
こんにちは、alpapa(アルパパ)です。(@alpapa11)
娘が3歳1ヶ月でひらがなが読めるようになっていました(*^^*)
この記事では、2歳半から遊びの中で教え、3歳でひらがなを覚えた教え方と、効果的だったアウトプットの方法をご紹介します。
私が行った方法は、とても簡単で誰でもできます。
ひらがな表などで教えているのに、なかなか覚えないなぁと思っているママはぜひご覧ください。
目次
ひらがなの教え方、3歳までにどうやって覚えたか?
3歳までにどのようにひらがなを教えていたかというと、主に以下の3点です。
- ひらがなフラッシュカード。
- 遊びの中で楽しんで触れさせる。
- 自然とアウトプットしだした時、ガッツリ引き出す。
これだけです!
どのくらい教えてたかというと、
2歳半頃から「ひらがなのフラッシュカード」を始めて、週に2~3回、1回10秒〜30秒くらいです。
あとは、
ひらがな表(パズル)を置き、子供の気が向いた時にひらがな積み木で遊んでいました。
3歳をすぎて、アウトプットが始まってきたので、2~3週間ほど集中的に毎日3~5分くらい行いました(土日祝はサボりがち…)。
それをしたら、
もう定着した様子で、今は何もしてません!
ひらがな表は引き続きはってあり、絵本などでも日常的に目にしているので、一度覚えたらもう忘れる事はなさそうです。
ちなみに、
3歳ごろまでは全く覚えている気配なしでした….。
これはドット棒のアウトプットの時と同じでした。
たまにでもゆっくりでも、継続的に触れさせていれば、3歳ごろには自然と出てくるという事ですね。
知育の定番教材!
ドット棒とドッツカードの体験談はこちら↓
3歳までにもっとやればよかった!ドット棒とドッツカード《結果》
では①のフラッシュカードから、具体的な教え方を紹介していきます。
ひらがなのフラッシュカードの効果

フラッシュカードとは、ただ文字や絵が書かれたカードです。
(詳しくはこちら)
図のように『あ』から『ん』のひらがなカードをつくり、見せながら読み上げる、ただそれを週に2~3回してました(オススメの作り方はこちら)。
1回は10秒~30秒くらいです。
たとえば、
今日は出かける前に「あ行」と「か行」を見せる。という感じで行いました。
「ちょっと見て〜」
「あいうえお!かきくけこ!」はい終わり。

このような感じです。
フラッシュカードは、素早く見せて脳を刺激するもので、インプットゴールデン期の0~3歳がもっとも効果があると言われています。
たった1日10~30秒?
と、思うかもしれませんが、2歳って、走り回って全然ゆっくり見てくれません!
子供の性格にもよりますが、
うちの子は10秒以内でやらないと、奪われるか逃げられます。
しかし、ここで諦めてやめてしまわず継続的にインプットしていくことで自然とアウトプットされます。
自然なアウトプットが始まるのは3歳以降と言われています、それまでは可能な限り楽しませてインプットを続けましょう。
そして日常の中で「読む」というものが存在することを教えてあげましょう。
どんな子も世の中に「読む」という行為があるというのを知るまでは、
グレン・ドーマン博士
とくに読む事に興味を持ちません。
大人にとってはあまりに当然で忘れがちですが、この世に来て数年の幼児はまだ「読む」ことや「文字で何かを伝える」ということの存在を知りません。
ひらがなや読み書きを教えるなら、まず日常で「読む」という行為があることを教えていきましょう、その存在を知らない限り、興味を示すことはありません。
幼児に読みを教えるにあたり、おすすめのバイブル本はこちらです。
この本は主に0~2歳におすすめです。
どのように読みを教えるか、月齢別にの具体的な方法が書かれているハウツー本ですが、何より愛情にあふれた一冊で、赤ちゃん〜幼児がどのように世界を見ているかを学べます。
でも、2歳すぎて読んだの少し遅かった!!
ひらがなフラッシュカードのポイント
ひらがなだけでなく、
文字をフラッシュカードにする時のポイントです。
小さい子ほど文字を大きく!
はじめのうちは大きな赤字で書く。
まず、大きさですが、
幼児の目は、小さい文字をうまく捉えれません。
大人の目は、小さくてもピントを合わせて見ることができますが、幼児の目はまだピント調節がうまくできていません。
月齢が小さい子ほど、形の輪郭もボヤけているので、カルタのような小さなフラッシュカードは不向きです。
ドーマン博士の本には文字の大きさはだいたい9cm四方に、色はわかりやすい赤がおすすめと書いてありました。
これは年齢にあわせて次第に小さく、色も黒にしていけばOKのようです。
わたしは2歳半からでも、
赤ちゃん仕様で9cm四方の大きな赤文字のフラッシュカードを作りました。
今は3歳で慣れてきたので、印刷しやすいA5サイズに黒文字にしていますが、やはり小さいうちは大きい赤文字がおすすめです。
ひらがなフラッシュカードは、あ行からでなくてもランダムでOKです。
興味を示す文字から、例えば自分の名前などがオススメです。
フラッシュカードを毎日続けるコツは、子供が面白がって「もう少し見たいな〜」くらいのでやめて明日へつなげること、です。
ここで少し余談ですが、
幼児に読み書きを教えてはいけないという話もありますが、正しくは、幼児に圧力をかけてはいけない、幼児を強制してはいけない、です。
幼児にひらがなを教えてはいけない説あり?
そんなことはありません・・・↓
3歳児にひらがなを教えてはいけない?【結論】問題なく読める年齢です
次は②の遊びの中で楽しんで触れさせる。
について具体的に紹介していきます。
あいうえお表とひらがな積み木で遊んで親しむ

フラッシュカードの他に行った取り組みは、「あいうえお表」をおく事と、「ひらがな積み木」での積み木遊びです。
はじめは遊びを目的として普通の積み木のように、ひらがなを並べて遊んだり、積み木遊びの最中にさりげなく教えたり、ひらがなに興味をもつきっかけ作りとしてひらがなの知育玩具は効果的でした。
うちの子は「お店やさんごっこ」が大好きだったので、こんな具合に遊んだりしてました。

もちろん、
ぜんぜん違うひらがなをもってくるのですが(^_^;)
「これは 『め』ですねー、『め』にします!」と返します。
ここで「ちがう」とか「これは間違い!」とかは言わなくていいです。
目的は「文字に親しむこと」「この形は”あ”」というインプットです。
教えようとしすぎると、煙たがられるのでほどほどに。
どんな方法でもいいので、まずは文字に親しむ遊びをしてあげましょう。
楽しければ好きになりますし興味ももってくれます。
わかいい絵のひらがな表は知育効果が薄い?

ここでポイントですが、
あいうえお表は『文字だけのもの』が基本です。
絵と一緒のあいうえお表は文字を覚える目的では、効果が薄いです。
絵と文字は、脳で認識される場所が違うため混乱します。
そして、『あ』をあひるの『あ』と絵と一緒にインプットしてしまうと、「あ」を見てあひるをイメージするようになる事があり、結果としてひらがなを覚えるのに無駄に時間がかかります。
「あ」はあひるの『あ』ではなくシンプルに「あ」は「あ」とインプットしましょう。
そもそも、
あいうえお表に絵がついていると、子供はほぼ絵しか見ないです。

例えば、らいおんの『ら』と書かれた表の、らいおんの絵を指差して「これは?」と聞くと幼児はすぐ「らいおん」と答えるでしょうが、ひらがなの『ら』を指差して「じゃあ、これは?」と聞くと・・・ほとんどの子はわからないか「らいおん」と答えるかどちらかだと思います。
子供にとってはほぼ「絵の表」でしかなく、文字を教えたいという目的には不向きです。
ちなみに漢字は脳が絵として認識するので、幼児は漢字から教えた方がだいぶ簡単なようでホイホイ覚えます。
うちの子も、
ひらがなはゆっくりでしたが漢字は比較的すぐに覚えました。
このあたりはドーマン博士の本にも詳しく書いてあります、図書館にもありますのでチラ見してきてくださいね。
ひらがな積み木・表を使うならオススメはこちら↓
《知育効果のあるひらがな積み木》かわいい絵は効果なし?選び方のコツ
次に③自然とアウトプットしだした時、ガッツリ引き出す。
について具体的に紹介していきます。
3歳でいきなり始まるアウトプット

0~2歳で①②のようにひらがなに親しませてインプットしている子は、アウトプットが始まる3歳ごろには実はすでにほとんど覚えています。
でも、なかなか言おうとしませんし、
親も無理にテストするべきではありません。
「いや、うちの子、本当にわかってない..」という方もいますが、本当に80%以上の子は言わないだけです。
(親が思うほどインプットされてない事もありますが…)
なぜ言わないかというと、
一つは気分、
そして一番の理由は、わかっててもまだ自信がないからです。
うちの子も「3歳になったけど、なかなか覚えないなぁ」と思ってました。
3歳の誕生日がすぎても読もうとするのは、いつも見てる自分の名前くらいでした。
しかし、ふとした時に「ママ、これ『え・ほ・ん』って書いてあるよ〜」と教えてくれたり(すごい、読めてる!)

公園の立て札を見て「ママ、おばけがでるから帰りましょうって書いてあるよー!」と自分から読みに行ったり(ぜんぜん違う内容が書いてあった….)

読めたり読めなかったりですが、自然にアウトプットするようになりました。
ここで「今、本人が興味もったタイミングだな」と思い、集中的にフラッシュカードで引き出しました。
Sponsored Links3歳でアウトプットが始まってからのひらがなフラッシュカード
自分からひらがなを指差したり言うようになってから、つまり自然なアウトプットがはじまってからは、このような感じでフラッシュカードを使い一気に引き出しました。
例えば、
「あいうえお」を言って見せたあと、
「どっちが『あ』?」

「かきくけこ」を見せたあと、
「どれが『き』?」

そして「これ何て読む?」

「どっちが『あ』?」と二択の指差し→「どれが『あ』?」と選ばせる→「これ何て読む?」と様子を見ながら質問をレベルアップしていきます。
他にも、ランダムに色々並べて
「好きなのあったらママに教えて〜」
こんな感じで
「確実にできる、わかる」を増やしていきました。
2~3週間ほど、
1日1回2~3分くらい、長くて5分です。
この集中的なインプットとアウトプットは「できる!」という自信をつけさせるために行いました。
自信がつけば、自分から進んで言うようになるので、ほっといても覚えるだろうと思ってのことですが、結果とても効果があり、すぐにひらがなが読めるようになりました。
ポイントは褒め方で、
自信満々で間違えても「よく言えた!」とまずは発言したことを肯定してあげてください。
「また間違えた〜」なんて言ってると、どんどん嫌いになるだけです…。
もし、堂々と「き」を指差して「さ!」と間違えても、
「そうこれ似てるよね〜!似てるのがわかるんだね!」と褒めてあげてください。
もし可能なら、おじいちゃん、おばあちゃん、先生の前など、親以外の大人にも褒められるとやる気がでます。
ただし、
この場合は、間違えても恥をかかせない、否定しない、という幼児の扱いを理解している大人でないと逆効果になるので気をつけましょう。
カンタンで効果的な褒め方はこちらをご参考ください↓
子供の褒め方『すごい』だけでは結果マイナス?失敗しない簡単な褒め方
ひらがなを教える時の注意点
個人的な反省点です。
『っ、ゃ、ゅ、ょ』を教えるのを忘れてた・・・。

積み木になかったんですよね、、
『っ』を説明するのもアリですが、理屈を説明するより見せた方がいいです。
フラッシュカードで「らっぱ」「きっぷ」「すきっぷ」…と、身近な単語を見せて読んであげる方がすぐに飲み込みます。
私は忘れてましたが、これから教えるママさんは、少し早めの段階からインプットしておくことをオススメします〜!
3歳でひらがなを覚える方法・教え方のまとめ
まとめます、
ご参考になれば幸いです(*^^*)
- 3歳前からフラッシュカードでインプット。
《注意》
フラッシュカードは短い時間でOK、ゆっくり週に数回でもいいので継続的に行う。
フラッシュカードは年齢が低いほど大きい方がいい! - 日常の遊びや絵本でひらがなに触れさせる
《注意》
ひらがな表を使うときは、文字だけのものを使うこと。 - 自然にアウトプットが始まるのを待って、始まったら自信をつけてアウトプットを加速。
《注意》
自信をつけて引き出すのが目的。
やる気や自信をなくすような言葉がけや否定はしない、圧力をかけない、間違っても発言を褒める。