知育 PR

幼児の数学センスを育てる知育玩具【ドット棒の使い方とコツ】まとめ

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
ドット棒の使い方

こんにちは、alpapa(アルパパ)です。(@mamaschool_mei)

「数学」に強くなる知育玩具をお探しですか?
この記事では幼児の数学センスを育てる方法としておなじみの【ドット棒の使い方のコツ】をまとめました。

知育玩具というよりは教具に近いですが、ドット棒は3歳以降にあと伸びする数学力を育てます。

まだ知らない方は必見です。

Sponsored Links

数学の知育玩具・ドット棒の使い方

ドット棒って何?
という方はこちらをご覧ください▼

ドット棒とは? 1日数秒で子どもの数学的センスが目覚める方法

さっそく使い方ですが、その前に、

ドット棒は、3×3マスからはじめて「3までの数の成り立ち」を徹底的にやり、しっかり理解できてから次の5×5マスへと進むのがベストです。

「3までの数の成り立ち」とは、
つまり3までの認知、足し算、補数、引き算のこと。

これがしっかりイメージできていたら、次の5×5へ。

やってみた感じでは、3までができていたら、5はあっという間に理解します。

それでは使い方とコツをご紹介します。

ドット棒の使い方・手順

ドット棒をこの順番で進めていくのが効果的です。

  1. 数の認知
  2. 足し算
  3. 補数
  4. 引き算

それでは①から使い方を紹介します。

ドット棒の使い方1「認知」

まずは足し算の前に、数の「認知」
「これが1」「2」「3」と言いながら見せます。

ドット棒の使い方1

視覚的に「数とはあつまり」であるという感覚をつけるのが大切ですので「3」や「5」を見せるときに「1,2,3…」と数えるのではなく、

●●●=これが3」
●●●●●=これが5」
という感じで「3」は「1が3つあつまったもの」というイメージをインプットします。

ドット棒の使い方2「足し算」

次に「足し算」です。
例えば「1+1=2」を見せる場合、
図のように「たす数1」「たされる数1」を言葉で言いながらマスに置き、

ドット棒の使い方_足し算

たされる数を動かして
「2」のまとまりになる様子を見せます。

ドット棒の使い方_足し算2

これで「1+1=2」はOK。

こんな感じで、
0~3までの足し算を視覚的に見せ、なりたちをイメージできるようにしましょう。

「0」は言葉で「ゼロ」と言えば OKです。
0~3の順番はランダムでOKです。
子供が答えを言えるように強制するものではなく、数をまとまりとして捉える感覚を育てましょう

3マスでは3までになる足し算までなので「2+2」や「3+1」など3マスを超える足し算は行いません、まずは「3」までの数の成り立ちまとまりを行います。

ドット棒の使い方3「補数」

足し算の次は「補数」です。
補数とは、そのまんまですが「補う数」…「あといくつ補えば3になる?」ということ。
補数はわかりやすく色を変えて赤ドットを使います。
補数以外はすべて青ドットで行います。

ドット棒の使い方_補数

あと2つで3になりますね、
なので「2」と言いながら、赤ドット2を補い、全部で3になる様子を見せます。

ドット棒の使い方_補数2

同じように他の組み合わせ0~3でも行います。

幼児は「補数」を飛ばして「引き算」へ行くとイメージがつかみにくく混乱する子がいるので、
認知→足し算→「補数」→引き算の順番で進めてください。

ドット棒の使い方4「引き算」

最後に「引き算」です。
足し算と補数に慣れたら引き算も見せて行ってください。

あらかじめ分割するドット棒を配置しておきます。
たとえば「3-1=2」を見せたい場合は、2と1のドット棒をマスに置き「3ひく1は?」と言いながら

ドット棒の使い方_引き算

引く数をとって2になる様子を見せます。

ドット棒の使い方_引き算2

同様に他の数(ゼロを含む)でも行います。

5×5マスのドット棒でも要領は同じです。
3マスでは3まで、5マスでは5までの数のまとまりと成り立ちをインプットします。
なので5マスの足し算で「3+4=」のように5マスを超える計算は行いません。

Sponsored Links

ドット棒を使う時のコツ

次にドット棒を使う時のコツです。
赤ちゃんなら1分程度見てくれますが、歩き始めたりイヤイヤ期に入ると1分見てもらうのって結構大変です!

続けていくために気をつけると効果的なポイントをご紹介します。

ドット棒の効果を出すためのコツ

機嫌のいいタイミングで行うのが◎

「たす数」と「たされる数」の間は1マス空ける

答えを強制しない

数を数えさせない

見てくれたことを褒める

ドット棒はできれば触らせない

腹八分で切り上げる

整った環境で行う

ひとつづつ説明していきます。

機嫌のいいタイミングで行うのが◎
ドット棒もドッツカードも1日1分程度、機嫌のいい時を狙ってササっと言って見せて終了!でOKです。

義務的にやらず、ママが笑顔で楽しそうに行ってください。
「もーちゃんと見てよ!」と強制したりイライラしたり、ママが怒りながらやっているものは勉強でも遊びでも嫌いになります。

足し算を行う時「たす数」と「たされる数」の間は1マス空ける

のちに行う掛け算の概念と混ざってしまうので、1マス空けて行ってください。

答えを強制しない
はじめはインプットの時期。
言いながら見せるだけでOKです、たのしくたくさんインプットしてあげてください。

そのうち指差して「これは1、2」など言い出したり「これはいくつ?」と聞いたら答えるアウトプットの時期が来ますので、その時に数を認知できているか、たす、補う、引くを理解できているかを確認してしてみましょう。

そこで1~3のなりたちが理解できていたら5マスへ進んでください。
ただしプレッシャーを与えてテストしたり、答えを言わせようと強制してはいけません。

数を数えさせない
「これはいくつ?」ときいて「1,2,3,4..」と数えるのではなく、視覚的にぱっと数がわかるように認知を先にしてください。

絶対に数えてはダメというわけではありませんが、数えないとわからないということはまだ認知があいまい(自身がない)ということです。

5マスでマスが1列埋まっていたら数えなくても「5」というイメージをつかめるようまずは認知をしましょう。
先を急いでテストする必要はありません。

見てくれたことを褒める!
30秒でもちゃんと見てくれたら「よく見てたね」「集中してたね!楽しかったね」と、たくさん褒めてあげてください。

当然ですが「まだわかってないね、全然見なかったわ」という批判や愚痴を子供に聞かせるのは禁句です。

ドット棒はできれば触らせない
できればドット棒は、「特別なもの」としておき、使用する時以外は触らせないことがおすすめです、できるだけ新鮮な刺激としての存在をキープましょう。

いつでも触れる慣れ親しんだおもちゃになってしまうと、気が済んで見なくなりがちです。
もしキッズルームの壁や冷蔵庫にはるなら、マスの方だけはったり目に入るけど簡単に届かない位置に貼っておきましょう。

といいつつ、
かなりの確率で奪われるので、うちの子はガンガン触って遊んでます…。

腹八分で切り上げる
数のなりたちがわかってくると楽しくて「もっとやりたい!」ママも嬉しくて次々問題を出し長々と遊んでしまいますが、ほどほどにするのが◎です。

子供はこれ以上学びどころがないおもちゃはすぐに飽きる傾向があります。
「もう少しやりたいなぁ」くらいのところで切り上げ、次へつなげてください。

整った環境で行う
これが何気にポイントです。
ドット棒を見せる時、まわりにおもちゃなどが散らばっている状態で見せると、子供の視線も他の色・ものに分散してしまいます。

ドット棒だけを集中して見てもらうため、それ以外見るものがない状態で行うのがベストです。

例えば、
テーブルの上をざっと片付けドット棒だけおいて見せる。
ホワイトボードにドット棒だけ貼って見せる。
などです。

これはドット棒だけでなく、
ドッツカードやその他フラッシュカードを見せる時も同じです。

ドット棒は何歳におすすめの知育玩具?

ドット棒は、あくまで目安ですが
2歳〜6歳におすすめの知育です。

ドット棒とドッツカードは
セットで行うことが推奨されていて、
ドット棒(左脳的)ドッツカード(右脳的)な教具です。

数字を覚える前
まず最初はドッツカードで、次にドット棒との併用がオススメです。

数字を覚える時期に個人差があるため、
年齢はあくまで目安ですが

もし現在0歳なら、まずは
ドッツカードがおすすめです↓

【ドッツカードとは?】ドーマン博士のドッツカードのやり方と効果

ドット棒は、
どちらかというと左脳的な遊びなので、3歳で左脳が活発になる直前の2歳ごろから行っても十分効果がでます。

個人の理解度に合わせて5×5マス→10×10マスと進んでいきましょう。

3歳までは3×3マスだけ徹底的にやるだけでもOKです。
個人のペースに合わせて行ってください。

2歳でも十分理解していたら次の5×5マスへ進んでOKですし、3歳すぎでもまだ3までを十分飲み込めてないようなら急がずゆっくり行ってください。

4〜6歳の子にはなるべく10×10マスへ進むことをおすすめしますが、もし3までの数のなりたちが曖昧な場合は、やはり3マスから始めるべきです。

目安としては、

1or2〜3歳ごろ: 3×3マス・5×5マス

3〜6歳ごろ: 10×10マス

10マスでは「認知→足し算→補数→引き算」のあと、「掛け算」のイメージを教えます。

ドット棒に対して、
ドッツカードは右脳的なので、赤ちゃんの領域
個人的にやってみた体験では2歳からでは遅かった感があります….。

ドット棒やドッツカードの応用で、
手作りで作れるこんな遊びもおすすめです↓

サイコロで幼児の算数遊び!計算力がUPする知育サイコロゲーム

Sponsored Links

ドット棒を1年やってみた結果

我が家はなんだかんだで2歳すぎからはじめて現在3歳、週に…2〜3回、サボってた時期は1ヶ月以上やってないというゆる具合でした。

どんな知育でも、基本的に無理なく楽しんで行うのがベストですね!

結果としては、この程度やってただけでもしっかり効果がありました!
見て聞いたものは吸収する、さすが3歳までの脳!

あまり興味なさそうにチラ見してただけなのに、3歳になったころに5までの足し算、補数、引き算ができてて驚きました。

数が好きでママもしっかりやってる子は3歳前に10マスに進んでいて、それを見ると1日10秒だし….もっとやってあげればよかった!なんて思います。

詳しい体験談↓

3歳までにもっとやればよかった!ドット棒とドッツカード《結果》

そして、
現在ようやく5マスを卒業し、10マスの認知からゆっくりスタートです。

我が家のドット棒は手作りです、
周りのママさんも手作りしてる人がほとんどです。

だって売ってるドット棒、「紙」なんだもん….。
即、やぶられます(涙)

ドット棒の作り方とおすすめ素材はこちら↓

ドット棒を手作りしました。作り方とおすすめの素材もあわせて紹介

ドット棒はドッツカードをめくるほど大変でないので、ゆる知育にはおすすめです。

そしてキバらずやっていてもそれなりに効果が出るので、やりがいがありますよ♪

ドッツカードを
手作りする方はこちらもどうぞ▼

【ドッツカードを手作り】効果のあるカード・ないカード作り方の違い

オススメ記事