
こんにちは、alpapa(アルパパ)です。(@alpapa11)
ドット棒って、
塾や市販のものって『紙』でできてるんですよね…..。
なぜ紙?
仕方がないので私も自作しました、
けっこう上手にできたので、作り方とオススメの素材とサイズを紹介します。
最初にドット棒とは?の説明があるので
作り方だけ見たい方、ドット棒の代用品を探している方、は目次からどうぞ▼
ドット棒を手作りしました。
ドット棒については
ドット棒とは?でも紹介しています。
娘の通う塾ではレッスン用の特大マスを使っていて、家庭での使用も進められたので探していましたが、使いやすい大きさと素材のものが見つからず作ってみました。
冒頭にもありますが、
作らざるえない!
だって、塾や市販で買えるものって、多少厚いくらいの『紙』でできているんです…。
塾で「こちらで購入できますよ〜」と言われ、
見た瞬間、「紙じゃん!」と言ってしまいました…!
これ、5〜6歳の子ならいいんでしょうが、
3歳以下の子に使わせたら1日でアウトです。
先輩ママたちが自作してた理由がわかりました。
もちろん、うちのおてんば2歳児には「紙じゃ10分でアウト!」と思い自作しました。
耐水のマグネットシートを使い、これでひっぱっても噛まれても大丈夫!
塾の先生は
「あまり触らせないように」と言いますが
幼児にもぎとられないようにドット棒で遊ぶのってなかなか至難の技です。
見せてる最中に面白がって引きちぎられます。
そこで、2、3個ほど作ってみて、
自宅用に一番使いやすかった素材と大きさのドット棒がコレです。

ドット棒 3×3マス、
0〜3歳用、 耐水印刷マグネットタイプ

おすすめの素材とサイズをご紹介しますね!
ドット棒とは?
ドット棒を作る前に、
ドット棒について簡単に説明します。
ドット棒とは、
赤ちゃんから行う知育学習のひとつで〝数を集合体として捉える感覚″を身につけ、数学的なセンスを育むために使われる定番グッズのひとつです。
「数を集合体として捉える感覚」
これは幼児期にとても大切で、
この感覚があるかないかで、将来の数学的センスを左右します。
子どもに数を
「ひとつ、ふたつ、みっつ、、、」と順番に数えることを暗記させてしまうと、10、100、1000、10000、、と増えた途端にイメージができなくなります。
ドット棒やドッツカードを用いて、
視覚的に数を見せ、
例えば「3」は2の次の数として覚えさせるのではなく
「3」は「1が3つあつまったもの」として捉える感覚をつけます。
「数は集合体」である。
という感覚を幼児期につけておくと、
のちに掛け算、割り算、分数などを理解する基礎能力となります。
遊び方は簡単で、1日1分程度、
ママが楽しそうに数のまとまりや成り立ちの様子を、ドット棒を動かしながら見せてあげるだけ。
数をまとまりとして捉えるファーストステップとして、3×3のマスのドット棒を使い、まずは1〜3の数のなりたちをイメージできるようにします。
詳しい使い方はコチラ↓
幼児の数学センスを育てる知育玩具【ドット棒の使い方とコツ】まとめ
ドット棒を手作り!作り方と自作におすすめ素材とサイズ
作り方は超簡単です。
- ドット棒のデータを作る。
- (耐水シールに)印刷する。
- マグネットシートに貼ってカット。
これだけです。
データは以下の画像のようなものを作ります↓

3マスの認知・足し算・補数・認知で使うのは、青ドット●●●、●●が1つと●が2つ、補数で使う赤ドット●●●、●●、●を1つづつです。
(スペースが余ったので●●を予備でデータにいれました)
サイズは自由でいいですが、
0〜3歳の子が使うには大きめのサイズがいいです。
私が作ったのは1マス6~7cm、
印刷しやすいように3×3マスの土台がA4におさまるサイズにしました↓

↑
こんなデータを作り、
シールタイプの耐水シートに印刷し、
それを厚めのマグネットシートに貼り付けてカットすれば出来上がりです!
カット後↓

マグネットにしておけばホワイトボードや冷蔵庫にはれて便利。
使う時もマスに貼り付いてくれるので、ドットがバラバラ散らばらなくて見せやすい。
耐水シートはこちらを使いました▼
超耐水だけあって汚れた手で触れてれも、
口に入れらてても多少は大丈夫でした。
マットタイプだと裏が透けて、
汚れた時に拭き取りにくく汚れがのびてしまいます…。
マグネットシートに直接印刷する方はラミネート加工がおすすめです。
マグネットシートは0.6〜0.7mmのものがおすすめです。
雑貨屋やネットで購入できます▼
0.1〜2mmだとペラペラすぎて子供にぎゅっと折られると跡がつきました。
多分すぐボロボロになるので作り直すのが面倒な方は厚めのものをお使いください。
そして0.8mm以上はマグネットが強すぎて、動かしにくかったです。
計算を見せながらマス上を移動させるので、スムーズに動くのが◎
【作り方をもう一度】
1.ドットのデータをつくる
2.耐水シールに印刷
3.それをマグネットシートに貼ってカット
これで完成です!

↑
ぎゅっと曲げられても水に濡れても大丈夫!
「印刷した耐水シートをマグネットに貼る」という一手間があるけど、やっぱ仕上がりキレイで丈夫。
マグネットシートとデータを印刷する耐水シートを別で買うのが面倒な方は、セットになってるこちらがおすすめ▼
↑
このタイプは強くてキレイな仕上がり、汚れもツルんと落ちるので実は一番おすすめです。
耐水シートのものと2つ作りましたが、結局こっちばっかり使ってました。
(でも…セットの保護フィルムを貼るのがちょっと大変)
キレイな状態で長く使いたい方はこの方法を断然オススメしますが、とりあえずなんでもいい場合は印刷できるマグネットシートに直で印刷してもOKです。
印刷用マグネットシートはペラペラでよければ100均にも売ってます!
どちらにしてもデータつくるのが地味に面倒です…!(データプレゼントありますよ▼)
データ作るのが面倒な方は、
マグネットシートに直手書きか、
デカ丸シールがあれば貼るのもアリですね。
サイズについては、
5〜6歳の子に使うなら●は多少小さくてもOKですが、
幼児は視力も目のピント調節もまだ未発達なので、2〜3歳の子に使うなら大きい方がGOODです。
ドット棒を使うには、
まずは『3』までの数のなりたちをイメージできるようになりましょう。
すでに5、6歳でも、1〜3までの合成と分解がイメージできるようになってから『5×5マス』『10×10マス』のドット棒へ進むのがオススメです。
おまけで、
0歳から使うならドッツカード
↓
【ドッツカードの効果とやり方】効果の出るドッツカードの方法と注意点
ドッツカードの手作り方法はこちら▼
【ドッツカードを手作り】効果のあるカード・ないカード作り方の違い
ドット棒は左脳的、
ドッツカードは右脳的な量感を育てます。
インプットしたものはアウトプットすることでより定着します。
ドッツカードでインプットしたら、ドット棒でアウトプットもしていきましょう。
また、
「ドット棒を手作りする時間がない!」
「何か簡単に手に入る教材はないの?」
という方は続きをどうぞ。
ドット棒を手作りするのが面倒なら
ちょこっとメモで、
「手作りは面倒だし買っても紙だしなぁ…」と悩む方へ、ドット棒の代わりになる教材・道具を2つ紹介します。
1つ目は『クリア数図カード』
図のようにドットを使って計算を教える教材です。
使い方の動画もアップされていてわかりやすく、お手頃価格!

こちらの記事でも紹介しています↓
【算数が苦手】幼児と小学生の算数に◎計算がスムーズにわかる教材
素材はプラスティックなので、
厚紙よりはるかに壊されにくいです。
感覚的には、プラスティックパネルのドット棒5マスような教材です。
ドット棒を見てくれなかったり、小学生にむけて計算が苦手な子におすすめです。
続いて2つ目は、
誰もが知っているあのアイテムです。
ドット棒の代用品は?元祖ドット棒

ドット棒の代わり、
またはドット棒をやってみたものの
見てくれない、合わない、続かない、
という場合は、誰もが知ってる『元祖ドット棒』を試してみるのもいいです。
おばあちゃんの家にある
なつかしいアイテムが使えます。
それは、

ママが小学生の時つかっていた
そろばんが実家のどこかにあるはず・・・。

ソロバンを使って、
これが1、2、と教えていくのもオススメです。
小学生が使うソロバンが小さすぎる!
教えるのが難しい、という方は、幼児用の『100玉ソロバン』がオススメ。
100玉ソロバンは、
A4くらいの小サイズから特大サイズまで色々商品がでていて、赤ちゃんからパチパチ弾いて知育玩具としても使えます。
遊んでいる最中に
「これが1、2、合わせて…」
と隣で言ってあげるだけでもインプットになります。
もし自分で計算を教えるのが大変!
という方は、3歳からのオンラインそろばん教室を活用して、プロに教えてもらうのもアリです。

ちなみに、
こちらのオンライン教室は
・毎週ちがう曜日と時間でもOK
・振替がいつでもOK
・納得いかないレッスンはやり直しOK
・月4回レッスンで月額4400円
ご興味ある方はお試しください。
娘のお友達にも3歳からソロバンを習っている子がいるのですが、5歳にして3桁の計算を一瞬で答えてて驚愕しました。
631+358+194+247-510=?
みたいな計算を、5歳児が瞬時にエアそろばんで答えてました…!
そろばんの暗算能力、すさまじい!
余談ですが、そろばん教室で鍛えられるのは『右脳』と聞きました。
小さい頃からやっていると、
頭の中でコマが動く様子が完全にイメージできるんでしょうね、うらやましいです。
ドット棒、ドッツカード、数図カード、そろばん、
幼児でもいろんな教材の候補がありますが
こどもと相性の良いものをえらんであげてくださいね。
ドット棒と並行してやるのもおすすめですよ!
それでは、
ドット棒作り楽しんでください(*^^*)