こんにちはalpapa(@mamaschool)です。
子供によく効くおまじないです。
お友達と遊ぶと、引っ張り合いになる、おもちゃを独り占め、仲良くできない…こんな時にもよく効くママのおまじないを紹介します。
このおまじないは、
基本的にどんな事にでも効きます。
お友達と仲良くできない時は、遊ぶ前に「できるよ」と『前暗示』
「おまじない」と言いましたが、
厳密には「前暗示」という暗示法です。
暗示と言ってもシンプルで、
例えば、よくケンカする子に対して
「これから児童館行くけど、おもちゃ貸してって言われたら何て言う?」
「一緒に遊ぼうって言おうか?」
「今日は仲良く遊ぼうね」
こんなふうに、
前もって話しておくだけでも効果があるんです。
なぜなら、
6歳以下の子供は、とても暗示にかかりやすく、言われたことを何でも信じ、冗談が通じない心(頭)の状態だからです。
幼児に「暗示」は本当によく効きます。
とても暗示にかかりやすい時期なので、前もって「できるよ」という前暗示は、日常のあらゆる場でジワジワ効果を出します。
ですので、例えば、
今日はお友達とおもちゃの引っ張り合いで大ぐずり!なんて事があった日には、家に帰ってゆっくり落ち着いた後で「次はおもちゃ、どうぞできるよ。お友達に優しくできるから大丈夫」のように
「次はできるよ」と暗示をかけてあげてください。
「いやだ!」と言われても子供の気持ちは否定せず、まずは受け入れて「そっか、嫌なのね。じゃあママと一緒にどうぞしてみる?」など解決策を出しましょう。
そして、次にお友達と遊びにいく前にも
「これから○○ちゃんと遊ぶけど、今日は仲良くどうぞできるよ」
といった具合に、もう一度『前暗示』をかけてから出かけましょう。
逆もしかりで、
「いつもケンカばっかり!」「意地悪ねぇ」「ほんと人見知りで困るわ」という愚痴や心配も暗示になってしまうので注意が必要です。
言葉の影響力についてはこちらの記事もご参考ください。
ママは絶対知るべき!6歳までの子供の心、間違えた子育てをやり直したい
「まだうまく遊べないよね」は注意
小さい子はまだ経験が少ないので、うまく遊べなかったり、できないことは当然多いです。
しかし、本当の事だからといって子供に「小さいからできないよ」「まだ無理よ」と言ってしまうのは避けてください。
なぜなら一つは
これが暗示となって潜在意識に刷り込まれるからです。
もう一つは
「あなたは〜できない」という親からの評価は、そのまま子供の自己評価になるからです。
幼児はまだ客観的に自分を認知することができません。
つまり、自分が何者で、どんな子なのか自分ではわからないのです。
自分の能力を自分で把握することを「メタ認知」と言いますが、メタ認知の能力は小学校3年生頃から発達すると言われています。
引用元: 頭のいい子にする最高の育て方/はせがわわか(著)
ですから、子供は自分がワガママなのかどうかも、自分ではわかりません。
子供はメタ認知が苦手なので、
自分がどんな子かも、自分の能力も、自分ではよくわかってません。
ゆえに、親が「あなたは〜よ」と言えば、それがそのまま「自分」になります。
日常でよくあるこんな会話も、
少しづつ積もって「自分」を作ります。
親から見て無理そうな事でも「すぐできるようになるよ」「できるようになるから大丈夫」など、言葉を選んであげてください。
それから、
明らかに意地悪なことをしても「ほんと意地悪!ワガママね!」と文句を言わず「次はお友達に優しくできるよ」「あなたは順番守れる子だよ」と暗示をかけてあげてください。
「優しい子だね」「順番守る子だね」と言い続けていれば、時間はかかってもだんだんその通りの子になっていきます。子供を信じてください。
幼児反抗期などで、
ゆっくり話を聞いてくれない場合には、寝ている間に話してもOKです。
寝ている間に潜在意識に語りかける
『5分間暗示法』という暗示もあり、手順はこちらです↓
エジソンの母もやっていた!【五分間暗示法】寝がけのプラス暗示
(ぶっちゃけ手順④だけでも効きます)
子供は寝ていても起きていても、親の言葉に敏感です。
もちろん親以外の大人やお友達など、まわりの人の言葉も吸収して「自分」を作っていきます。
小さいうちほど、子供の言葉環境を気づかってあげましょう。
子どものおまじない・まとめ
■「前暗示」は子どもによく効くおまじないのようなもの。
■うまくできてなくても「次はできるよ、大丈夫」と前暗示をかけることで、だんだんできるようになる。
■親の言葉は、そのまま子供の自己評価になるので「あなたは〜できない」などネガティブな刷り込みをしない事。
言葉は魔法です。
冗談なしで、本当に強力です。
幸せになるような暗示を
めいっぱいかけてあげてください。