潜在意識・こころ

【子供を叩いてしつけるのは逆効果】暴力が与える影響とダメな理由

こんにちは、alpapa(アルパパ)です。(@alpapa11)

つい感情的になって子どもを叩いてしまう方、
しつけのために子供を叩く事は悪い事ではないと思っている方、

しつけのためと子供を叩く、子供を怒鳴る、別室へ閉じ込める。
それらが後にどう影響してくるか?
悪影響しか報告されていません。

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子供を叩いて育てて、いい子になるわけがない

「何度言ったらわかるの!!」バシッ!

こんな風に子供を叩いてしまったことはないでしょうか。

あなたもうすうす気がついていると思いますが、
子供を叩いたり怒鳴ったり、部屋に閉じ込めたり、こういった方法でしつけをしても
残念ながら効果はありません

それどころか、大きくなってからの問題行動や、心を傷つけられたことによる弊害が現れ逆効果です。

あなたは子供にどなったり叩いたりする時、自分でも気がついているはずです。

愛情をもって善悪を伝えようとするよりも、
言う事を聞かない子供に自分がイライラして怒っていることを。

子供は親が
「叱っている」のか「怒っている」のかの違いを敏感に感じ取っています。
もし「この子のために良くない事はしっかりと伝えたい」のならば、叩くことで伝わるか、まず親の方がしっかり考えてください。

子供を叩いてしまう事による影響とは?
叩いて育てて、その子のためになるわけがない。

子供を叩いてしまう事の悪影響は、
山ほど報告されていますが、
これらを一言でまとめると『脳がダメージを受け性格が歪む』です。

怒鳴って叩いて
「ダメ!」というと、子供は一時的に言う事を聞きますね。
なぜでしょう?

叩かれるのが怖いからです、嫌だからです。
残念ながら理由はそれだけで、親の言う事を理解して反省したからではありません。

即効性があるので「しつけ的な効果がある」と勘違いしている人が多いですが、ありません。
しつけとは礼儀をわきまえること、叩かれて礼儀や道徳心を学ぶ子供はいません。

また、
叩く事によって人に何かを教えようとする考え自体が歪んでいます。

0~4歳の子には、叩いたりどなったりしても伝わらないのです。
親が叩こうが、大声で説教をしている時も「怖い!」「イヤだ!逃げたい!」としか感じていません。

なので、悪い事をしたという自覚より恐怖心が勝り、何が本当にダメなのか学ぶことができず、何度も同じような事をして叱られます。

そしてその度に「大好きな親から嫌われた、否定された」という心の傷だけ残ります。
この蓄積が問題行動に発展し、結局は叩いた分だけ親がしっぺ返しを受ける子に育ちます。

5~6歳で「約束を守れない」「乱暴な性格」「落ち着いて話を聞けない」子たちの多くがお尻を叩くなどのしつけを親から受けていた、という結果が報告されています。
特に3歳以下にこういった体罰を受けていた子は、問題行動を起こす率がさらに高まります。

子供を叩いてしつける事は、痛みや恐怖心を利用するということで、
根本的な解決にはなりません。体罰や言葉の暴力は、安い劇薬です。
手っ取り早いからといって頼ってしまうと、
じわじわと副作用が表れ出すことを忘れてはいけません。

何より、言う事を聞かないから叩くというとは、やむを得ない場合は暴力を使ってもいい
ということを身をもって教えていることになります。

子どもを叩いて言う事を聞かせるたび、あなたは暴力で解決する方法を子供に教え続けていたのです。

子供を叩いてしまうほど言う事を聞かなくなる理由

何度も同じ事で怒鳴って叱らなくてはならず、いいかげんにしてほしい。
叩きでもしないと言う事を聞かない!

子供を叩いてはまた同じ事で怒鳴り続けている方がいますが、これは「叩く・怒鳴る」というしつけ方法に効果がないことを証明しています。

子供は叱られる事にだんだん慣れてきて、親が怒鳴っているうちはまだいいや、と思うようになり、親の怒り方はどんどんエスカレートしていく危険な傾向にあります。

子供は、どんなに叩かれようが親の事が大好きです。
しかし、叩いてしつけると、年齢が上がると共に親の言う事をますます聞かなくなります。

大好きだけど、叩かれるほど親への信頼感が下がるからです。
大好きだけど、怒鳴られるほど親との信頼関係が薄れるからです。

年齢が上がるほど、子供は客観的に自分の親をみるようになります。
子供を怒鳴って叩いてしまう親は、子供の中で地位が下がります。
そして、意見を聞くに値しない人となっていきます。

当然ですが、信頼してない人の言う事を積極的に聞く人はいません。
これは親子でも他人でも同じです。

なぜ親の話を聞いてくれないのか?

これらの基本的な原因は、
親がこれまで子供にどう接してきたかの結果です。

子供を叩くこと=暴力を教えること

ところで、なぜ世界から戦争がなくならないか…?
戦争とは、暴力を正義のためと正当化し、従わない他国を力で従わせることです。

ご存知のとおり、
暴力も戦争も問題ばかりを残し、根本的な解決にはなりません。

人はずっと、子供を叩いて教育してきました。
小さな子供を相手に『必要があれば暴力を使ってもいい』というルールを
教え続けてきてしまったのです。

人の歴史から暴力と戦争が今もなくならない原因は、親が子に暴力を教え続けるからではないでしょうか?

以下は、1978年に絵本「長靴のしたのピッピ」の作者、アストリッド・リンドグレーンがドイツ書店協会平和賞を受賞した時のスピーチ「暴力は絶対ダメ」からの引用です。

人類が何千年にもわたって戦争をしてきたというとことは、絶えず暴力に訴えてきたということですから、わたくしたち人間の本質に何か設計ミスがあるのではと、自分自身に問うべきではないでしょうか?

わたくしたちは、みんな平和を望んでいます。手遅れになる前に人間が生まれ変わることはできないのでしょうか、暴力と縁を切る事を学べないのでしょうか?

どれだけ多くの子供たちが、愛する人、つまり自分の親から最初のしつけを暴力によって受けてきた事でしょう。


そしてこのしつけ方は代々引き継がれてきました。

ー人は自分が愛する人からのみ学ぶものであるー
これはゲーテの言葉ですが、きっと真実にちがいありません。

引用元:「暴力は絶対ダメ!」/ アリスレッド・リンドグレーン(著)

このスピーチの翌年1979年(昭和54年)、スウェーデンでは「親子法」を改定、子供に対するあらゆる体罰 、侮辱的な扱いを法律で禁止しました。

例えば、お尻を叩く、怒鳴る、押入れに閉じ込めるなどをすれば通報されるのです。

このスピーチから40年、若者の犯罪と問題行動は減少し、国民の幸福度は増しました。

当時は「体罰をやめれば、子供はわがままに育つのでは?」と言われていましたが、結果は逆だったのです。

子供をしつける方法を体罰に頼らず、愛情をもって教え、育てる。
ということが我々親の責任でもあります。

子供は良いにも悪いにも親の言動をコピーして育ちます。
心身ともに健康に育ってほしいなら、体罰を与えてはいけません。

そして、暴力も戦争もない未来を生きてほしいなら、
決して子供に暴力を教えてはいけません。

物事を解決するには、暴力以外の別の方法があることをわたくしたちはまず自分の家庭で、お手本として示さなくてはならないのです。 

引用元:「暴力は絶対ダメ!」/ アリスレッド・リンドグレーン(著)
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