潜在意識・こころ

メンタル強い子の親が子どもにしている「自信をつける習慣」

こんにちは、alpapa(@mamaschool)です。

これからの時代を柔軟に自分らしく生きていくために、メンタルが強い子に育てたい!というママへ

メンタル強い子の親がしていること
そして、メンタル強い子の親ならしないことを紹介していきます。

alpapa

0歳からできることも紹介してます!

メンタル強い子の親がしていること

メンタルが強い子、つまり『心の強さ』を育つには、何か一つだけの要因から育つというより、いろいろな経験を積んだ総合的な結果→心の強さとして表れます。

では、メンタルが強い子の親は
子どもに対してどのような事を心がけているか?

していることしないことに分け
まずはしていることから紹介します。

自分の成功体験に気づかせる

人は生まれて最初の数年間に凄まじい勢いで成長し、その成長スピードは大人の120倍、そして幼児の1ヶ月の脳の成長は 大人の10年分に相当すると言われています。

この凄まじく成長する幼児期に
どのような経験をするかによって、さらにグンと伸びる土台が培われます。

まずは幼児期は将来のための土台づくりだと思って、たっぷり愛情を与え土壌を肥やし、種まきをしてあげてください。

ここでの良い経験は、心の豊かさになり、将来必ずその子の役に立ちます。

その重要な土台づくりのひとつが
『子どもへの言葉がけ・対応』です。

【自分の成功体験に気づかせる】

日に日に成長する子どもの日常は
「何ができるようになった!」という出来事の連続です。

こんな時に「自分の成長、できたことを自覚させるような言葉がけ」を忘れずに行ってあげてください。

こういった細かいことがとても大切な理由は
子どもはメタ認知が苦手だからです。

メタ認知とは、
「自分で自分の能力を把握すること」を言いますが、子どもはメタ認知が苦手な生き物で
自分が何ができて何ができないか、自分はどんな子で、何が得意か、自分の事をわかっていません

メタ認知ができるようになってくるのは
小学校3年生ごろ(個人差あり)からだと言われており、つまりそれまでは、自分のことを自分ではよくわかっていないため、周囲の人から「あなたは〇〇ね」と伝えられた内容をそのまま「自分」だと思っています。

ですので、
子どもが何か何かできるようになった時は
「できたね!」「あなたは〇〇ができる子ね!」「成長したね!」としっかり伝えてあげることが地味に大切です。

できたね!と言われることで
「僕はできるんだ」という小さな自信がたまっていき、それが次に何かに挑戦してみようというエネルギーになります。

大人から見たら「そんなの言わなくてもわかるじゃん」ということも言われないと気づかなかったりします。

本当に小さな成功体験でいいんです。

例えば、歩き出した子に
「次はあの木まで歩けるかな?」と促し、できたら「できたね!!」と褒める。

その次は「じゃあ明日はあのバス停まで歩けるかな?」と少しずつ挑戦を増やしていく。

こんなふうに小さなことから
子どもが達成できそうな小さなゴールをつくってあげて、それが「できた!」ということをしっかり褒めてあげてください。

これは0歳の赤ちゃんからできます
「ハイハイで昨日より多く進めたね!」
「スプーンで食べれるようになったね!」
など、ほんの小さなことでもいいので日々の成長を喜んであげる言葉がけをしてあげてください。

ポイントは前の自分より成長したというところで、自分はどんどんできるようになっていっているということを伝える・気づくことで、これが「僕はできるんだ」という自信になっていきます。

幼児のうちは、目標を自分で立てることも難しく、難易度もよくわかっていないので、ママがサポートして日常の遊びの中で『自分はどんどんできるようになっている』ということを伝えてあげて自信をつけさせてあげましょう。

あくまで「前の自分より成長した」ということで、決して他人と比較しないように注意しましょう。

失敗しても大丈夫という体験をさせる

子どもが何かに挑戦してできなかった時でも
「大丈夫よ、次はできるよ」
と、できなくても大丈夫だったという経験をさせてあげてください。

こんな時に
「まだ無理よ」
「ほら、できなかった」
など、できなかったことを強調したり、叱ったりしないようにしましょう。

例えば、
コップを自分で運びたい!と言って、
持たせてあげたらこぼしてしまった時などは、このような対応がオススメです。

お茶がこぼれちゃったね
(事実は伝えてOK)

こぼしちゃったら拭こうね
(自分でやると言ったことに対して責任の取り方を教える)

どうやって運べばうまくいくかな?
(問題解決・対応の仕方を考えさせる)

ママも一緒に手伝おうか?
(サポート)

上手に運べたね!
(成長!)

というように
「失敗しても対応できるから大丈夫」という体験を積ませてあげてください。

失敗やできなかった事を叱られたり否定されたりすると、子どもは「失敗はしてはいけないんだ、失敗は悪い事なんだ」と感じ、失敗を恐れて挑戦をすることを躊躇するようになります。

そうではなく
「もし失敗しても大丈夫、自分で対応できるし次はできる!」と思えるような経験を繰り返しさせてあげてください。

幼児はあらゆることをやろうとしては失敗するので、その都度どう対応すればいいか考えるチャンスは多くありますね!

こちらもご参考ください▼
打たれ強い子に育てるには?ある経験後の親の一言で変わる!子供の心

無条件に愛情を伝える

「ママはあなたのことが大好き」
と、愛情はたっぷり伝えてあげてください。

何かをしたから
「いい子ね、ありがとう、よくできたね」
と褒めたり、愛情を伝えるのではなく

何もしてなくても
「大好きよ」「生まれてきてくれてありがとう」と伝えて育ててあげてください。

自分は愛されていると感じるだけで、子供は安心感に包まれます。

自分は愛されているという実感
これが根が張るようにしっかり安定した心の土台になります。

根っこがしっかりしているからこそ
地上に大木が育ちます。
少しの雨風ではビクともしません。

人の場合、
この根っこは「愛情」です。

こう言うと、ママが子供を好きなんて、知ってるに決まってるでしょ!毎日これだけやってあげて、そんな事もわからないわけないわっ!と思うかもしれませんが…

ママの愛情は、
あんがい伝わっていません。

子供というのはとても不安に陥りやすい生き物で、自分が悪い事をしてママに叱られただけで「ママは僕のことが嫌いなんだ!えーん」と思ってしまう生き物です。

自分が悪い事をしたから叱られているのに、反省はせず、僕を叱るなんてもうママは僕のことが嫌いなんだ!と感じ、不安定になり、腹を立て泣く…それが子供心です。

子どもがしっかり生きていけるように自立させることが「愛」だと思っているママに対し、なんでもやってもらえることが「愛」だと思ってる子ども。

だって、赤ちゃんの頃は泣けば何でもしてくれたもん!

ママが愛情を注いでいるのに
子どもは「なんで愛してくれないの!なんでやってくれないの!ママはもう僕が嫌いなんだ!」と勘違いしていることは日常で多々あります。

なので子どもには
わかりやすく「大好きだよ」と毎日でも言ってあげてください。

それだけで心が安定します。

しっかり運動させて遊び体を鍛える

基本的なことですが、
しっかり運動をして体を鍛えることは心の発達にもとても影響があります。

すぐにイライラしてぐずる子もいますが、それは思いをうまく伝えられなかったり、感情をうまくコントロールできないからです。

感情をコントロールする機能は、運動機能と密接に関わっているため、体を十分に動かして遊ばせたほうが、心の発達にも良いのです。

これは大人にも言えますが
とくにお腹(丹田)を鍛えることはメンタルの安定・強化につながります。

赤ちゃんでもハイハイをすることにより腹部の筋力が発達するため、赤ちゃんの頃にうつぶせ運動やハイハイをたくさんした方が「我慢する力」が強くなると言われています。

赤ちゃんをすぎても子供に「腹部」のトレーニングは効果的で、その中でもオススメなのが「うんてい運動」です。

ぶら下がって体をゆらし棒から棒へ移動する運動は、腹部、丹田を含め体幹、上半身をバランスよく鍛えることができます。

「うつぶせ・ハイハイ・うんてい運動」と赤ちゃん〜幼児の心と知能の発達によい運動は、幼児教育で有名なドーマンメソッドで詳しい方法が紹介されているので是非取り入れてみてください。

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ドーマンメソッドについてはこちらをどうぞ

ドーマンメソッドの『運動』体験レポート《0〜1歳》

メンタル強い子の親が絶対しないこと

続いて、
メンタルが強い子の親が
しないことの紹介です。

子育てで「何をしてあげればいい?」という質問は多いのですが、実は何をしないかの方が重要だったりします。

それでは紹介していきます。

頭ごなしに否定しない

NO!

子どもの考え、言い分、やりたいこと、間違いなどを、頭ごなしに否定したり叱ったりしないようにしましょう。

これをされると子どもは自分に自信をなくします。

素直な思いを真っ向から否定されると、ありのままの自分では受け入れてもらえないと傷つき、自分を自由に表現できなくなっていきます。

子供はまだ客観視が苦手なので、
状況や親の都合を考えずにいろいろな事をしてしまいますが

それを、
「何をふざけた事をいっているんだ!」
「そんなこともわからないのか!」
「ホント馬鹿ね!」
など頭ごなしに否定してしまうと、子どもはとても傷ついて、自信をなくし、大人たちの顔色を伺うようになったり、自分の意見をいうのを怖がるようになります。

子どもの言いぶんは
まずは「そうか、あなたはそう思ったのね」と、とりあえずは否定せずに聞いてあげましょう。

そしてその後で
「その気持ちはわかるけど、今は時間がないからまた今度にしましょう」など、一旦子供の言葉を受け入れてあげてから諭すようにしましょう。

忙しい時など何も考えず「そんなのダメダメ!!」と言ってしまいがちですが、なるべく真っ向から突っぱねないよう心がけてみてください。

頭ごなしにダメ!という時は、
例えば怪我をするような危険な時だけにとどめておきたいものです。

人と比較しない

いい事でも悪い事でも、
他人と比較しないようにしましょう。

たとえば、運動会のリレーなどでお友達に勝った時でも

「〇〇くんに勝ったね」
「クラスで一番ってすごいね」
という人と比べた褒め方をするより

「よく頑張ったね!」
「前よりタイムが縮まったね」
という、自分の成長を褒める言い方がオススメです。

人に勝つ事でつく自信も確かにありますが、
そういった自信は人に負けた途端に失いやすいです。

もし比べるなら
他人と比べるのではなく過去の自分と比べて「すごく上達したね!」など褒めてあげてください。

人に勝つことでつく自信より、
自分に勝つことでつく揺るぎない自信をつけさせてあげてください。

そして勝負事にかぎらず、
普段から大人が子どもを他人と比べるような発言は控えるようにしましょう。

「〇〇君よりも、〇〇さんの方が」といった人と比べることは、仮に良いことでもしないことをオススメします。

周りの大人がこのように比較していると、子どもは無意識に誰かと自分を比較するようになってしまいます。

すると最初は「やってみたい!楽しい」という気持ちで始めたことでも、比べる癖がついてしまい「誰より上手、下手」だから、好き・嫌い/自信がある・ない/という、他人が自分の判断軸になってしまいます。

他人ではなく自分軸を大切に!

【これだけ覚えて!】子供を褒める時も叱る時もよくない事は『比べる事』

苦手を無理に克服させない

これができないと困る!と、
苦手なことを練習させる親御さんも多いですが、これは順番が逆です。

まずは、
得意な事を伸ばすことが先です。

苦手なことはひとまず目をつぶり、
子どもの得意な事・好きな事をやらせて伸ばしてあげてください。

そうすることで、自分は「できた!できる!」という自信とエネルギーがたまり→そのエネルギーをもって→苦手の克服。ができます。

この順番を逆にしてしまうと
なかなかうまくいきません!

心に自信もエネルギーも充電されていない状態で、苦手なことに取り組むのは非常にしんどく、やっても長続きしなかったり、苦手意識が余計にひどくなったりしがちです。

とりわけ幼児期は、
苦手を克服するのに適した時期ではありません。

小学生や中学生になっても
心に自信が充電されていない場合は、まずは「好き・得意を伸ばす」ことが先です。

好きな事・得意なことでたっぷり自分を伸ばし、心をエネルギーを満たしてあげましょう。

すると、
苦手な事にもがんばって取り組むやる気がわいてきます。

さらには
好きな事に没頭しているうちに
気がついたら苦手なことも苦手じゃなくなってきます。

これを『長所伸展法』といいますが
小さい時期ほど長所伸展法を心がけてみてください。

エネルギーも自信もなく苦手に取り組むのは、大人でもしんどいですよね!

【子供の長所と短所】子供の才能を伸ばすなら『長所伸展法』で伸ばす

それでは最後にまとめます。

メンタルが強い子の親が
していることしていないこと

成功体験に気づかせてあげる
失敗しても大丈夫という経験をさせる
無条件に愛情を伝える
しっかり運動させて体を鍛える

頭ごなしに叱ったり否定しない
人と比べない
苦手を無理に克服させない

alpapa

是非このような対応を習慣にしてみてください!
ママの心にも良い影響が出てきますよ♪

ご参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました!

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