こんにちは、alpapa(@mamaschool)です。
野菜の残留農薬、加工食品の添加物が気になる方へ、農薬・添加物の落とし方のオススメ本『農薬・添加物は我が家で落とせた』のレビューと、この本でおすすめの落とし方を一部紹介します。
この本は、
農薬も添加物も料理の時の「下ごしらえ」と「食べ方」で除毒・解毒する方法が多く、しかもほとんどイラストで説明されていてとてもわかりやすかったです。
家に一冊あるとお料理の時、
パッと見ながら除毒できて便利です。
ちなみに、
うちの近所の果物屋のおじさんに聞いた落とし方はこちら▼
『塩でこすり洗いして重曹水につけりゃだいたい落ちるよ!』と言っていました。
(塩は、レモンなどのワックスを落とすにはOKですが、イチゴなどにはNG、重曹水だけのがいいです)
本に話をもどして
『農薬・添加物は我が家で落とせた』では
農薬をあまり使わず育てられた野菜の特徴なども紹介されているので、読んでみてくださいね。
それでは農薬・添加物の落とし方を紹介します▼
野菜の残留農薬・添加物の落とし方、洗い方
『農薬・添加物はわが家で落とせた』
より紹介。
こちらの本には34種類の野菜13種類の果物の除毒方法、その他、魚介、肉、加工食品、主食、調味料、お菓子…とそれぞれカテゴリー別で記載されていて、日常で使いそうな食材はだいたいこの本で調べる事ができます。
よく使う野菜&食材として、
・きゅうり
・ほうれん草
・オクラ
・レタス
・レバー
の農薬と添加物の落とし方で「なるほど、こうすればいいのか…」と思った箇所を引用します▼
きゅうり
引用「農薬・添加物はわが家でおとせた」/ 増尾清 (著)
☆たっぷりの塩で板ずりし、流水で洗う。
表面のキズから農薬が出る。
しまった…
水で洗ってそのままサラダに乗せていた…( ̄[] ̄;)!!
きゅうりの下ごしらえは、
まず水でしっかり洗います、
そのあと塩をたっぷりつけて板ずりして農薬を出す→水洗い。
「板ずり」とは、まな板の上で軽く転がすことです。
板ずりで表面にキズをつけ、そのキズから農薬を出すようです。
安全なきゅうりの選び方はコチラ
もっとも安心な露地ものは、6月から8月が旬。
引用「農薬・添加物はわが家でおとせた」/ 増尾清 (著)
ハウスものでも安心度の高い「無加温ハウス」のものは5月が旬です。
頭でっかちで曲がったものは栄養不足。
害虫への抵抗力が弱く、農薬が多い。
なるほど、
ハウスものでも「無加温ハウス」は安心度が高いようです。
そして、
いびつな形のきゅうりは農薬が多いので避けるが◎。
次にちょっと危険な
年代ものの「きゅうりのぬかづけ」
ぬかには農薬を引き出す力があり、きゅうりなどを漬けるとぬかそのものに農薬がたまってしまうため。ですから、ぬかは1年くらいで取りかえてください。
引用「農薬・添加物はわが家でおとせた」/ 増尾清 (著)
おばあちゃん家のぬかづけが怪しい!
という場合は、子供には食べさせないようにしましょう。
続いて
『ほうれんそう』
根元から葉が生えているものがよい。
引用「農薬・添加物はわが家でおとせた」/ 増尾清 (著)
☆茎が長いのは化学肥料が多い証拠。
茎の育ちすぎは、化学肥料をたくさん使っている証拠。ほうれんそうは病害虫に弱いので農薬が多く使われる野菜なのです。
切りやすいから茎が長いの買ってた…。
ダメだったんですね…。
茎が長いのは化学肥料が多い証拠!
根元から葉が生えているものを選んでください。
ちなみに小松菜も同じだそうです。
ほうれんそう・農薬の落とし方
引用「農薬・添加物はわが家でおとせた」/ 増尾清 (著)
表の殺虫剤は流水でよく洗えば落ちる。
ゆでてから切るより、2センチ幅に切ってからゆでる
ポイントは切ってからゆでること。
表皮下層の「クチクラ層」が露出するので
農薬などが出やすくなるそうです。
そして、ゆでた後のお湯は捨てます。
そしてうちでよく使う
『オクラ』
下ごしらえは、まず流水で30秒くらい洗う。
引用「農薬・添加物はわが家でおとせた」/ 増尾清 (著)
塩を多めにまぶし、指の腹でこすりあわせる。これはうぶ毛をとるための昔からなじみの方法。農薬をへらすのにも役立ち、一石二鳥です。もう一度よく洗って塩を落とし、ほんの1分くらいゆでる。
もともとあまり農薬を使っていない野菜ですから、これで安心です。
なるほど、
オクラもきゅうり同様、
水洗い→塩でこする→塩を落とすで農薬を出す。
オクラってあまり農薬使わないんですね、
娘が好きでよく食べるので安心しました。
農薬が少ない野菜について
レタスは普通のレタスより「サニーレタス」の方が○のようです。
農薬の不安からいえば、サニーレタスの方に軍配。病害虫に強いから農薬が少ない。つまりより安全です。
引用「農薬・添加物はわが家でおとせた」/ 増尾清 (著)
なるほど、
サニーレタスって病気に強いんですね、
だから農薬も少なくてすむ。
両方売ってたら、サニーレタスを買おうと思います。
そして個人的にこれが重要でした!
『レバー』の除毒方法。
鉄分の多いレバーは幼児期にオススメの食材です。
「鉄分」は脳の発育に欠かせないとされていて離乳食から与えているママも多いですね、でも実は汚染も心配な食材なんです。
解毒方法は、
汚染物質が出るので、塩水につけてもみ洗い。
引用「農薬・添加物はわが家でおとせた」/ 増尾清 (著)
臭みを抜くために牛乳にひたす方法がありますが、しょうゆのほうが余分なものを引き出す力が強い。まずはしょうゆを使って下味をつけ、そらから牛乳につけると良い。
これもやってしまってました。
今まで買ってきたら牛乳につけるだけだった…反省。
そして牛乳よりしょうゆの方が汚染物質が出るんですね。
レバーは、
塩でもみ洗い→しょうゆに漬ける→牛乳。
で下ごしらえが◎です。
鉄分が多く、栄養のあるレバーですが、薬剤による汚染の危険も大きい。たとえば、すでにしようが禁止されているBHC、DDT、ディルドリンなどの農薬。残留性が高いため、土壌にたまったものが飼料となって肉に入り込んでいる場合があります。PCBなども同様。
引用「農薬・添加物はわが家でおとせた」/ 増尾清 (著)
こうした化学汚染物質は解毒のために肝臓、つまりレバーに集まります。牛、豚、鶏レバーとも条件は同じ。ただし以前にくらべて残留の危険は減っているため、下ごしらえでかなり防衛が可能です。
こちらの本には、
牛・豚、鶏レバーの場合はこうすると良い、など詳しく書かれていますので、気になる方は読んでみてください。
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子供の添加物どこまで気にする?
添加物はあらゆるものに含まれていて、完全に排除するのは難しい(たぶん無理)ですが、脳が9割作られる幼児期(0〜6歳)のうちはなるべく気を使ってあげるのが理想的です。
食事と心、学力の関係は
世界中で調査されていますが、結果は明らかです。
添加物が多いファストフードやお菓子は
脳機能の低下や精神の変化につながりますので与える量には注意してください。
また、幼稚園や学校の給食では、
配慮した食材や調味料が使われている所と、そうでない所の差が激しいので、献立などは要チェックです。
添加物が多い給食を改善したら優秀校に変わった例▼
【食事と心の関係】コンビニ弁当、カップ麺で育った子供はこんな子でした
農薬や添加物は、
私もなるべく気をつけていますが、
なかなか難しいですね・・・。
特に週末の食事、
お友達と外食する方も多いとは思いますが、お店でどんな産地の食材を、どう下ごしらえして、調味料は、、と考え出したら食事を楽しめなくなります。
なのでうちでは、
外で食べる時、お友達との食事は、
割り切って楽しむことを優先!しています。
外食ですら気にかけているママさんは尊敬します、それは親の愛ですから。
そして「そこまで気にしてられない!」と割り切るママの気持ちもわかります、家庭それぞれです。
どちらにせよ、
こんな時代ですから、
できるだけ安全な食を選んで免疫力を高める食事を心がけたいですね。
また、2022年4月から
「無添加表示」が法律で禁止になりました。
なんてこった…ですが、
これからはやはり一人一人が、今以上に食を選んでいかなくてはいけませんね。
落ち着きのない子、キレやすい子、
ADHD…、.これらの原因は、脳ではなく食である場合もあります。
もし食生活が乱れ、
家族の心が不安定になっている場合は、少しづつ改善してみてください。
子供に安全な食べ物の選び方、食べ方はこちらをご参考ください↓
西原式育児の離乳食の本、ハードルは高いが知っておきたい食べ物の話