潜在意識・こころ

【子供の頃、親に言われて傷ついた言葉】子供を生きづらくする親の言葉

親に言われて傷ついた言葉

こんにちは、alpapa(@alpapa11)です。

子供の頃、
親に言われて傷ついた言葉というのは誰しもあると思います。

グサッとくる言葉というのは
その時の精神状態や、その子の気質によって捉え方が違うので「どんな言葉が最も子供を傷つけるか?」というのはランキングがつけにくいですが

基本として
子どもを傷つける言葉というのは
「子どもを否定する言葉」
「子どもの気持ちを無視した言葉」です。

私が個人的に嫌だった言葉、
また心理的にもこの言葉が心にあると、生きづらくなると言われている言葉を紹介します。▼

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親に言われて傷ついた言葉『泣くな、負けるな、強くなれ』

親に言われて傷ついた言葉 母親

子どもの頃、
よく母から言われて嫌だった言葉
『泣くな、負けるな、強くなれ』

一見、子どものためと思って使いそうな言葉ですが、これは、子供の気持ちを完全無視した言葉です。

転んで「痛い」といっているのに
『痛くない!』と言うのも同じですね。

子供が泣く・黙る・反抗する、
などの態度で示すのは「ママ、苦しいよ、わかって」というサイン。

子供が心を痛めている時には
まず「共感」してあげてください。

人ってわかってもらえないと怒ったり、
鬱になったり、心を閉ざしたりします。
これは子供も大人も同じです。

しかし、子供の訴えを無視して
「そんな弱い子はダメ、私はこの子に強くなってほしい」と親側の都合だけで浴びせる言葉が『泣くな、負けるな、痛くない、強くなれ』です。

これは、子供の欲求に対して
母親は欲求で返しているだけの状態で、お互いにイライラしあうだけです。

例えば私の場合ですが
少しでも弱音を吐くと『負けるな、そんなんじゃダメ、強くなれ』と言われ、

なぜ母は何も知らないのに
「あなたは負けている、弱い」と勝手に決めつけ私を痛めつけるんだろう。
なぜ愛情をくれないんだろう..。

「この人は人の気持ちがわからないのだな」「母には何を言ってもわかってもらえないんだな」と、親との間に一線を引き始めました。

親に言われた言葉、トラウマ

子供ながらに、
私を励まそうとして言っている事には気づいていましたが、それよりも、辛さを誰にもわかってもらえない不安や、母への不満、家庭での居場所の無さ感の方が大きかったです。

そして母はよく
「なぜあなたは私の気持ちがわからないの」と愚痴を書いた手紙を私の机においてきました。

相手の気持ちを無視して
自分の意見だけを言い合う関係、
というのは、親子であっても成立しません。
家を出たらすぐに親とは疎遠になりました。

あなたが親で、もし、
子供の「共感力・思いやり」を育てたいなら
これとは逆の⇒このような対応と、こういう言葉がけをしてあげてください。

また、状況にもよりますが
『負けるな、強くなれ』と子供にいう時、
それは人生を勝ち負けで判断している時点で不幸になる考え方、という事を忘れないでください。

『負けてはいけない』
このような考えを心に持っていると、他人は常に敵として映ります。

無意識に相手を敵視してしまっていた
若い頃の私は本当に生きづらかったです。

「その子に負けるな」
母はよくこう言い、周りと比較して敵対心を持たせるような事を言ってきました。

おそらく、
やる気を出させようとしたのでしょうが
子どもの私は「なぜ母は私の友達を敵にして、戦わせようとするのだろう」と嫌悪感しかありませんでした。

競争好きな子なら気にならなかったのかもしれませんが、私はそうじゃなかった…。

マイペースな子

それに、
本当は、泣いていいし、負けてもいい、
別に強くなんかなくてもいいし、わざわざ戦わなくていいし、勝たなくてもいい。

だって、
誰に勝とうが負けようが、
幸せとは関係ないですから。

それより、
感情は無理に押さえつけない方がいい。
弱くても助けあって生きれる人になれればいい。
わざわざ人と張り合う必要なんてない、譲ってやればいいし、許してやればいい。

勝ち負けにこだわらず、
自分基準で価値を見つけれる人間である方が、よっぽど幸せに生きれます。

「負けない」なんて考えるより
競争せずにどうやって幸せになれるかを考える方が、人生で得することが増えます。

なにより、
本当に強い人というのは、戦わずして勝つ人のことです。

なので私は我が子には
「泣いていいし、負けていいし、強くなくていいし、戦わなくてもいい、どっちでもいいよ」

「人は自分がなりたいように選べる、
そのかわり、自分も相手も幸せになれる方法を探せばいいよ」
こんな風に伝えています。

ですが、
こんな親の子に限って

親が言い返せない言葉

親子は学びのために
ぶつかり合う性格で生まれてくる、なんて話もありますが、それって本当かも?と思ったりします。

根がマイペースな子もいれば
頑張り屋さんタイプもいます、その子に合った言葉をかけてあげたいですね。

でも、どんなタイプの子でも
「気持ちを受け止めてあげる」「共感してあげる」は大切。

「子供がグスリ泣いてイライラする時どう対応したらいいですか?」
という相談は多いですが、そういう時こそ『共感』してあげてください。

欲求を訴えている時に、わかってもらえないと不安と悲しさで余計に怒りを爆発させます。
人ってわかってもらえないと怒ったり、鬱になったり、心を閉ざしたりします。

これは大人も子供も同じです。

次に、心理的に心にあると、
人生が生きづらくなる言葉を紹介します⇒

その前に、もし今幸せでない方は
あなたの人生の脚本を確認してみてください▼

【人は0〜6歳で人生の脚本を書く】後悔だらけの子育てにしないために

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親が言う、子供の人生を生きづらくする言葉、生きやすくする言葉

傷つく事を平気で言う母親

親は子供のためと思って
いろいろと励ましたり、叱ったり、世の中の厳しさを教えようとしたりします。

でも、
親と子供は違う人間です。
親と子供は違う価値観で、違う時代を生きています。

良かれと思って刷り込む親の助言は、
子供にとってはになる事も多いのです。

父親に言われて嫌だった言葉

その中でも、
子どもの人生を生きづらくする言葉は『心に制限をつくる言葉』です。

たとえば
『泣いてはいけない』
『負けてはいけない』
『強くなくてはいけない』

このように『〜してはいけない・〜するべきだ』という心を制限するルール。

〜するべきだ。
この心のルールが多ければ多いほど、人は生きづらさを感じます。

逆に、
『泣いても笑っても、どっちでもいい』
『負けても買っても、どっちでもいい』
『強くても弱くても、どっちでもいい』
このように考えれる人ほど、幸せに生きれます。

これは一見、
やる気のない人のように思われますが、
実は逆で、結果や評価に左右されない人の方が、自分の内面にフォーカスしやすく、本当にやりたい事・心から夢中になれることに没頭できるため、幸せな成功者になりやすいのです。

〜するべき。
という心のルールが多い人は、
特に対人関係で苦労します。

そのルールを破っている相手が許せないからです。

泣いてはいけないと思ってる人は
すぐ泣いて助けを求める人や、小さな我が子にさえイライラします。

心のルールが多いほど、苦手な人が多くなり、
自分の行動にも制限がかかり、身動きがとれなくなります。

でも、かといって、
やるべき事をしなければ、
自分の好きな事ができない事もありますよね?

だからこそ、この心のルールは、
親の価値観で子に刷り込むのではなく、子どもが子ども自身で決めるものです。

子どもは、
親のいいなりにはなりません。
ならなくていいです。

「子供のため」と
親の意見を押し付けるのではなく、子供の話を聞いてあげてください。

子どもは子どもで、
日々多くを学んで、自分なりの価値観や幸せを見つけていくでしょう。

また、親といえど完璧ではありません。
親にとっては当然の常識だったり、大変な思いをしてきたからこそ伝えたい事もあると思います。

そんな時は、
「ママはこういう考え方をする」
「パパだったらそれはこう思う」
「あなたはどう思う?」
など付け加え、子どもの気持ちを無視したり、否定しないようにしてあげてください。

難しいですよね。
わかっていても毎回うまくできるとは限りません。

でも、失敗しても大丈夫ですよ!
仮に親から傷つく言葉を言われても、
子供はいつかわかる時が来ます。

親は完璧ではなかったという事。
我が子にそんな言葉を言ってしまうほど、自分は辛い経験をしてきたんだという事。

子供だって
成長して大人になっていくのですから、
いつまでも「親のせいで!」と人を恨み続けるわけではないです。

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親だって子供の言葉に傷つけられてきた

誰もが
「親にこんな事を言われて傷ついた」
「親の言葉がトラウマで今でも…」
と、私は、私は、私は、と言いますが、

ちょっと待って、じゃあ自分は
一度も親にヒドイ事を言ったことないの?

毎日ご飯を作ってくれた母
お金を稼いできてくれた父、
そんな両親に一度も
暴言を吐いたことがないですか?

親だって子供の言葉にさんざん傷つけられて成長していきます。
あらゆる事は、お互いさまなんです。

親が言い返せない言葉

そしてもし、大人になっても
親が嫌い、苦手、どうしても好きになれない、というなら、それでいいんです。大丈夫です。

何事も原因があってそうなります。
親は親のしてきた事が返ってきているだけ。何でも自分に返ってくるというだけ。

だから、親を好きになれないと罪悪感を持ったり、自分を責めなくていいんです。
それがお互いの「学び」なので、それでいいんです。

人間同士の関わりはいつも
相手の気持ちいかに受け取ってあげれるかが大切ですね。

子供にどんな言葉をかけていいか
迷う方はご参考ください▼
【子供にかける言葉】こんな時、どんな言葉をかければいい?言葉がけまとめ

育児や日常で、
イライラが多い方はこちら▼
育児でイライラする時やってみて!育児カウンセリング不要の解消法

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