こんにちは、alpapa(@mamaschool)です。
『ドッツカードは2歳からでは遅い?』
2児の母ですが、
上の子は2歳から始めました。
今回は、とてもよく聞かれる
この質問について体験談を紹介します。
■ドッツカードは2歳からは手遅れ?
■2歳からやってよかったことは?
■ドッツカード・ドーマンメソッドをやってどんな効果があったか知りたい!
目次
ドッツカードを2歳からやってみた体験談
2歳からドッツカードを始めると、どうなるか?リアルで苦い体験談を紹介します。
私がドッツカードを知ったのは、いま小学生の娘が1歳10ヶ月ごろ。
ドーマン博士のドッツカードについてはこちら
当時は「こんな面白いものがあるのか〜!」と、さっそくドーマン博士のドッツカードを中古で購入しましたが、イマイチやり方がよくわからず&忙しすぎて、結局2歳すぎまでほとんど使ってませんでした…∑( ̄[] ̄;)!
1日たった数秒、
このたった数秒が、、さっぱり進まない!
なぜなら、
こうなるからです▼
何でもやりたい触りたい
そのうえ絶賛イヤイヤ中の2歳児…
おまけにこんな性格だったので、10秒じっとさせるのが骨折りでした。
「ちょっと見て〜はい、1、2、」
と始めた途端、まるでネコが飛びつくかのごとく「かしてーっ!やるーっ!」と奪いにきます。
他のカードも触りたがりましたが、
その中でもドッツカードは特大サイズでテンションが上がるのか、猛烈な勢いでした。
ドッツカードを作ったドーマン博士の本に、『ドッツカードは赤ちゃんの領域』と書いてありましたが、博士の言う脳の発育うんぬん以前に、子供がこれだけ動き回るようになってからは、ただ『見せる』ということ自体が大変すぎました!
脳の発育的には▼
2歳をすぎると歳をおうごとに実際の量や真の値を認識するのがむずかしくなります。
できるだけ時間もエネルギーもかけずに子どもに算数を教えたいと思うなら、1歳あるいはそれ以下で始めるのが理想的です。
引用元:「赤ちゃんに算数をどう教えるか」/ グレン・ドーマン(著)
おっしゃる通り、
ものすごく時間とエネルギー消耗しました。涙
そもそも赤ちゃんの領域のカードを、イヤイヤ中の2歳で始めたのがタイミング悪かったかなと、せめて1歳半ごろからやってればなと思いつつ、最終的に収まったのがこの形です▼
8秒ほど逃げ切れば任務終了、
娘もそこそこ楽しんでます。
楽しんでる、でも、、
これって、単にカードの奪い合いゲーム?
こんな方法で効果あるんだろうか…と、ドッツカードを家でやるのは諦めかけてたのですが、博士の本にこんな一文があり▼
たとえ教え方が下手でも、何もおしえない場合よりはるかにましで、赤ちゃんは多くの事を学べます。(中略) 成果ゼロということはありえません。
「赤ちゃんに算数をどう教えるか」/ グレン・ドーマン(著)
下手な方法でも、
やらないよりはるかにマシ!
ということで、
やらないよりははるかにマシなんだな、
楽しめる範囲でやってみようと、ドッツカードはできる時だけ取り入れてました。
どのくらいの頻度でドッツカードをやっていた?
結局、ドーマン博士の本の通りの手順では行なっていませんが、どのくらいドッツカードやドーマンメソッドを取り入れていたかというと、
つまり、何かしらの取り組みを
1日1回(平日のみ)やっていた!という感じです。
ドッツカードやドット棒、文字カード、FC、記憶カードなど、ドーマンメソッドとその他の知育をまぜて、無理しない範囲でやっていました。
週末は外で思いっきり遊んでたから取り組みはしなかったよ。
カード類は、保育園に行く前の1分、余裕があれば帰宅後にも1分する、といった感じでやってました。
2歳から始めてドッツカードはいつやめた?
4歳になる頃にはやめました。
2歳で始めた最初は頑張っていましたが、すでにその頃には数字を知っていたため、3歳にはドッツカードよりドット棒やドッツサイコロなどの遊びにシフトしてました。
ドッツカードは数字を覚える前に使う教具だよ!
ただ、2歳前から通っていたお教室で
週に1回はドッツカード をしっかり見ていたので、何だかんだで4歳ごろまでは毎週見続けています。
なので、
ドッツカードをまともにやっていた期間としては2〜4歳、週1回程度です。
家庭ではエネルギーを消耗しすぎて続けるのが無理でした!
でも、赤ちゃんには大成功、0歳に試したレポートはこちら
その他、ドーマンメソッドの「文字カード」「ビッツカード」なども、3歳代まではよくやっていましたが、3歳にはひらがなを覚え、4〜5歳ではカードを見るより自分で絵本や児童書などを読むようになったため、徐々にカード類は卒業していきました。
では、
こんな調子で取り組んだ結果、小学生になったらどんな子になったか?
・スーパー計算能力はついたか?
・算数が好きな子になったか?
・量感はついたか?
・その他みられた効果は?
これらを紹介していきます▼
ドッツカードは2歳からでも効果あったか?
ドッツカードを2歳から始め、
結局、効果はあったのか?
小学校になった時点での結果を紹介します。
高い計算能力はついたか?
ものすごく高い計算能力はないですが、
小学校1年で簡単な足し算・引き算・かけ算・わり算は暗算でできるようになってました。
簡単なものなら3桁までできてました。
たとえばお買い物の時、
「このお菓子は523円だから、1000円だしたらおつりはいくら?」と聞くと
「えーと、、、400、、477円?」と答えられる、という感じです。
割り算も、こんな感じの
わかりやすいものなら答えられます。
例えば、
「1000円を4人で分けると?」
「600円を三人でわけると一人いくら使える?」あたりは計算できます。
2歳から始めて、いつ頃から計算ができるようになってきたかは、年長(5歳)の時にはドット棒を使っての3桁の足し算・引き算ができてました。
ただし、ドット棒がないとまだできてなかったので、年長で暗算でできていたのは、10の段までの足し算・引き算まででした。
幼児の計算能力としては悪くないと思います。
そして、ドーマン博士の言う通り何もしていない5歳児よりかははるかににマシな計算レベルでした。
そして小学校に入るころには九九も覚え、
シンプルな3桁の足し算、引き算、わり算も暗算できるようになってました。
これも同じく、
何もしていない小1の計算力よりは圧倒的にマシかな?と思います。
数に抵抗がなく、スムーズに理解していってるので、ドッツ系の取り組みのおかげで土台ができているように感じます。
もちろん間違える時もありますが、だいたいできてます。
計算能力の結果としては、
小学1年生で、
3桁の足し算・引き算ができる。
九九、簡単な割り算ができる。(暗算で)
算数が好きな子に育ったか?
今のところ
算数は「好き!」だそうです。
どちらかというと計算が好きだそうです。
好きに勝る能力はないので、これは嬉しい結果です。
算数(計算)が好きな子に育った。
量感は鋭くなったか?
これは難しく…
量感がついているかどうか、
判断する機会があまりないのでなんとも言えません?
「これ何個だと思う?」
「これ何cmくらい?」のように聞くと
だいたい当てる時もあれば、見当違いのことをいうこともあるため、目立って量感は鋭くはないと思います。
量感はあまり育たなかった。
そもそもドッツカードの目的は?
そもそもドッツカードの目的は、
計算を覚えさせたりするためではありません。
え?!違うの?
という方はこちらをどうぞ▼
【よくある勘違い】ドッツカードは数や計算を記憶させるためのものではありません!
ドッツカードを行っていくと
その過程で計算能力が身につきますが、ドッツカードの目的はもっと大きな土台を育てることにあります。
2歳からでもドッツカードやってよかった?
やってよかったです。
ドッツカード単体というより、ドーマンメソッドなどの幼児教育とは何かを親が知ることにより「子どもの脳と心の状態」がよくわかり「子どもの能力はどのように伸ばせるか」を学べたので本当にやってよかったと思います。
ドーマンメソッドって何?
という方はこちらをどうぞ。
逆にドッツカードをやっていても、ただ「瞬時に計算ができる」という結果だけ求めていたら意味なかったと思います。
こういった知育的取り組みは、結局のところそれらを通じて『わかった!できた!楽しい!もっと知りたい!やってみよう!がんばるぞ!』という「能力の基礎・心の土台」を育てることにあります。
いわゆる
非認知的な能力を育てること、と言い換えれるかもしれません。
これらを育てた結果、
あらゆる面で優秀に育っていくといえるので、やっぱりドッツカードもドーマンメソッドも取り入れてよかったです。
ドーマンメソッドの効果は?
ドッツカードを含め、
ドーマンメソッドや知育を取り入れた結果として、
好奇心・知識欲・やる気の旺盛な、いわゆる学び好きの子に育っています。
お勉強面だけでなく
明るく社交的で、お友達が多いです。
いろいろなことに挑戦し
苦手なことにもぐずり泣きしながら挑戦する粘り強さもあります。
そして
自信があるのか運がいいのか本番に強く、発表会などは練習より上手くこなします。
小学校受験はするつもりがなかったのですが、力だめしに受けてみたら見事に受かりました。倍率は10倍くらいの学校でお受験塾には通っていません。
と、
いい面をあげるとこんな感じですが、
わんぱくでお調子者のため困った面もありますよ?
長所と短所は表裏一体ですね、いい面の方を見ようと思います!
好奇心・知識欲・やる気の旺盛な、学び好きの子に育った。
2歳からのドッツカード・ドーマンメソッドの結果
2歳からはじめた結果と感想としては、
母子ともに学びが多かったので、
ドッツカードもドーマンメソッドも取り入れてよかった。
ドッツカードは、発案者のドーマン博士の言うようになるべく早い時期、理想は1歳以下で始めたほうが絶対的によいと思います。
しかし、2歳から始めても何もしないよりははるかにマシで、実践を通して子どもも母も多くのことを学べました。
ドッツカードなど幼児期の知育的な取り組みは、〇〇ができる、〇〇ができない、といった表面的な結果にこだわらず、楽しんで取り組むことが重要。
そして楽しんで行えたのでそれで十分です、それが水面下で何かが大きく育っている証拠だと感じ、実際に小学校になり成長とともにポツポツと芽を出してきています。
今の時点ですでに良い結果が見えてきていますが、もし仮に1+1すらできない子であったとしても、こうした『好奇心、やる気、知識欲、学びを楽しむ心』といった心の土台づくりができたので、幼児期にドーマンメソッドに出会えて本当によかったと思います。
ドーマン博士の研究所には世界中のママたちから感謝の手紙が10万通も届いたようですが、その理由がよくわかります!
これからドッツカードやドーマンメソッドを試してみたい方へ、無料セミナーを紹介しますので、よろしければご覧ください。
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