
「宿題おわったの?!」
毎日同じことばっかり言って疲れた!
「やると言っておきながら、なんでやらないのよ!」
とお怒りのママへ
めっちゃ気持ちわかります…。
でも、
あなたが過度にイライラしてしまうのはなぜ?
子どもがやるべきことをやらないのはなぜ?
この2つの理由と
心が楽になる対処法を書きます▼
目次
宿題をしない子供にイライラする理由

やるべき事をしない子供にイライラ!
宿題やると言っておきながらしない、
有言不実行の相手にイライラ!
ところでママ、
なんでここまでムカムカするんでしょう?
少し自分に質問してみましょう
「子供がやるべき事をしない」
何であなたはそれがイヤ?
(→別に気にしないママもいます)
「言った事を守らないからイライラ」
何であなたはそれにイライラするの?
(→子供が言った事を守らなくても、気にしないママもいます)
だって宿題やるって言ったのに
約束破られたから、
嘘つかれたから、
子供の将来が心配だから、
裏切られた気持ちになるから…
でも⇒何であなたはそう思う?
イライラの原因は全部、
宿題ではなく、ママの心の中にあります。
例えば、
親の言うことを聞いてくれると期待しているから、とか。(⇒期待をすてるとイライラしなくなります)
勉強ができれば、
将来お金持ちになれると思い込んでるから、とか。(⇒学校の成績と将来の年収は関係ないと思えばイライラしなくなります)
何事も、原因は外にはなく内側にあります。
とりあえずこのイライラは子供や宿題のせいではない、という事を心にとめてみてください
次項で、
子供がやるべきことをやらない理由と解決法を紹介していきます。
その前に、
育児のイライラ解消方法はこちらを▼
育児でイライラする時やってみて!育児カウンセリング不要の解消法
母親って何だろう..と思ったらどうぞ▼
いい母親になろうとしなくていい!幼児教育を学んで気づいた事
子供がやるべきことをやらない理由

子どもがやるべき宿題をしない原因はシンプルです。
宿題を自分がやるべき重要なものと思ってないから。
次に、やりたくないから。
そして、
宿題をしなくても別に困らないから…。
本人がやるべき必要性を感じたら、
放置してても勝手に宿題をやります。
やりたい事なら、
ほっといてもやります。
宿題をやるべきかどうかは、
子どもが悩むべきことであって、ママは悩まなくても大丈夫です。
なので、言っても聞かないなら
できるだけ口出ししないことをオススメします。
毎日ガミガ叱っても、
ご経験通り効果なかったと思います。
叱るのは逆効果です。
「でも、言わないと本当にやらない!」
→OKです。
宿題をしないのは子どもの問題なので、子どもに解決させてください。
ただしサポートはした方がいいと思います(→次項で紹介)
「宿題しないと先生に怒られるよ!」
など、いくら言っても本人がする必要性を感じていないなら行動しません。
親が何も言わなくても勝手に宿題をする賢い子、どれだけ言ってもしない子、何が違う?▼
【賢い子の共通点】賢い子に育てるなら母親が教えるべきはこっちです
【対処法】宿題をしない子どもへ5つのサポート
「宿題しなさい!」とガミガミ言わず、手を出さず、イライラしなくても宿題をやってもらうにはどうすればいいか?
けっこう効果的な対処法を5つ紹介します。
なんで勉強するの?に目を向けさせる

宿題をしない原因の一つに、
「なんのために勉強するのかわからない」
「将来困るってママはいうけど、何に困るの?パパもママも勉強してないじゃん」
というものがあります。
必要性を感じないことに自由時間を使うのは、大人でもイヤです。
宿題をしない子のパパ・ママは、
「学ぶことの必要性」を子どもに伝えた事はありますか?
自主的に勉強をする子は、
勉強の必要性を理解している子が多いというデータがあります。
これを学ぶと生活のこんな場面で役にたつ、こんな遊びに使える、将来の夢を叶えるのに役に立つ、など勉強と生活・夢がリンクしていることを知っているのです。
日常からそれらを教えたり、
子どもの将来の夢について話したり
『これ何の役にたつの?』を教えていきましょう。
賢い子の共通点に
「親から勉強しろと言われた事がない」
というのがありますが、
それは子供が「見えている世界」が違うからです。
どう宿題させるか?ではなく、
どんな事に目を向けさせるか?です。
宿題をしざるえない環境を作る
宿題がスムーズにできる環境を作る、
ルールを徹底させる、という方法は効果的ですので取り入れてください。
そもそも家に帰ったら、
youtubeが見放題、ゲームがやりたい放題、おやつが食べ放題!という状況なら自ら「よしっ勉強するぞ!」という気分にはならないです。
これら宿題を阻害するものを視界に入れないでください。
気を散らす物の出しっぱなしをやめましょう。
そして
「やるべきことをやってからyoutube見ていいよ」
「宿題終わらせてからおやつ」
など、家庭にあったルールを徹底させてください。
家がリラックスできる場であることも大切ですから、週末だけは好きに遊んでOKなど工夫しましょう。
暗示も効果的▼
子供が勉強しない!勉強しない子は放っておくより暗示の力を借りる
おやつに注意・ご褒美でつるのは逆効果
添加物まみれの甘いお菓子の与え過ぎは注意してください。
甘いものは、食べた後は血糖値が上がりハイテンションで元気モリモリ!一見やる気がある子に見えますが、急激に上がった血糖値は急激に下がります。
すると、イライラしたり眠くなったり集中力が低下したり、余計に宿題したくない状態になります。
脳に糖分は必要ですが、
お菓子ではなく健康的な食事から摂取しましょう。
子どもに食べさせない方がいいお菓子↓
子供に食べさせてはいけない市販の危険物、お菓子を買う前に必ず確認!
こちら、私の失敗談からの学びです。
活かしてください…↓
幼児が甘いものを食べ過ぎるとバカになる?頭への影響と怖い体験談
ご褒美でつるのは、
子どもの才能を台無しにする可能性ありです↓
【悲報】ご褒美で子供を釣って勉強させると、残念な結果に?
宿題しない権利を先生にプレゼンさせる。
とあるキッズコーチングの先生から聞いた話ですが、面白い方法だったのでシェアします。
このコーチの方は、
「宿題が多くてできない!遊びたい!」
と言う小1の息子さんに、
「なるほど。じゃあ学校の先生に”僕は義務で学校に行かされてるだけなので、家に帰ってからの宿題は義務ではありません、家では自由な時間を過ごす権利があります。なので、宿題の量を減らしてください”と交渉してみたら?」
と説得したようです(笑)
相手を説得させて自分で自由を勝ち取ってこい!と。
結果は、
それを言いたくないのでしぶしぶ宿題をしたそうですが、「宿題しない権利を勝ち取る」という提案はアリです。
そもそも小学校とは、
親の都合で勝手に決められ、つまんない授業を強制的に聞かされ、おまけに宿題までしてこい!ですから「学校って苦痛」と思ってる子も多いですよね、そこは理解してあげましょう。
まぁ…
と、いいましても。
宿題なんて30分以内で終わります。
学校の先生と不和になってもいい事ないので、平和的に「宿題をする」を選ぶ場合にオススメの時間管理方法はこちら↓
子供の行動が遅いっ!時間の感覚がない子に役立つ時間管理グッズ
なにはともあれ、子どもが
「宿題って何でしなきゃダメなの?」
について考える機会をつくる事はいいですね。
遊び、運動はたっぷりさせる
特に2~3歳の幼児に学習を取り入れる時に重要な事ですが、小学生にも当てはまります。
遊びや運動など、好きなことを十分して満足度が上がった時は、親のリクエストにすんなり応じてくれる率が圧倒的に高いです。
2~3歳はまだ予測脳が十分育ってないので先に好きな事をやらせますが、小学生なら順番が前後してもOKです。
宿題をやってしまえば、
後はたっぷり自由に遊べる。
親も機嫌がいい!と、何度か経験すれば、そのうち「やる事は先にさっさと終わらせた方が楽しい」と学びます。
また、
集中力のない子には運動をさせるのが効果的↓
【落ち着きがない子供】集中力に欠ける子供に集中力をつける方法
どちらにせよ、
親がガミガミ「勉強しなさい!宿題しなさい!」と言わず、日常を整えていく方が効果的です。
子どもが宿題をしなくてイライラする時の対応まとめ
ポイントをまとめます。
■本当のイライラの原因を考えてみる。
そして、親が「宿題しなさい!」と口うるさく言って悩む必要はなし、子どもの悩みは子どもに悩ませる。
→叱るのは逆効果!
■以下の5つのサポートは効果的
→勉強は何のためになるのか?を話し合う。
→宿題せざるえない環境をつくる。
→お菓子やご褒美を無駄に与えない。
→(本人が望むなら)宿題しなくて済むよう先生に交渉させる。
→遊びや運動はしっかりさせる。