室』通わずに家で教育できる?
2歳からの習い事がオススメな理由
2歳は「集中力」「想像力」が育ってくる時期です。
例えば積み木を子どもにわたすと、
0歳は口にいれたり投げたり叩いたり、1歳頃には積み重ねたり、積んでは壊しを繰り返したりします。
これが、2歳を過ぎた頃から、色わけをしたり、家をつくったり「造形」をするようになりますが、集中力を伸ばすのは、このタイミングです。
習い事を選ぶ時も、
「集中力」を養うリトミック、ピアノ、体操教室、スイミング、幼児教室、などがオススメの傾向にあります。
ただ、イヤイヤ期にさしかかるころなので、習い事どころかママの抱っこもご飯も拒否!何もかもイヤ!という子もいます。
個人的な経験では
習い事を楽しむならイヤイヤ期が始まる前か、または終わってからが月謝を無駄にせずに済みます…。
3歳からの習い事がオススメな理由
習い事を始める時期で最も多いのが3歳。
3歳になると、募集している教室の幅もぐんと広がります。
そんな3歳はどんな時期かというと
「自立心」「コミュニケーション能力」をが育ってくる時期です。
巧緻性(指先の器用さ)が上がり、
体力もつきはじめ、なんでも自分でやってみたい!という時期なので、特に手先や体を使う習い事がオススメです。
ピアノやバイオリン、バレエ、サッカー、英語教室などを始める子が目立ちます。
また、おしゃべりも上手になり、
お友達との交流に興味が広がる時期なので、3歳児だけのグループレッスンなどに参加させ、「自立心」「コミュニケーション能力」を伸ばしてあげるのに良いタイミングです。
習い事の種類と始める年齢
習い事のジャンル別にみると、
どんな習い事が何歳から始めるのがいいか、一般的に何歳から始める子が多いのか、そしてその平均費用を紹介します。
幼児教室は何歳から始める?
幼児教室は、
0歳〜3歳前に始める子が最も多いです。
その中でも「1歳になったから始めた」という1歳デビューが多い印象があります。
月謝は、
約8,000円〜20,000円です。
良い幼児教室を選ぶなら、
親への指導がしっかりしている事がポイントです。
・家庭でどんな取り組みをすればいいか?
・子供への接しかたのコツ
・子供の才能を伸ばすコツ
などを細かく指導してくれるので、育児や知育が初めてのママにとっては大きなサポートとなります。
全国で通える《幼児教室・比較》▼
習い事は何歳から?平均は3歳、習い事別おすすめの年齢を紹介!
通信教育は何歳から始める?
通信教育は、
1〜4歳の間に始める子が7割超えという調査結果があります。(⇒こちら)
中でも一番多かったのは4歳
幼稚園に通いだした子たちが、帰ってきてからの学習習慣のために始めたり、自分から「やってみたい!」というケースが多いようです。
月謝は約980円〜2500円!
幼児通信教育は小学校前の準備として
未就学児の習い事No.2にもなっています。
おすすめの通信教育はこちら▼
習い事は何歳から?平均は3歳、習い事別おすすめの年齢を紹介!
スイミングは何歳から始める?
スイミングは、
親と一緒に行うベビースイミングなら0歳6ヶ月から、子供のみで行うキッズスイミングは3歳からが主流です。
月謝は、
約5,000円〜8,000円です。
スイミングをするメリットは多く
・免疫力&運動能力の向上
・学習能力のUP
・脳の活性化
・心肺機能の強化
・アレルギー体質の改善
・姿勢がよくなる
など、子供の健康にも頭にも良いため、
例年習い事の人気ランキングのトップ3に必ずといいほど入っています。
東大生の6割以上が幼少期にスイミングを習っていたということで、いつの間にか「賢くなる習い事」といえばスイミング!という位置が定着しつつある人気の習い事です。
英語は何歳から始める?
英語を始める年齢は、
近年の英語教育ブームによりどんどん下がってきています。
英語はあらゆる動画・CD・オンラインコンテンツが豊富に安く出回るようになり、youtubeでも気軽に英語の教育動画が見れるため、0〜6歳(幼児期)のうちに何かしらの英語を取り入れる家庭が多いです。
英語の学習法としては、
・英語教室
・オンライン英会話
・通信教育or教材学習
・アプリ学習
この4つのどれかになります。
中には赤ちゃんに英語CDを聞かせるママもいますが、これは0歳の習い事で紹介したように、研究で効果が期待できないと出ていますので、0〜1歳では英語教室一択です。
年齢別オススメにすると
0〜1歳:英語教室のみ効果あり
2〜3歳:英語教室、オンライン英会話、教材学習
4〜5歳以降:↑上記に加え、アプリ学習の取り入れも○
それぞれの平均月謝は、
英語教室:10,000円前後
オンライン:3,000円〜5,000円
アプリ:800円〜2000円
英語教室はまだまだ費用が高いですが、
お手頃なオンライン英会話やアプリでも十分基礎が育ちます。
会話力をつけるなら⇒オンライン英会話
単語など基礎学力を上げるなら⇒アプリで遊ぶ、程度でもこの年齢ならぐんぐん吸収します◎
現在うちの5歳児はこちらのアプリ▼を試していますが、使いはじめてすぐ英単語が読めるようになったり、フォニックスがわかるようになって、月700円程度で満足です。
習い事は何歳から?平均は3歳、習い事別おすすめの年齢を紹介!
英語アプリのダウンロードはこちらからできます。
ちなみに、
子供オンライン英会話の2021年のランキングによると
子供に使わせたいオンライン英会話
オンライン英会話 料金満足度
これら3つの項目でNo.1をとったのは、学研の『クラウティ』です。
私も試してみましたが、
1レッスン83円からという価格でフィリピン人の先生たちが熱心に教えてくれます。
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気になる方は無料体験してみてください。
体験レビューはこちら▼
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英語は、今はかなり安く習えます。
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ピアノ・リトミックは何歳から始める?
ピアノを始める年齢で最も多いのは3〜4歳
ただしピアノ教室の中でも、
江口式や鬼頭式などの絶対音感プログラムを取り入れているピアノ教室は2歳から始める子も多い傾向にあります。
月謝は
約5,000円〜7,000円です。
脳育としても人気のピアノですが、
一方で、落ち着きのない子や集中力が育ってない子には、4歳でも不向きな習い事です。
しかし、幼児クラスのうちはリトミックやリズム遊び、ソルフェージュと並行して行う教室が多く、レッスン時間ずーっとピアノの前に座らせているという音楽教室はほとんどないです。
また「絶対音感」については
5歳の今になって思うことは、聴覚が完成する前に始めた子達は、ドレミの単音や和音を聴かせれば言い当てるので、わざわざトレーニングしなくても自然と身につくんだなぁ、と思いました。
子供に絶対音感をつけるなら3歳までがベスト!6歳までがマスト!
ピアノを習い始めると
「ピアノを買わなくちゃいけないの?」と思いますが、ピアノはまだ買わなくていいです!
ピアノ教室の先生も「ピアノ買うのは小学生まで続いてからで十分よ〜」と言っていたので、最初の2年はキーボードで練習して、5歳の誕生日にようやく電子ピアノを購入したところです。
周りの子達も同じようにお手頃なキーボードや、お古のキーボードで練習してました。
これで十分!
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サッカー・野球は何歳から始める?
サッカー・野球に関しては、
5歳から始める子が多いです。
というのも、小学校のサッカークラブ、野球クラブでは『年長から入部OK』となっている学校が多く、週末の朝などは幼児もまざってグランドが賑わっています。
小学校のクラブではなく
公園などで民間コーチが運営しているクラブは4歳からの募集もみられます。
月謝については、
小学校などの少年団クラブは無料でやっているところもあり!
民間クラブでも約2,000円〜5,000円と、良心的な価格なところが多いです。
サッカーも野球も
幼児にとってはルールが複雑なスポーツな上、チームワークが必要なので、学びが多いですね。
しかし年長のうちは、
打ったら3塁へ走る子。
キックオフ直後に全員でボールを取り合う、など、見学にいくと面白い姿がみられます(笑)
くもんは何歳から始める?
全国に1万教室以上!
というコンビニ級に多いKUMONは、4歳〜7歳で始める子が多いです。
ベビーKUMONの月謝は2200円。
入会金もナシです。
KUMONやベビーKUMONは
小学校入学前に「読み書き」や「簡単な計算」は覚えておこうかな、という感覚で始める家庭が多いです。
「自ら学ぶ力」を大切にするKUMONでは、自学自習形式でひたすらプリントに取り組ませるので、結果もわかりやすく出ます。
「ひらがなを全部覚えた!」
「計算ができるようなった!」
という明らかな成長を見れるので、満足度も高い習い事です。
親がさせたい習い事vs子供がしたい習い事
『どんな習い事が将来役に立つかしら?』
と、ほとんどの親は自分がさせたい事を子供に期待しますが、できれば親がさせたい習い事より、子供が「楽しい!やりたい!」と夢中になる事を優先させてあげてください。
でも、バレエやピアノなんてさせてもプロになるわけじゃないし費用高い…だったら英語やらせたいわ!
気持ちはわかります…。
でも、子供の間に経験させると最も良い事の一つに「好きな事に夢中になる」というのがあります。
なぜなら、脳には『汎化』という性質があり、ジャンルは問わず何かにハマって夢中になることで、そのジャンルと関係のない別の部分の能力まで開花したり、脳全体の機能がアップしたりするのです。
脳には『汎化』という特徴があります。
引用元:16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える「賢い子」に育てる究極のコツ/瀧靖之(著)
これは「何か一つの能力が伸びると、それには直接関係しない部分の能力も伸びていく」というものです。
人の脳は、好きなことをすれば伸びる!
という仕組みになっています。
幼児期こそ、好きな事をたっぷり経験させてあげてください。
またこれは長所伸展法と同じで、
小さい頃ほど短所の改善はひとまず目をつぶり、長所を伸ばす事に注力を注いだ方が圧倒的に子供の才能を伸ばせるというものです。
長所伸展法とは?
【子供の長所と短所】子供の才能を伸ばすなら『長所伸展法』で伸ばす
何歳で平均いくら?習い事にかかる費用
文部科学省の調査データによると、
1年間で親が子ども1人あたりの習い事にかける費用は▼
公立 | 私立 | |
幼稚園 | 8万3,895円 | 16万5,658円 |
小学校 | 21万4,451円 | 64万6,889円 |
中学校 | 30万6,893円 | 33万1,264円 |
平成30年度「子供の学習費調査の結果」/文部科学省より引用
公立に通う子と私立に通う子で
習い事にかける額はかなりの差がありますが、公立に通わせている家庭では、毎年横ばい傾向。
一方、私立に通わせている家庭は、年々増加傾向にあり、どんどん習い事にお金をつかっている様子です。
公立・私立関係なくみれば、
幼稚園で平均月1万ほど習い事に費用をかけている事になりますね。(詳しくはこちら)
ただ、中学には、公立に通う家庭でも習い事にかなり出費しています。
おそらく高校受験に向けての塾費用ですが、中学生になってから慌てて塾に送るより、幼児期からゆっくり学習の土台を作っておいた方が、はるかに楽で簡単で安上がりです。
お金かけなくてもできるメソッド▼
習い事にお金かけすぎ!塾代が平均300万の現代と幼児期の教育
子供の習い事、人気ランキング
子供の習い事で
『人気の習い事ランキング』は?
2位 ピアノ
3位 英語
4位 体操・リトミック
5位 くもん
こちらは2021年のランキングですが、
実はここ何年間、あまりランキングに変化はありません。
特に上位3つの
スイミング・ピアノ・英語は
ずっと上位をキープし続けている習い事です。
その他、
やらせてよかった習い事
お金のかかった習い事、についてはこちらをご参考ください▼
【2021年】子供の習い事ランキング!いま子供に一番人気の習い事は?
習い事は何歳から?まとめ
習い事を始めるのは
3歳からという家庭が多いですが、
何歳からでも子どもがやる気になったタイミングがベストです。
人それぞれです!
また、何にハマるか?
好きか嫌いか?は、試してみないとわかりません。
どの教室でも基本的に
『無料体験レッスン』を実地しているので、思い立ったタイミングで体験に行くのがオススメです。
いろんなジャンルの教室を体験するだけでも、子どもにとって良い経験になりますし、非日常的な場所に子どもを連れて行くとママも「うちの子にこんな一面があるんだ」と新発見が多いです。
体験に参加して、通ってる子どもたちを見ると「まぁ〜うちの子も通うとあんな事ができるようになるんだ〜♪」とウキウキして楽しいですよ。
ぜひいろいろと試してみてくださいね♪
ちなみに、
早期教育の本当のメリットはこれです▼
【早期教育のメリット】その後どうなった?後悔しない早期教育の本当のメリット