こんにちは、alpapa(@mamaschool)です。
今回は『陽口と、運のいい子に育てる会話の秘訣』について紹介します。
『陽口(ひなたぐち)』とは何かというと
『陽口(ひなたぐち)』とは、
「陰口」の対義語で、本人のいないところで、その人の良い面について話したり、その人の事を褒めること。
いい言葉ですね〜。
陽口はネットで広まった造語で、
まだ辞書には載っていませんが『間接褒め』と同じ影響をもたらす良い言葉です。
陽口・間接褒めを
子供との会話に取り入れていると
運にも心理的にもどんなよい影響があるか紹介します▼
陽口(ひなたぐち)・間接褒め
本人のいないところで、
その人のことを褒める『陽口』
例えば、陰口や噂話は、
何倍にも膨れ上がって相手に伝わり、そして自分にも返ってきます。
陽口や間接褒めも同じく
何倍にもなって相手に気持ちを届け、そして自分にも返ってきてくれます。
人は、与えたものを受け取る。
これは世の中のシンプルな法則に感じます。
発した言葉というのは、
本当に自分に返ってくるので、
家庭での会話でもどんどんお友達の良い面を褒めてみてください。
毎度のように誰かの
良い面を話題に出していると、
子供も「A君はすごいんだよ」「Bちゃんは優しくて好き!」とよくお友達を褒めるようになります。
そして、そうしているせいか、
うちの子も人様から褒めていただく事が多いです。
それだけじゃなく、
親切にしていただいたり、助けていただいたり、偶然バッタリ会って一緒に遊んでもらったり、と嬉しい出来事が多いです。
私はいつも
『この子、本当に運が良い子だなぁ』
と思っているのですが
先日ふと「陽口(ひなたぐち)」
という言葉を知り、
『そっか、家庭での会話も、この子にいい運を運んできてくれてるんだな』と、妙に腑に落ちました。
(5分暗示も効果あります)
「人を褒めて自分に返ってくる」
という効果は、オカルトやスピの類ではなく、良い心理的効果もあります。(次項で紹介)
言葉や感情はエネルギーなので
どんな言葉を発して過ごすか、
どんな言葉をもらって育つか、
これは絶対に大切です。
もちろん私も完璧にできているわけではありませんが、
我が子には、なるべく良い言葉を入れてあげたくて、こう伝えてます。
「良い言葉や気持ちは、良い事をつれて返ってきてくれるから、どんどん表しなさい。そうすればあなたの周りは素敵な事でいっぱいになるからね」
逆に、
「悪い言葉は悪い事を連れて返ってくるから、言いたくても言わないこと、嫌な気持ちが出てきたら、息を長〜く吐きいて一緒に体の外へ出してしまいなさい」と教えています。
こうして小さい頃から言っていると
「ありがとう、うれしい、楽しかったよ」と感謝ができる子になってきています
最近はイラッとした時に一人で「ふーっ!」と息を吐いて深呼吸している事があったりと、なんだかんだで親の言葉はじわじわ「自分」を作る要素になっていってるな、という事がよくわかります。
変化は少しずつですが、
気長に伝え続けることって大切だなと思います。
幼児から始める心を整える方法▼
【子供を落ち着かせる方法】保育園や家庭で教える『心を整える習慣』
言葉も『呼吸』も影響が大きいです。
お口をポカンとあけた口呼吸にもご注意ください(詳しくはこちら)
話を戻して、
陽口(ひなたぐち)ですが、
実はこれが相手に伝わると、普通に褒められるより心理的にすごい威力を発揮します。
陽口が相手に伝わった時
どんな威力を発揮するかはこちらです▼
陽口(ひなたぐち)・間接褒めの心理的作用
陽口が相手に伝わると、
いわゆる『間接褒め』の
ウィンザー効果を発揮します。
どんな効果があるかというと、
直接面と向かって褒められるより、第三者から間接的に伝えられる方が好印象で、喜びが大きく、しかもその褒めてくれた人に対して好感をもつという心理効果です。
間接褒めされた方が、喜びが大きく
しかも褒めてくれた人に対して好感を持つという効果があります。
例えば、
こういう感じです▼
このように人づてに聞く方が嬉しく、
しかも知らない人なのに「その人きっといい人!」とか思ってしまう効果があります。
人を褒めるということは
めぐりめぐって、喜びを大きくし、しかも好感を持ってもらえるので、良い事だらけです。
この「喜びが大きくなる」
は大きなポイントで、
例えば習い事に行きたがらない子供や
練習をなまけてやる気ない子に、
「Aちゃんのママが賢いって褒めてたよ」
「先生がすごいって言ってたよ」
なんて間接的に褒められると、何倍も嬉しくなって急に子供のやる気が上がったりします。
うちの子も
一度ぐずってピアノをやめたのですが、
たまたま同じ教室だった子のママにバッタリ会って「間接褒め」され、
数日後に自分から
「ママまたピアノやりたーい」とケロリと復活しました。
すごい威力…
(そしてさすが子供、単純…)
もしお子さんを褒められたら
子供にもちゃんと伝えてあげてくださいね。
習い事や練習など、
やる気に火がつく事もあります。
お友達のいいところも、
積極的に褒めてあげてください。
そうすれば、子供も
人の良い面に目が行きやすくなります。
人のいいところ探しが上手になります。
そして、
どこかで褒めた相手に伝わって
喜んでもらえたり、こちらにも喜びが返ってきてくれたり、
自分の言動は必ず返ってくる。
そして
良い言葉を発するのって
絶対運がよくなる!!
と、断言できます。
運のいい子に育てるには、
まず言語環境を良くしてあげてください。
最後に、
子供の前での陰口・悪口について注意事項です。
【子供と言語環境】子供の前での陰口・悪口に要注意
子供の前では、
陰口、悪口、愚痴を言わないようにしましょう。
なぜなら、6歳以下の子供には
基本、冗談が通じず、見たこと聞いた事をそのまんま心に溜めていくからです。
例えば、
ママ達が悪口で盛り上がっている時、
隣にいる子供は、確実にそれを聞いています、見ています、学んでいます。
テンション高く話すママ達を見て
「こういう話をすると皆が笑うんだ」
「会話ってこうやってするんだな」
「仲良くなるにはこんな話をすればいいんだな」
と、肌で覚えてしまいます。
これは親からだけではなく、
祖父母、テレビやアニメ、先生たち、近所のお兄ちゃんお姉ちゃんたちの会話、あらゆる言語環境から影響されます。
完璧な環境にするのは難しいですが、
なるべく子供の言語環境には気を配ってあげてください。
そして、悪い冗談より
陽口(ひなたぐち)を言う習慣を教えてあげてください。
それでは、
運がいい子に育つ、家庭の会話でした!
陽口(ひなたぐち)をすることが、運が良くなる秘訣!