![幼児の勉強習慣、3歳からのプリント学習](https://alpapa.tokyo/wp-content/uploads/2020/03/tudukeru_eye.jpg)
こんにちは、alpapa(アルパパ)です。(@alpapa11)
幼児期のうちに、
楽しく勉強を習慣にしたい!
というママへ、『3歳』はプリント学習を始めるのに良いタイミングです。
この記事では、
実際に3歳でプリント学習の習慣がついた体験談から、どうやって習慣になったか『幼児の学習を楽しく続けるコツ』を紹介します。
※追記
現在5歳になりましたが、
もう完全に学習が習慣になっていて、
保育園から帰って来たら、自分でプリントさっとこなしてから自由遊びしています。
1日たった数分のことですが、
メキメキ底力がついてきて、これは小学校前につけておいて本当によかった習慣だなと実感しています。
【3歳からのプリント学習】幼児の勉強を習慣にするコツ
![3歳からのプリント学習](https://alpapa.tokyo/wp-content/uploads/2022/03/3years-worksheet.jpg)
「ママ、もっとやりたい!」
「楽しい、もっとする〜!」に要注意。
初めて渡すかわいい幼児プリント、
イラストカードなど、子供は何でも最初はワクワク興味津々です。
しかし、
プリント学習など、
幼児の勉強を楽しく続けるコツは、
腹八分で終わらせること!
子供が、
『もう少しやりたいな〜』
くらいでやめて、明日へつなげることです。
「できた!もっとやりたい!」
と言われると「まぁ、うちの子、お勉強熱心ね〜、お勉強だし、したいならどんどんやっていいよ!」
と、次から次へと与えてあげたくなります。
![幼児の勉強](https://alpapa.tokyo/wp-content/uploads/2020/03/contnue1.jpg)
しかし、
ここが一番注意するところ。
プリントでもおもちゃでも、
やりたいだけ遊び尽くして満足してしまうと、ケロッと興味をなくしてやらなくなったります。
![幼児の勉強2](https://alpapa.tokyo/wp-content/uploads/2020/03/continue2.jpg)
学習も腹八分がちょうどいいです。
1日5分くらいの
短い時間でもOKです、
一気にやり尽くして飽きさせてしまわないことが大切です。
幼児期は土台を作る時期なので
3歳で一気につめこんで、読み書き計算など、表面的な結果を出させようとしなくていいんです。
細く、なが〜く
「毎日プリント1枚でも挑戦する」
「1日5分でもいいから楽しんで続ける」
こうして続けていくことで、じわじわと思考力を育てながら勉強の習慣がついていきます。
ちなみにうちは
平日のみ1日3枚だけ続けていて4歳前にはもう習慣になっていました。(週末は外で思いっきり遊ばせてます。)
フラッシュカードも
『もう少し見たいかな〜』というあたりで終わり、次へつなげましょう。
かわいいイラストカードは
最初は喜んで見ます。(オススメカードはこちら)
でも、喜ぶからといって
どんどん見せてしまうと、
もうお腹いっぱい、と興味を無くし、見なくなってしまう事はよくあります。
![幼児の勉強習慣のコツ](https://alpapa.tokyo/wp-content/uploads/2021/01/full.jpg)
好きなものでも食べすぎると
もう食べたくなくなるのと同じです。
幼児の間は
親が与える量を調節してあげましょう。
プリントやカードを始める前に、
「1日3枚までにしようね」
「カードは1日5分だけね」と伝えて了解を得てから始めるとGOODです。
また、こういった学習を
初めてスタートする時は、
親子関係も、子供の機嫌もいい時がベストです。
ママや子供の機嫌が良くない時、
叱った後などは避けましょう。
3歳からプリント学習を『習慣』にするコツは、『与えすぎない、腹八分で切り上げ明日へつなげる』。
次に、
どうやって楽しませて
プリント学習を進めるか
具体的な5つの方法をご紹介します。
3歳のプリント学習が習慣になった5つの具体的な方法
![幼児の勉強の習慣](https://alpapa.tokyo/wp-content/uploads/2020/03/hanamaru.jpg)
3歳からプリント学習を始める子は多く、
幼児教室に通っている子は、お教室でも勧められてると思います。
うちの子も勧められ始めたのですが、
なんでこんなに好きなの?!というほど喜んでやります…。
どうしてこんなに好きになったか?
コツ5つを紹介します。
① 特別感を出す
② 勉強だからといって、 すぐに買い与えない。
③「やる」と約束(宣言)させる。
④学習の前後でおやつを与えない。
⑤正解ばかり褒めない、過程や努力を褒める。
①から紹介します▼
① 特別感を出す
まず、プリント学習を始める前に、
特別感を作るのはけっこう重要です。
プリントやドリルを、
これは特別なおもちゃよ!的な存在にしておきます。
まるでケーキを食べるのは誕生日だけよ、という感じです。
どうやって特別感を作ったかというと、こんな感じでした。
プリント学習は、
正直、私があまり乗り気ではなく、
買いしぶっていたのです。
そんな心境もあり、始める前に、
「プリントやってみたい?どうしてもやりたかったら買うよ、ほら、あの4歳クラスの子たちがやってるドリルね」など娘に聞いてみました。
この時点で娘は、
「プリントって何?どんなおもちゃ?」
みたいな様子です。
そうです、まだ3歳になりたての子に
「これは勉強」「これは遊び」なんて区別ありません。
プリントは勉強/ぬりえは遊び、
と線引きをしているのは大人だけです。
そして、
こんなふうに特別感チラつかせると、
「やる!やる!ほしいー!」を連呼。
しかし、
ほんとに続くかなぁと様子見で、
1ヶ月程しぶりすぐに買い与えませんでした。
塾ですすめられる度、娘に
「どうしたい?プリント続けられるかなぁ?続けられるなら始めてもいいよ」と本人のやる気を確認していました。
その度、
「うん、やるー、続けるー!」
それでもしばらく買わなかった私….。
塾のプリント高いし…。
そのうちに、
同じクラスの子たちが嬉しそうにプリントを先生に見せて、褒めてもらっている事に気がつき「ねえ、アレやりたい」と催促されました。
② 勉強だからといって、すぐに買い与えない。
ここでお約束をしました。
「本当にちゃんとやる?」
「うん!」
「毎日続けられる?」
「うん!」
「これは特別だからね」
「うん!」
「1日1枚だけだよ」
「いいよ!」
こんな調子にもっていったので、
プリントを買った時にはやりたくてうずうずしていました。
そして、
保育園から帰ったら毎日やると決め、
プリントができた時に貼るご褒美シールを一緒にを買いに行きました。
③「やる」と約束(宣言)させる。
いざプリントを渡すと
「まってました!」という様子で
調子よくザーーッとおわらせ見事に全問正解。
初日からパパとママに
「よくやったね!」とたくさん褒められ大満足。
もちろんプリントには、
しっかり花丸をつけてあげて、
ご褒美シールを貼りました。
すると、大喜びで
「もっとやりたいー!」
しかし、
ここでどんどん与えてはすぐにポーイ!
となるのが幼児の学習あるある。
なので
「これは特別だから、1日1枚だけね」
「また明日、楽しみだね!」
こうして、
明日へつなげます。
与え過ぎない、腹八分で切り上げ明日へつなげる。
5分ほどで終わる短いプリントですが、
この調子でずっと続いています。
1日1ページから始めましたが、
無理なく続けられるなら2ページでも3ページでもOKです、子供に合わせて調節していってください。
長い時間勉強させなくてもOKです、
それより
「どれだけ集中したか、どれだけ楽しんだか」を大切にしてください。
また、プリント学習など集中させる取り組みの前に甘いものを与えないでください。
④学習の前後で甘いものを与えない。
お菓子やジュースを与えると
血糖値がパーンと上がり、一気に元気になりますが、その後、一気に下がってダラダライライラしやすくなり、集中力も切れます。
問題が解けなかったり、
集中できず間違えた時、
ギャーッとぐずったり、癇癪の原因になるので、甘いお菓子は控えましょう。
基本的に、幼児のおやつで
砂糖や添加物たっぷりのものを与えるのはNGです。
申し訳ないですが、
お菓子やジュース、ファーストフードが日常で、賢い子を私は見たことがありません…。
実際にうちの子も、
甘いお菓子を与えたら大変なことになり懲りました。
幼児が甘いものを食べ過ぎるとバカになる?頭への影響と怖い体験談
また、プリント学習の後で
ご褒美として与えるのもNGです。
アンダーマイニング効果といって、
楽しんでやることに対して、報酬を与えると、やる気が削がれるという心理効果が起こります。
子供が自発的に行う行動には
ご褒美をあげないでください。
そして、もうひとつ大切なことは、
正解ばかり褒めない事!です。
⑤正解ばかり褒めない、過程や努力を褒める。
正解という結果だけを見るのではなく、
しっかり取り組んでがんばった事、こういった心の面を褒めてあげてください。
また、
やらない日があってもいいです。
絶対毎日!と固執しなくていいです。
ただ、旅行などをきっかけにやめてしまわない事が重要です。
この5つが『習慣化』したコツでした。
日常の褒め方・叱り方も効いてくるのでご参考ください。
① 特別感を出す
② 勉強だからといって、すぐに買い与えない。
③「やる」と約束(宣言)させる。
④学習の前後でおやつを与えない。
⑤正解ばかり褒めない、過程や努力を褒める。
次項で、
続けられるプリント教材の選び方を紹介します。
3歳からのプリントの選び方は?
![幼児の勉強](https://alpapa.tokyo/wp-content/uploads/2020/03/hanamaru2.jpg)
知育ドリルや幼児プリントを選ぶ時
「こんな問題とけるかな?」と、
やってほしいレベルのドリルを購入しがちですが、はじめはできて当たり前くらいの簡単なプリントを選ぶのがオススメです。
「できる、できた!」を
どんどん繰り返すうちに楽しくなり「自分はできる」という自信がついてきます。
こうなった後で、
少し難しい知育プリントに挑戦するのがオススメです。
最初は、簡単に
「できる!」ものを買う。
どこでも購入できるもので
オススメのプリントは、
「七田式プリント」
バランスがよく、長続きさせる仕様につくってあります。
七田式プリントはA〜Cまでレベルがあり
1日各1枚、平日のみ約1年分のボリュームです。
うちの子がやってるのも
七田プリントとよく似ています。
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●ちびむすドリル
●キッズステップ
プリント以外にも、
個人的に3年間を振り返ってみて、
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《幼児の勉強習慣》3歳からのプリント学習を習慣にするコツまとめ
・『もう少しやりたい』くらいでやめて、明日へつなげる。
・特別感をもたせる。
・勉強だからといって、何でもすぐに買い与えない。
・「やる」と約束(宣言)させる。
・与え過ぎない、腹八分で切り上げる。
・学習の前後に甘いものを与えない。
・正解ばかり褒めない、過程や努力を褒める。
・まずは簡単なレベルのもので自信をつける。
どれかひとつでもご参考になれば幸いです★