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【人は0〜6歳で人生の脚本を書く】後悔だらけの子育てにしないために

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子育て 後悔

こんにちは、alpapa(@mamaschool)です。


心理学で言われる
『人生脚本』というのを知っていますか?


これによると、
人は、生まれてから6歳までに人生の脚本を書き、一生その脚本に従って生きる
と、言われています。


私たちは0歳から6歳くらいまでの
幼児期の経験から「人生とは〇〇だ」という刷り込みをし、その通りに生きます。


この記事では、現在0〜6歳のお子さんを育てているママに知ってほしい、人生の脚本について紹介します。

6歳までに決まる『人生の脚本』

子育て 後悔だらけ

この『人生脚本』を提唱したのは、
エリック・バーンという心理学論者・精神科医です。

人は生まれてから6歳までの経験から
「人生とはこういうものだ」という脚本を書き、一生それに従って生きるというものです。

0歳〜6歳という年齢は、
潜在意識の刷り込みの時代とも言われています。

また、人の脳は6歳までに90%が完成するため、
心理学以外のあらゆる分野からみても人生の土台となる重要な時期であるといえます。

そして、
この時期に最も強い経験といえば
親から受ける影響』です。

この考えによると、
私たち親にも、子ども頃に書かれた脚本があるのですが、その脚本にはどんな内容が書かれているのか?

それは、
自分の人生に起こるパターンから知ることができます。

幼児期の経験からつくられる人生のパターン

6歳までにつくられる人生脚本

今までの人生を
少し振り返ってみてるとすると、
自分が何度か繰り返している、人間関係や行動のパターンがあると思います。

例えば、

■肝心なところで、いつもミスする
■ダメな人ばかり好きになってしまう
■仲良くなった友達とは、最後は必ずケンカ別れ
■努力が報われず、頑張るほどうまくいかない
■結婚と離婚を繰り返している

大きなことから小さなことまで、人によって様々ですが、こういった人生で何度も繰り返すパターンがあったとしたら、それ、あなたが自分で書いた『人生脚本』かもしれません。

ちょっとここで、
よくあるパターンを紹介します。

離婚と結婚を繰り返してしまう】

幼児期の記憶と影響

例えば、結婚と離婚を繰り返してしまったり、大切な人との良い関係が長く続かないというパターンを持っている方はがいるとします。

これは実は、
幼い頃に、両親の離婚や、家族との死別、家を転々とした経験した方に多い、人生の脚本パターンです。

子どもは一人では生きていけないので
愛情をくれる相手は何よりも大切です。

しかし、幼い頃に
その相手との辛い別れを何度も経験してしまうと

傷つく事を平気で言う母親

去っていかれる不安から、
愛情をくれる相手に執着してしまったり、
逆に、相手を手放すようなことをしてしまったりします。

これはいわゆる、
幼い頃に、大切な人に去っていかれた経験から、
心の中に『大切は人は私から離れていく』という脚本が出来上がってしまっている状態といわれます。

大切な人ができても、
「この人はいずれ私から離れていく」と、心の底では常に思っている。

すると、自分から見捨てられるような言動をとってしまったり、「別れるなら、これ以上親密になりたくない…」と、自分から別れを切り出したり、脚本通りの現実を無意識に創り出してしまいます。

これはわかりやすい例ですが、
私たちはみんな、子どもの頃に作った『脚本』を持っていて、無意識にその通りに生きています

そして、小さい頃の出来事のため
ほとんどの人がその脚本が刻まれた時のことを覚えてもいません

だからこそ、
親の影響下にある幼児期(0歳〜6歳)は
子どもに幸せな経験をたくさんプレゼントしてあげたいものです。

『小さい頃のことなんて、
何してあげてもどうせ覚えてない』
なんていう方がいますが

覚えていなくてもいいんです。
その幸せな経験は、脚本としてしっかり潜在意識の中に刷り込まれて、一生影響していきますから。

ママたちが子供のためにしている
スキンシップや、手料理や、言葉がけや、読み聞かせなど、愛情をかけて行なっていることは全て、覚えていなくてもしっかり心に入っていますよ!

ママは絶対知るべき!6歳までの子供の心、これを知れば育児が変わる

次に、
不幸な脚本が書かれてしまわないように、
日常で気をつけれることを紹介します。

【必見!】後悔だらけの子育てにしないために

子育てに後悔しないために
よくある親の言動で出来てしまう『人生の脚本パターン』を紹介します。

子育てで後悔しないために知りたい、脚本の禁止令

人生脚本の禁止令

人生脚本では、小さい頃に刷り込まれた
『〜するな!』という禁止令があり、主に親から言われた言葉によってつくられると言われています。

禁止令はいくつかありますが、
親がつい言ってしまいがち・やってしまいがちな言動からできる脚本を紹介します。

健康でいてはいけない

普段は子どもに無関心だったり、厳しかったりするのに、ケガをしたり病気になった時だけ優しくなる。という経験が繰り返されると、子どもは愛されるために「健康でいてはいけない」優しくしてもらうために「病気になればうまくいく」という脚本を書き、病気がちになります。

考えてはいけない

子どもに選択の余地を与えず「こうしなさい」と言われ続けたり、意見を受け入れられず、頭ごなしに否定され続けると、子どもは「考えない方が好まれる、考えない方が愛される」と感じ、大人になっても自分で考えられない、決断に迷うという人になりがちです。

存在してはいけない

虐待を受けたり、望まれずに生まれた子、
親から否定され続けて育った人に多い脚本です。「ここに在てもいい」とは思えず、「僕は生まれてきちゃいけなかったのか」と悩み、自分の存在や価値を認めてもらうために必死になってしまったり、アルコール等に依存し自分の体や命を大切にできなくなったりと、辛い人生に陥りやすいです。

感じてはいけない

泣けば「泣くな!うるさい!」笑えば「静かにしなさい!」と、自然に出てくる感情を否定され続けることで出来上がる禁止令。大人になっても感情をうまく出せず、自分の本当の気持ちがわからなくなったり、色々な事に無関心・無感動になることもあります。

成功してはいけない

小さい頃に、自分の努力や成功を認めてもらえなかったり、喜んでもらえなかったりすると出来上がってしまう脚本。成功しても褒められなかったのに、失敗した時だけ「大丈夫よ、頑張ったね」など優しく気をかけてもらえると、子供は「成功してはいけない」と思うようになります。

女(男)でいてはいけない

「本当は男(女)の子が欲しかったんだ」「男に生まれると大変よね」「女は跡取りにならない」など自分ではどうにもできない性や容姿、アイデンティティに対し不満を聞かされて育った人に多い脚本。これがあると自分に自信が持てず、まわりの評価を気にしたり、同性だけのグループにいることが苦手になったりする。

その他、「重要であるな」「成長するな」「子どもであるな」「所属するな」「近づくな」などの禁止令があり

その他にも、「完璧であれ」「強くあれ」「他人(私)を喜ばせろ」「努力せよ」「急げ」などの強制令があります。

例えば強制令の
完璧であれ
これは、小さい頃にあまり褒められず、
優秀な子達と比較され続けたり、「しっかりやれ!」と何度もやり直させられたりすると、「今のままの自分では愛されない、完璧であるべきだ」と思い、大人になっても
■頑張りすぎてしまう
■休んだり怠けると罪悪感を感じる
■きちんとしない人にイライラする
■他人の評価を得れない自分は無価値だと思ってしまう
など、自分を追い詰めてしまいます。

これらはすべて、
幼児期の両親のメッセージからできあがる価値観で、これらを基に人生脚本が刻まれます。

日々の子育ての中で
ついキツイ言葉で叱ったり、子どもの気持ちを無視してしまうことは、親も人間なので当然あると思いますが、できるだけ気をつけていきたいと、私も日々思います。

「あんなふうに言わなければよかった」
「もっとこうしてあげればよかったな」
と、育児を振り返ると後悔する事はあると思いますが、人生の脚本は書き換えも可能なんです。

また、暗示法などで
子どもの傷を癒す事もできます。

確かに幼児期の経験はとても大切ですが、
これは脚本だったんだ、と気づいたときから人は変わっていけます^^

ご覧いただき、ありがとうございました✨

■自分を縛る“禁止令”を解く方法

最後に、
子供への言葉がけに迷う方は
こちらもご参考ください▼

【子供にかける言葉】こんな時、どんな言葉をかければいい?言葉がけまとめ

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