こんにちは、alpapa(@mamaschool)
人生を左右する能力と言われる
『非認知能力』
非認知能力とは、
『やり抜く力』や『意欲』『クリエイティビティ』などの、テストで数値化できない心の力をさします。
具体的にあげると…
・やりぬく力
・意欲
・クリエイティビティ
・責任感
・忍耐力
・セルフコントロール
・思いやり
・自分を信じる力
・協調性
・コミュニケーション能力
・自己肯定感
・失敗から学ぶ力
・行動力、判断力、集中力、応用力、対応力
など、です。
ずらっと一覧を見るだけでも、
これらの能力が高い子は
「将来成功するし幸せになるだろうなぁ」と感じますね。
この能力は、
幼児期が最も伸びると言われていますが
子供の非認知能力をめいっぱい伸ばせる代表的な遊びは『外遊び』、そして以下です。
《非認知能力を鍛える遊び》
・外遊び、ごっこ遊び
・親とのスキンシップや関わり
・身の回りのものを使っての工作
・積み木遊び
・絵本の読み聞かせ、歌、リズム遊び
など。
それでは具体的に
どんな遊びが非認知能力を鍛えるか
家庭でも実践できる方法を紹介します▼
目次
【非認知能力を鍛える遊び】外遊びの具体例
非認知能力が鍛えられる『外遊び』
具体的にどんな外遊びがオススメかというと、
・自然の中での遊び
・ごっこ遊び
・公園遊び
・砂場、泥遊び
・水遊び
・友達とルールのある遊び
ただしこれらは、
親が強制するのではなく子供が自発的に楽しむことで鍛えられます。
自然とこれらを楽しめるように、
環境づくりや言葉がけ、親子で一緒に楽しんだり、時には見守る事を心がけましょう。
ちなみに、外遊びを多くした子が魅力的に育つ理由はこちら▼
幼少期に『外遊びをたくさんした子』が賢く魅力的に育つ理由
非認知能力をのばすには『自然遊び』
まずは『自然の中での遊び』
自然は学びの宝庫です!
四季を感じながらの、虫取り、木の実拾い、川遊び、落ち葉遊び、木登り、など、五感を使って全身で学べます。
また「植物を育てる、観察する、動物の世話をする」などの体験も◎。
多くの発見が「心の力」を育てます。
小さな子は自然に連れて行くだけで、
自分からあれこれ散策して遊びはじめます。
体力作りにもよいので積極的に連れて行ってあげてください。
《鍛えられる能力》
想像力・好奇心・探究心・行動力・判断力・忍耐力・意欲・学習意欲・主体性・思いやり・自分を信じる力、など
非認知能力を伸ばすには『ごっこ遊び』
ごっこ遊びは、
子供が想像の世界で遊ぶイメージ遊びです。
「おままごと、おひめさまごっこ、ヒーローごっこ」などいろいろな役を演じたり、シチュエーションを想像したりしながら、他者と関わるため、協調性やコミュニケーション能力なしには楽しめない遊びです。
ごっこ遊びは、室内でもできますが
おもちゃを使うより、自分で見つけた葉っぱや枝をお皿や料理に見立てて遊んだりと、外で遊ぶ方がより応用力や発想力をフルに使います。
《鍛えられる能力》
想像力・イメージ力・発想力・クリエイティビティ・応用力・社会性・協調性・コミュニケーション能力・リーダーシップ・思いやり・表現力・行動力・問題解決能力、など
非認知能力を伸ばすには『公園遊び』
公園遊びは、遊具に挑戦するなど
体力と共に集中力、忍耐力、挑戦する心を鍛えられるのが魅力です。
また、砂場遊び、どろんこ遊び、じゃぶじゃぶ池遊び、では自然遊びと近い体験が身近にできます。
特に『砂場遊び、どろ遊び』は
幼児のストレス解消、および創造力を鍛えるのに役立つので、おもいっきりどろんこになって遊ばせてあげましょう。
公園には自分だけでなく、
いろいろなお友達がいるので「あいさつ、順番待ち、ゆずりあい」など対人面でのスキルを磨くチャンスにもなります。
《鍛えられる能力》
集中力・忍耐力・意欲・想像力・問題解決能力・応用力・行動力・協調性・社会性・コニュニケーション能力・セルフコントロール・思いやり、など
非認知能力を伸ばすには『水遊び』
水に触れる感覚遊びです。
子供を川やじゃぶじゃぶ池に連れて行くと、水をかけたり、葉っぱを水に浮かべたり、泥をまぜたり、コップに水を入れてひたすら流れる様子を見ていたり…いろいろな方法で水を扱おうとします。
プールでお友達と遊ぶにも、
水の中でどう進むか、体を動かしながら考えるので、チャレンジ精神や工夫をする力も求められます。
中にはキラキラした水面をひたすら見ている子もいますが、あれは感覚を研ぎ澄ませて何かを学びとっている最中なのでそっとしておいてあげてください。色水遊びなどもオススメです。
《鍛えられる能力》
想像力・行動力・チャレンジ精神・意欲・応用力・対応力・ねばり強さ・自分を信じる力・工夫をする力、など
非認知能力を伸ばすには『お友達とルールのある遊び』
お友達とのゲーム遊びです。
鬼ごっこ、氷オニ、大縄とび、だるまさんがころんだ、ボール遊び、スポーツ、などのルールのある遊びは、他者と協調しながら競争するため「ルールを守る」という自制心がまず必要です。
大縄やボール遊び、スポーツでは
道具を使う集中力、器用さ、失敗してもあきらめない心が問われます。
それだけでなく、コミュニケーション能力、リーダーシップ、判断力、思いやり、我慢する力、などあらゆる内面的な成長が多いため、3歳以降、お友達と遊びたがるようになったら、積極的に遊ばせてあげてください。
小学校のサッカークラブ・野球クラブは「年中・年長」から入れてくれる所も多いので、興味があれば活用してみましょう。
《鍛えられる能力》
自制心(セルフコントロール)・協調性・チャレンジ精神・リーダーシップ・判断力・集中力・思いやり・社会性・主体性・問題解決能力・ねばり強さ・応用力、など
子供の非認知能力を鍛える遊び・具体例2
外遊び以外でも、
・親とのスキンシップや関わり
・身の回りのものを使っての工作
・積み木遊び
・絵本の読み聞かせ、歌、リズム遊び、
なども、
非認知能力を鍛える遊びとしておすすめです。
【大切なこと】親とのスキンシップや関わり
幼児期に忘れてはいけない大切なことが
「親とのスキンシップや関わり」です。
親、または親代わりに愛情を与えてくれる保護者との関わりです。
ただ自然や公園に連れて行き
放置するだけではなく、
・子供の話を目をみて聞いてあげる。
・子供を受け入れてあげる。
・家庭が子供にとって「絶対安全地帯」にしてあげる。
これらの事に心がけてあげてください。
子供が外でのびのび遊べるのも、どんな自分でも受け入れてくれる人がいる、帰れる場所がある、という心の安心があってこそです。
非認知能力を鍛える遊び『身の回りのものを使っての工作』
子供は本来、おもちゃが何もなくても、
ダンボールやえんぴつ、洗濯バサミやハンガーなど、身の回りにあるものを使って、遊びを作り出せる生き物です。
好奇心はもともと人に備わっている力で、
赤ちゃん〜幼児は、手当たり次第なんでも触ってみようとします。
しかし好奇心が育つ時期に、
「ダメ!触っちゃダメ!散らかるからダメ」と好奇心を禁止したり、
ベビーサークルやベビーカーに閉じ込めっぱなしにすると、子供は「好奇心はダメなこと、親が喜ばないこと」と学習してしまいます。
安全のための配慮は大切ですが、
好奇心は学習の最初のステップです。
必要以上に子供の興味を禁止しないようにしてあげてください。
また、子供は自分で遊びを作り出せる力があるので、おもちゃの与えすぎは不要、むしろ悪影響です。(くわしくは⇒こちら)
《鍛えられる能力》
想像力・創造力・表現力・クリエイティビティ・意欲・主体性・集中力・応用力・問題解決能力、など
非認知能力を鍛える遊び『積み木遊び』
おもちゃ遊びも非認知能力を鍛えられます。
非認知能力を鍛えるおもちゃとして
代表的なのは『積み木』の類のおもちゃ
(ブロック、レゴ、キュロボ、パズル、など)は幼児のおもちゃでダントツでおすすめです。
あらゆる形を組み合わせ遊ぶことで、
創造力、集中力、計画性、思考力、などが磨かれます。
なお、
おもちゃには良し・悪しがありますので、
厳選して与えるようにしてください。
《鍛えられる能力》
想像力・創造力・意欲・主体性・集中力・計画性・判断力・ねばり強さ・やり抜く力・セルフコントロール・失敗から学ぶ力、チャレンジ精神、バランス感覚、思考力、など
【デザインが美しい積み木】知育にもおすすめ国産・世界の積み木
非認知能力を鍛える遊び『絵本の読み聞かせ』
幼児にとって最強の教材!
と言われる『絵本』は、情緒や語彙力を鍛えるだけでなく、非認知能力も鍛えらえます。
子供は、
実際に経験していないことでも絵本の世界で体験でき、想像でき、心を育てます。
一般的な絵本の効果はこちらですが、
非認知能力的に何を学ぶかは、
子供が好きな絵本のジャンルにもよります。
おとぎ話が好きな子がいれば、
図鑑や迷路、間違い探し、などにハマる子もいますので、好きなものを読んであげてください。
また絵本の読み聞かせは、
親子のスキンシップの時間としても◎です。
《鍛えられる能力》
想像力・意欲・語彙力・記憶力・イメージ力・知的好奇心・集中力・探究心・思いやり、など
非認知能力を鍛える遊び『リトミックなどのリズム遊び』
リズム遊びや歌など、
音楽に合わせて体を動かすことは、「集中力」「表現力」をUPさせます。
また、通常リトミックや歌などは集団で「みんなで合わせて楽しむ」ため、協調性、コミュニケーション能力も鍛えられます。
《鍛えられる能力》
集中力・自己表現力・バランス感覚・反応力・注意力・敏捷性・協調性・コミュニケーション能力・思いやり、など
リトミックが苦手な子は
集中が苦手という子も多いです▼
【落ち着きがない子供】集中力に欠ける子供に集中力をつける方法
以上、家庭で取り組みやすい遊びについて紹介させていただきました(*^^*)
非認知能力に関連する記事について
こちらも合わせてご参考ください▼
・自己肯定感
自己肯定感とは?子どもの自己肯定感をチェックする簡単なテスト
・子どもの忍耐力
【待てない子供】待てない子が待てる子になるには『いいよ』が効果的
・失敗から学ぶ力
打たれ強い子に育てるには?ある経験後の親の一言で変わる!子供の心
その他、
親子でできる具体的な遊びは
こちらの本が参考になります▼
非認知能力が育つ 3~6歳児あそび図鑑