こんにちは、alpapa(@mamaschool)です。
子供の『共感力』が育つのはいつ?
どうしたら『思いやり』のある子に育つ?
個人差はありますが、
人の気持ちを理解する『共感脳』が発達するのは5歳ごろです。
5歳ごろになると、
『自分の言動によって、
相手をどのような気持ちにさせるか?』
という事が理解できるようになります。
そしてこの力は
親の接し方(言葉がけ)からも育まれます。
ここで、
パパママに質問です!
子供が何かした時、
あなたはどちらのタイプの言葉がけを多くしていますか?
例えば、子供が
玄関で自分の脱いだ靴を揃えた時、
どんな言葉をかけますか?
Aタイプの言葉がけ
Bタイプの言葉がけ
AとB、
どちらの言葉がけをしていますか?
他にも例えば
・絵を描いてくれた時、
・ママとの約束をやぶった時、
AタイプとBタイプ、
何が大きく違うでしょうか?
Aは『YOUメッセージ』
Bは『 I メッセージ』
と呼ばれるものです。
YOUメッセージは、
「(あなたは)えらい」「(あなたは)すごい」「(あなたは)ダメよ」と子供への評価を伝えるメッセージ。
I (アイ=私)メッセージは、
「(私は)気持ちがいいわ」「(私は)うれしい」「(私は)悲しい」と、自分の感情を子供に伝えるメッセージ。
『思いやり・共感力』を育てるには
「うれしいわ」「悲しいわ」など “I”メッセージを多く使ってみてください。
I メッセージを使うことで、
子供は『自分がしたことで、ママが嬉しくなったり、悲しくなったりするんだな』と学んでいきます。
人は生まれながらに
「人の役に立ちたい、相手を喜ばせたい」
という心を持っています。
I メッセージを使うほど
「ママに喜んでもらいたい」
「これをするとママはこう思うんだな」
という相手の気持ちを理解する力が育まれていきます。
ぜひ『 I メッセージ』を
多く取り入れてみてくださいね!
一方、子供への評価である
YOUメッセージですが、
褒めたり認めたりする事は、
子供の自信にもなるので、自己肯定感を高めるには効果的です。
こどもの自己肯定感チェック
⇒こちら
しかし、
使いすぎると他人の評価を気にする子になってしまうので注意が必要です。
また、間違っても
「(あなたは)思いやりがない!もっと(あなたは)人の気持ちを考えなさい!」と突き飛ばさないように。
YOUメッセージを効果的に使うときは
「すごい、えらい」という曖昧な表現だけはではなく、「色の塗り方がとても丁寧だね」など具体的に何がよいのか事実を伝えてあげたり、I メッセージも一緒に使って、評価だけでなく気持ちも伝えてあげると◎です。
最後にひとことまとめ、
“I”メッセージを多く使い、人の気持ちを思いやる心を育てる
みんなの きもちが わかるかな? おもいやりの絵本