こんにちは、alpapa(@mamaschool)です。
0歳からの赤ちゃん教育として
絶大な効果を発揮する『ドーマン・メソッド』
1日たった5分〜10分程度の取り組みで天才児が育つというメソッドです。
ドーマンメソッドとはどのような乳幼児教育か?
その内容と効果について紹介します。
目次
ドーマンメソッドとは?
ドーマン・メソッドとは、
アメリカ発の乳幼児教育プログラムです。
アメリカにある『人間能力開発研究所』を創立したグレン・ドーマン博士とそのチームによって、親が家庭で行える乳幼児への教育プログラムとして1960年代に世界中に紹介されました。
ドーマン博士は
もともとは脳障害児を救うための治療の研究をしていました。
ドーマン博士のトレーニング法により、
脳障害児がすさまじい回復と知性を発揮したことから、健常児は生まれ持った可能性を伸ばすチャンスを与えられずに育っていることに気づきます。
そして、研究の成果から
『子ども達の可能性を引き出す方法』を本にして紹介しました、それが現在のドーマンメソッドと呼ばれる乳幼児プログラムです。
ドーマンメソッドは、どのような乳幼児教育?
ドーマンメソッドとは、
具体的にどのような方法で、家庭でどのように行えるか紹介します。
ドーマンメッドは、
0歳〜6歳までの間に、家庭で親が子どもへ行うさまざまな脳刺激の方法です。
主に『運動・算数・文字・知識』と
4つのカテゴリーに分かれていて、有名な方法はこちらです▼
日本でもすでに
幼児教育に取り入れられているので聞いた事がある方もいると思います。
あらゆる効果的な脳刺激を受けて脳が活性化しているため、ドーマンメソッドで育った子達には、あらゆる面で優秀になるという特徴があります。
そして、これらの脳刺激トレーニングは
1日たった数秒〜10分程度のものがほとんどで、やり方はすべてドーマン博士の著書で公開されています。
私たちが人間開発研究所でおこなっているのは、脳の秩序だった成長の仕方を認識した上で、〈頻度〉〈強度〉および〈持続度〉を増しながら、子どもたちに〈視覚〉〈聴覚〉〈触覚〉の刺激を与えることである。
引用元「赤ちゃんに百科事典的知識をどう与えるか」/グレン・ドーマン博士(著)
人間能力開発研究所がおこなっている仕事は、それだけなのです。
脳刺激のプログラムは
0〜6歳向けですが、その多くは0〜1歳(遅くても3歳まで)に始めることが効果的であるため、ドーマン博士の教育法は『赤ちゃん教育』として知られています。
3歳をすぎたら効果がないというわけではありませんが、そもそも子どもが自由に歩き回るようになると、1分とじっとしていないので、親子でプログラムを楽しく実行するのが難しくなります、そのため「赤ちゃん」のうちから始めるのが最もオススメです。
では次に
各カテゴリーについて
簡単に紹介していきます。
ドーマン博士の本のレビュー
どれから読むか迷ったらこちら▼
【0歳の教育本】0〜1歳ママは読むべき赤ちゃん教育の本
4冊も読んでる時間がない!という方へ
「赤ちゃんに算数をどう教えるか」に登場するドッツカードの無料90分セミナー&ドーマンメソッド動画講座ありです⇒こちら
ドーマンメソッドの『運動を教える方法』
ドーマンメソッドの『運動』には、
生まれてすぐに始められる「把握反射」のトレーニング、腹ばい、うつ伏せトレーニング、ブレキエーション(うんてい)など、平均的な赤ちゃんより脳の成長を大幅に進めるトレーニング方法があります。
「把握反応」とは、
赤ちゃんの手に刺激を与えると、
ぎゅっと手を握ろうとする反応のことをいいます。
把握反応は、物を握れるというより、握ったものを放せないという点が大切なのです。これは発展途上の反射反応です。したがって脳の成熟度が高まるにつれ、把握反応のかわりに、物を握って放すという能力がでてきます。
赤ちゃんの運動能力をどう優秀にするか/グレン・ドーマン博士(著)
この段階の新生児は、把握反応を何度も繰り返し使うことが大切です。使う頻度が高いほど、脳の成長は促進され、つぎの段階への移行が早まります。脳のつぎの段階は、回路が完成されるのをすでに待ち構えています。
ドーマン博士は
『知性のはじまりは運動から』
とも語っており、新生児からの運動と脳の発育については深く研究していました。
また、
これらのトレーニングをしてきた子は、
こんな感じに成長してきています▼
ドーマンメソッドで育った子達について
くわしくはこちらをご覧ください▼
【ドーマンメソッド、その後】グレン・ドーマン博士の教育法で育った子ども達
月齢別のトレーニング方法、
脳の成長過程などは、ドーマンメソッドの「運動」の本とDVDで詳しく紹介されています▼
赤ちゃんの運動能力をどう優秀にするか (gentle revolution)
DVD>赤ちゃんの運動能力をどう優秀にするか (〈穏やかな革命〉ベターベビー・シリーズ)
ただし、ドーマンメソッドは情報量が多く
すべてを本の通りに実行するのは難しいので、無理なく取り入れられる部分のみやってみるのがオススメです!
また、うつ伏せトレーニングや
ぶら下がり運動では、安全を確保し絶対に目を離してはいけません、昔の本なのでうつ伏せのまま寝かせる例も載っていますが、うつ伏せ時は絶対に目を離さないでください、そして親が安全に取り組めると思ったものだけ試してください(数秒〜数分のトレーニングです)。
ドーマンメソッドの『算数を教える方法』
ドーマンメソッドの『算数』は
主にドッツカードと数式を用いて行います。
日本でも幼児教育に浸透しているドッツカード、これを作ったのがドーマン博士です。
ドッツカードは、
赤ちゃんに数字を教える前に、数の事実を見せるために行います。
赤ちゃんの頃から数の事実を教え、
数の言語を吸収した子ども達は、こんな風に難解な計算もまるで「見える」かのように説いていきます。
算数の言語がわからない大人にとっては
まるで特殊能力のように感じますが、実際に0歳からドッツを見て育った子を見ると
計算しているというより
「イメージで見えている」という感覚を受けました。
ドーマン博士は著書の中で、
問題は「小さな子どもはなぜ瞬間的に算数ができるのか」よりも、むしろ「言葉をしゃべる大人が、なぜ瞬間的に算数が”できないか”」のほうなのです。
赤ちゃんに算数をどう教えるか/グレン・ドーマン博士(著)
これについて博士は
算数が苦手な大人は、いかに間違った算数の教え方を受けてきたかを書いています。
例えば、
最初に数字を教えることもその一つです。
【赤ちゃんに数字を教えないで!】理由をドーマンメソッド的に解説
算数が苦手なパパママは、
ぜひこの本の順番で算数を教えてあげてください、きっと数に強い子に育ちます▼
赤ちゃんに算数をどう教えるか (gentle revolution)
DVD>赤ちゃんに算数をどう教えるか (〈穏やかな革命〉ベターベビー・シリーズ)
ドッツカードについてはこちら▼
【ドッツカードとは?】ドーマン博士のやり方が最も効果が高い理由
ドッツカードの手づくり方法は⇒こちら
おすすめドッツカードは⇒こちら
ドーマンメソッドの『文字を教える方法』
ドーマンメソッドの『文字』は
主に大きな単語カードを使って赤ちゃんに『読む』ということの存在を教えることから入ります。
赤ちゃんに教える時の順番は『単語』からです。
なぜならアルファベットやひらがなは、最初に教えるには抽象的すぎるからです。
赤ちゃんは「あ」を食べたり
「あ」と遊んだり「あ」を触ったりしませんが、「ママ」のミルクを飲んだり「ママ」と遊んだり「ママ」を触ったりして認識しています。
教えるときは具体的、
そして身近な『単語』から入ります。
また、0歳からドーマンメソッドの
『文字』を実践した子達には
■1歳で文字を読む
■2歳で漢字まじりの本を読む
■2〜3歳で英語も話し出す
■5歳で楽しげに数カ国語を話す、などすさまじい勢いで言語の習得する子もいます。
詳しい取り組み方はこちら▼
赤ちゃんに読みをどう教えるか (gentle revolution)
DVD>赤ちゃんに読みをどう教えるか (〈穏やかな革命〉ベターベビー・シリーズ)
ドーマンメソッドを実践してみたい方は、
⇒こちらの記事後半に動画講座の紹介ものせています。
ドーマンメソッドの『知識を教える方法』
ドーマンメソッドの『知識』は、
ビッツカード(フラッシュカード)を用いて行います。
カード自体は、フラッシュカードや絵カードとよく似ていますが、ドーマン博士にビッツカードでは、より効果的に知識を与えれるように
■背景がなく単一の絵
■1カテゴリーにつき10枚
■サイズは28cm四方
■情報の深度
などが詳しく紹介されています。
詳しい取り組み方はこちら▼
赤ちゃんに百科事典的知識をどう与えるか (gentle revolution)
本ではビッツカードの作り方なども紹介されていますが、実際にママが手づくりで準備するとなると大変なので、代用として市販のフラッシュカードを使う方がオススメです▼
幼児におすすめのフラッシュカード!くもんvs七田式vs家庭保育園
ドーマンメソッドのメリット
ドーマンメソッドを行うことで、
あらゆる面において優秀になるだけでなく、子どもの好奇心や知識欲も育まれ、そして親子関係も良くなります。
ドーマンメソッドで育った子達は
非認知的な能力も高く、
■思いやりがあり、優しい
■学びを楽しむ心、知識欲が旺盛
■クラスでリーダー的存在になる
■大人になっても親子関係がよい
などの特徴も踏まえています。
というのも、
ドーマンメソッドでは運動も算数も、すべて良好な親子関係の元で行います。
ドーマン博士の本を読むと、
■まずは良好な親子関係を築く
■誠意をもって教えること
■子どもの顔をまっすぐ見て微笑み話す
■しっかりと子どもを抱きしめ褒める
■「大好きよ」「素晴らしいわ」などの声がけの重要さ
■子どもの潜在能力に敬意を払うこと
など、親子のスキンシップやコミュニケーション・誠意と愛情を注ぐことが、いかに子どもの成長にかかせないかが書かれています。
また、注意書きも多く
■子どもの機嫌が悪い時は行わない
■必ず子どもがやめたくなる前にやめる
■決して子どもをテストしない
■子どもの能力を軽視しない
など、すべての子が生まれ持った『学びたい!』という心を、決してつぶさない親としての心得についても書かれています。
そしてドーマン博士は、
こういった親たちのことを『プロフェッショナル・マザー』と呼び、素晴らしい親であり最高の教師として敬意を払っていました。
個人的な話ですが、先日、
ドーマン研究所で40年以上も活動していた方にお話を聞く機会がありました。
ドーマンメソッドで育った博士のお孫さんたちも、素晴らしく優秀でやさしく思いやりのある大人に育ち、今はNYで弁護士をしたり博士のように親子指導に貢献したりと、自分の道を歩み、充実した人生を送っていると伺いました。
その他、世界各国でも、
ドーマンメソッド育った人たち幸せな人生を送っていることが予想できます。
ドーマンメソッドでも
その他の早期教育でも、
最大のメリットは『子どもが能力を十分発揮し、充実した幸福な人生を送る』ということです。
自分の力を最大限生かして生きていける
って幸せなことですよね^^
ドーマンメソッドで育った子達
については、こちらをご覧ください▼
【ドーマンメソッド、その後】グレン・ドーマン博士の教育法で育った子ども達
また、
ドーマンメソッドを学びたい方へ、
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私も1人目の時は、ドーマンメソッドを独学しましたが、ドーマンメソッドは、本とDVDで独学するには大変ですし、間違ったやり方をしてしまう可能性も高くなります…
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