こんにちは、alpapa(@mamaschool)です。
イチロー選手が初めてバットを握ったのは3歳だそうですが、子供の運動神経はいつ決まる?
また、運動神経のいい子の特徴とは?
この記事はこんな方にオススメ
■運動神経のいい子の特徴を知りたい。
■子供の運動神経は何歳で決まる?
■運動神経も頭も良い子に育つ㊙️メソッドは?
■ぶら下がり・うんてい運動はなぜ良い?そして何歳から?
■子供の運動神経UPにおすすめの遊びを知りたい。
目次
子どもの運動神経は、6歳までに何を経験させたかによって決まる。
運動神経のいい子は、
6歳までに決まると言われています。
子供の運動神経は、6歳までに
いかに様々な身体的遊びをさせたか、
その子にそういった経験がどれだけあるか、で決まり親からの遺伝だけでは決まりません。
というのも人の神経系の発達は、
3歳までに60〜70%出来上がり、6歳でほぼ完成 (80〜90%)し、それから緩やかに10〜12歳までに100%になり、その後は成長しません。
近年の研究では子供の運動能力の66%は遺伝という報告もでていますが、それでもなお、神経系の発達時期は影響するため遺伝がすべてとは言えません。
つまり、
決め手となるのは6歳ごろまでの運動経験です。
体を動かすことは、
脳の発育にも良いので、
6歳までにいろいろな種類の身体的遊びを経験させてあげることで、子供の運動神経がよくなります。
次に、
運動神経のいい子の特徴と
6歳までにオススメの運動を紹介します▼
運動神経のいい子の特徴
0〜6歳で、
運動神経のよい子供の特徴とは?
それは、子供の巧緻性(こうちせい)をみるとわかりやすいです。
(巧緻性=指先の器用さ)
巧緻性は、
神経系の伝達と大きく関わっているため
指先の器用さは体のコントロール能力にも大きく関係しています。
また、
指先を鍛えることで体の動かし方も上手になっていきます。
たとえば、
体力も筋力もあって走るのが好き!
という子でも、ブランコがこげない、鉄棒ができない、リトミックで動きが鈍い、という運動神経がイマイチな場合は、巧緻性を一緒に鍛えてあげるとGOODです。
(巧緻性の鍛え方は後半↓)
では運動神経がよい子は、
指先にどんな特徴があるのか?
運動神経がいい子が得意な「指先の動き」を紹介します。
これできる?運動神経のいい子の特徴
運動神経のいい子ってどんな子?
素質を見るのに、わかりやすい特徴は?
基礎体力とは別に、
運動神経がよい子は、こんな動きがスムーズにできる傾向にあります▼
①まず両手をパーにします。
②1,2,3..と、
両手の指を一本づつ折ってグーにします。
ここまではできる子多いです?
③次に、
6,7,8..と両手の指を一本づつ開いていきます。
④パーに戻ります。
こういった指先の動きは、
実は幼児には難しく、これが4〜5歳でスムーズにできる子は、運動神経もよい傾向にあります。
指先を動かすことは、
脳の発達にも良いので、ぜひ幼児期のうち(6歳まで)に巧緻性を鍛えてあげてください。
幼児の巧緻性を鍛えるのに、
おすすめの遊びを紹介します。
子供の運動神経UPにもよい、巧緻性を鍛える遊び
幼児の巧緻性を鍛えるのにオススメな
最も簡単な遊びは『折り紙』です。
0〜3歳では紙ヒコーキを折って飛ばしたり、年中〜年長にはツルが折れるように遊んでみるのがオススメです。
他にもオススメな遊びは
・ひも通し
・ちぎり絵
・ハサミを使った工作
などがあり、
ひもを使った動作では、
年長で「ちょうちょ結び」「本結び」などができると◎です。
【ちょこっとMEMO】
子供の巧緻性は、その子の能力・ポテンシャルがみれる重要な項目なので、小学校受験でも「ひも結び」はよく出題されます。
その他、0〜6歳の知育玩具で
ひも系のおもちゃは多種販売されていますので、日常の指先トレーニングに活用してみてください。
運動神経も頭もいい子に育てる㊙️メソッド
幼児教育で有名なドーマンメソッドより
0〜6歳の運動能力&才能に関する目からウロコの本を紹介します。
この本に出会った人は幸運!
運動神経も知性も優れた子に育てたい場合、
一度は読んでおきたい本です。
1960年代に書かれた本ですが、
ドーマン博士の研究結果は、現在でもあらゆる幼児教育メソッドに取り入れられています▼
赤ちゃんの運動能力をどう優秀にするか (gentle revolution)
その他、運動以外のドーマンメソッドについてはこちら
ドーマン博士が推奨する『ぶら下がり・うんてい運動』何歳から?
運動の中でも、こどもの脳を刺激し、
知性や運動能力を含むさまざまな発達に良いとされている『ぶら下がり』と『うんてい』
「ぶら下がり・うんてい運動」は0歳から練習可能な運動で、うんていを推奨しているドーマン博士の本には、赤ちゃんから始める「ぶら下がり運動」幼児の「うんてい運動」について練習方法が紹介されています。
「うんてい」運動で棒を握ったり、つかんで進んだりすることによる手のひらの刺激から、巧緻性(手先の器用さ)、空間認知能力、集中力などあらゆる運動系の能力を刺激し向上させることがわかっています。
赤ちゃんの頃はママの手を握らせて
腕をひきあげたり、少し大きくなってからは鉄棒のぶらさがりなどに挑戦すると◎です。
うんていの往復は一般的には4歳〜6歳でできるようになりますが、ドーマンメソッドで育った子達の中には2歳でうんていを易々と往復し、5歳で空中ブランコをこなす子供達もいます。
日本でも近年、うんてい運動を幼児教育に取り入れる風潮があり、例えばオリピック日本代表の池江璃花子選手は「うんてい」をで筋力を鍛えたことで知られていますね、池江選手のお母様は脳の発育に良いと知り、自宅に「うんてい」を設置し、生後2ヶ月から練習をさせていたそうです。
0歳からのうんてい練習・体験談
私もドーマンメソッドの「運動」を0歳から取り入れてみました。
生後すぐにできる指のトレーニングから、ぶら下がり→うんてい、とその子の反応や楽しみ具合をみてステップアップしていくのですが、ママの指や棒にぎゅっとつかまってニコニコする様子がとても可愛く、癒される知育遊びになりました^^
0〜1歳の赤ちゃんからオススメなので、ご興味のある方は取り入れてみてくださいね。
詳しい体験レポートはこちらです▼
ドーマンメソッドの『運動』体験レポート《0〜1歳》
ちなみに、初めは指や棒につかまらせて練習するので、最初からうんていは必要ありませんが、自宅にあるともちろん便利です。
うんていと聞くと公園を思い浮かべますが、自宅の天井や柱に設置するだけの簡単うんていも販売されているので、DIYで設置する家庭も増えています▼
室内うんていは値段が高すぎる!
場所がない!という方は、こちらがオススメです▼
【うんてい・ぶら下がり】自宅に知育うんていが欲しいならこれで代用!
室内うんていは10万超えですが、こちらは3480円!私も使ってます♪
うんてい知育を広めたドーマン博士ですが、ドーマン博士のメソッドには「運動」だけではなく、その他「算数・文字・知恵」などカードを使ったおうち遊びもあり、子供の持って生まれた能力を最大限に引き出す方法が多数紹介されています。
メソッドの方法にご興味のある方は、日本で唯一ドーマンメソッドを教えている「0歳からのママスクール」で無料セミナーが開催されているので参加してみてくださいね↓
\0〜3歳なら今がチャンス!/
子供の集中力をつける運動
運動神経と集中力の関係についても紹介します。
「集中力」と運動は深く関係していて、
落ち着きがない子・集中できない子ほどしっかり運動させてあげるのがおすすめです。
子供の集中力をつけるのに、
おすすめの運動方法は、STOP&GO遊び。
走っている最中に急に止まる!
という練習をさせることで、自己コントロール神経が発達し、次第に集中力がついてきます。
詳しくはこちら▼
【落ち着きがない子供】集中力に欠ける子供に集中力をつける方法
運動神経のいい子になるには、6歳までにどんな遊びをするといいか?
主に体を動かす系の遊びで、
年齢別におすすめのものを紹介します。
3歳までにおすすめの遊び
3歳以下では、
狭く浅くでもいいのでとにかく豊富な遊びの経験をさせてあげましょう。
うんてい、鉄棒ぶらさがり、ベビースイミング、砂場遊び、滑り台、ブランコ、ジャングルジム、トランプリン、ボール遊び、水遊び、でんぐり返り、けんけんぱ、ベビーヨガ、リズム遊び、白線歩き、パパ登り、階段の上り下りや簡単なクライミングなど
先に紹介したうんてい運動については
0〜6歳ずっと、そして6歳以降もオススメな運動です。
また、
2歳半〜3歳では
片足で立てるか?
両足を浮かせてジャンプがでてきるか?
も見ていきましょう。
片足けんけん、けんけんぱ、リトミック
などをしてバランス感覚を養う運動も取り入れると◎です。
けんけんぱは、
平均2〜3歳でできるようになります。
しかし3歳前の子は
片足で立ったり体がぐらつく感覚を怖がる子もいるので、そういった場合は手をつないで安心させながら行ってください。
運動系の習い事では、スイミングやピアノなどは体を使うだけでなく巧緻性や集中力UPにも効果的です。
年齢別・おすすめの習い事▼
習い事は何歳から?平均は3歳、習い事別おすすめの年齢を紹介!
3歳〜6歳でおすすめの遊び
3歳すぎ〜6歳では、
ルールのある遊びや、道具を使った運動にも挑戦していきましょう。
0〜3歳で紹介した遊びに加え、
鬼ごっこ・だるまさんがころんだ、
などのお友達と一緒に遊べるルールのある遊び
縄跳び、フラフープ、竹馬、自転車、
キックボードなど道具を使った遊び、
ダンスなどの
「真似して動く」「バランス感覚」を鍛える遊びも、取り入れるのがおすすめです。
また【砂場遊び、泥んこ遊び】
に関しては幼児のストレス解消になる遊びといわれており、おまけに創造力も育つので0〜6歳の幼児期全般で心身ともによい遊びです。
6歳までに自転車に乗る練習をしよう!
自転車にのる練習も
小学校に入る前が理想です。
自転車に乗ることは
バランス感覚、重心移動、など
体の動きを上手にコントロールしながら、
同時にブレーキやハンドルなどの道具も扱います。
またペダルをこぐことで体幹も鍛えられるなどメリットが多いため、子どもが興味をもったら練習させてあげましょう。
早い子では、3歳には
補助輪なしで乗れるようになります。
すぐに乗れるようなった練習法はこちら▼
【3歳〜5歳】自転車の教え方!4歳が30分で乗れるようになったコツ
ちなみに、
初めての子ども自転車には
これがプロのおすすめです▼
【体験談】3歳・4歳の初めての自転車ならコーダがおすすめな理由
幼児期にオススメな運動まとめ
幼児期にオススメの運動を紹介させていただきましたが、上記以外に忘れてはいけないオススメの運動は『歩くこと』です。
歩くことから得られるメリットは多く、よく歩く子は運動神経だけでなく脳もよく発達し、心身の健康状態も良いです、そして睡眠の質も良くなります。
歩くとさらに賢くなる理由はこちら
それでは、幼児期にオススメの運動をまとめます!
0〜6歳でオススメの運動は多いですが、その中でもどれがオススメかと聞かれたら、この3つを押します▼
【幼児期にオススメの運動トップ3】
◎うんてい◎歩くこと◎スイミング
ただし、子どもの得意不得意もあるので、相性のよい運動、そして偏らず様々な運動経験を楽しんでくださいね♪
【追加MEMO】
運動神経以外にも、
6歳頃までに土台が決まる能力は多く、
こられの能力も同様に6歳までが決め手といわれています▼
・絶対音感
子供に絶対音感をつけるなら3歳までがベスト!6歳までがマスト!
・映像記憶能力
幼児の【映像記憶】を鍛えるトレーニング!スーパー記憶力を身につける
・潜在意識
ママは絶対知るべき!6歳までの子供の心、間違えた子育てをやり直したい
それでは、
いろいろなスポーツや遊びに挑戦し、しっかり体を動かして遊んでくださいね♪