こんにちはalpapa(アルパパ)です。(@mamaschool)
子どもの能力を遺伝子から知る
「子ども能力遺伝子検査」というものがあります。
日常ではわからない隠れた性質が遺伝子からわかるかも?とDNAファクターの『子ども能力遺伝子検査』を受けてみました。
何がどこまでわかるのか、
3歳で受けた結果をどのブログより詳しくレビューしてますので、気になっている方はご参考ください。
目次
DNAファクターの子ども遺伝子検査でわかる能力と才能とは?
株式会社DNAファクターの「子どもの能力遺伝子検査」でわかる内容は、
- 学習能力
- 身体能力
- 感性
この上記3つが何タイプなのか、
その中でも細かく3項目の結果を出してくれます。
①~③の1項目づつの検査料は、各2万5千円
全項目で、6万4千800円です。
遺伝子能力チェックのこの値段は、
高いのか、安いのか…?
結果をどう生かすか次第ですね。
それでは、
遺伝子キッドの使い方から、
分析結果、どんな有効なアドバイスがもらえたか、を詳しく紹介します。
子ども遺伝子能力検査のやりかた
これはとても簡単です。
まず、ネットで遺伝子検査キッドを購入すると、このような綿棒のような検査キッドが届きます。
寝起きにガラガラペーしてもらい「あーん」と子供の口の内側をこすって完了!付属の試験官に入れて送り返したら30日~60日ほどで結果が届きます。
結果は思っていたより早く、
1ヶ月半くらいで届きました↓
①学習能力検査でわかる事
学習能力検査でわかる事は、
記憶力
動作性IQ(知性・認知能力)
動作性IQ(判断能力・理解力・分析力・推理力)
です。
《記憶力》
記憶には「エピソード記憶」「意味記憶」があり、BDFC遺伝子により子供がどちらのタイプを得意とするかがわかります。
うちの子の検査結果はこちら、
黄色で塗られている型が結果です。
そう、
どちらにも偏らない「宣言的記憶タイプ」でした。
割合を見ると約半分の人はこのタイプのようですね。
めっちゃ一般的!
結果ページに「潜在的記憶タイプ」とは?
についてドクター解説があり、次のページにオススメの仕事とトレーニング法が書いてあります↓
一部をピックアップして、
このタイプにおすすめのトレーニング↓
- ○覚えようという意思を持ちましょう
- ○喜怒哀楽を記憶につなげましょう
- ○定期的に思い出しましょう
- ○睡眠はしっかり取りましょう
ごく普通の事が書いてありました(笑)
さすがほとんどがこのタイプなだけあって一般的な方法が当てはまるようです。
もし子供が、
少数派のエピソード記憶タイプか意味記憶タイプ(サンプル↑)の場合だったらもっと特化した内容だったんだと思います。
《動作性IQ》
動作性IQとは、ザックリ言うと『作業』を司る知能。
目で見た情報を処理して、動作を使って答えれる能力で、例えば図形や記号などの処理の部分で、これが高いといわゆる理系らしいです。
結果はこちらでした、
「動作性IQが高いタイプ S」
え、ほんとに…?
うちの子、パズルやドッツはあまりやりたがらないし、記号の処理(漢字を覚えるなど)も他の子と比べてゆっくりな方だと思ってたんですが…こう出ました↓
そしてよく見てみると、
同じ遺伝子を持っている人の割合58%
だいたい6割の人が理数系ってことでしょうか。
ちなみに、一般的に言われるIQとは、
この動作性IQと言語性IQを合わせた総合IQのことです。
結果ページのあとは、
同じくドクター解説→おすすめの仕事・トレーニング方法の紹介があり、結果ごとにこれらの説明がついてきます。
《動作性IQその2》
さきほどの動作性IQ(SNAP25)とは別に、
動作性IQ(CHRM2)の分析結果。
こちらは主に、
判断能力・理解力・分析力・推理力に関わるようです。
結果はこれなのですが、
みなさんも80%はこのタイプ!
そして
おすすめのトレーニングはこちら、
- ○分析・推測・判断を繰り返そう
- ○たくさんの情報から答えを導き出す練習をしよう
- ○結果よりプロセスを褒めてあげてください
第1部を読んでわかったのが、
分析結果はザックリ!
少数派の遺伝子の持ち主でない限り、
ごく一般的な学習方法やトレーニングで事足りそう。
そして、
うちの子も多数派のよくある遺伝子型、
いわゆる普通に良いといわれる学習法が合うタイプ。
こう考えると確かに、
幼児塾も楽しんで通ってて、
効果もわかりやすく出てます。
ちなみに、
幼児塾で一般的に行われてる『記憶力の鍛え方』は、幼児の映像記憶能力を使ったイメージ記憶法です↓
幼児の【映像記憶】を鍛えるトレーニング!スーパー記憶力を身につける
②身体能力検査でわかる事
身体能力では、
耐久力・瞬発力・持久力の遺伝子結果がでます。
《耐久力》
長距離か短距離、どっちか得意か的なやつですね。
II型「瞬発的なエネルギー供給力が高いタイプ」と出ました。
ドクター解説で書かれていたのはこんなタイプ↓
II型は瞬発的集中力を要するスポーツは得意だけど、フルマラソンのような長時間過度な運動をするスポーツは苦手のようです。
そして解説によると、
フルマラソンのトップアスリートたちの多くがDD型のようです。
これは気づかなかった新発見でした。
うちの子は活発で、
1日中お昼寝なしのノンストップで公園を走り回ってまるタイプで、マラソン系は得意だと思ってたのに、実はダメージ受けやすく疲れやすいタイプだったなんて∑( ̄[] ̄;)!
これからは休憩もしっかり取らせようと思いました。
《瞬発力》
しかし、次の項目の瞬発力の結果は
「持続的に小さな筋力が発揮されるタイプ」
おすすめのスポーツは「マラソン競技etc…」
え、真逆?
前項目でマラソン苦手って書いてありましたけど!
うーん、
でもまだ3歳なのでやっぱり休憩させるのがいいかな???
さて、この疑問に関しては
DNA FACTORよりこのような回答をいただきました↓
運動能力に関する別々の遺伝子を検査しているため、時には真逆の結果がでることがございます。
しかし、これは矛盾しているわけではなく「遺伝子を複数検査した結果、どちらにも適正があることになるので、環境や子供の興味に応じて挑戦すると良い」ということになります。
そのため、様々な運動で可能性があるということになります。
なるほど、どちらにも適正アリ。
環境や興味に応じて対応するべきってことですね。
《持久力》
そして持久力は、
93%の人がこの型という一般的なタイプ。
キーポイントの
「短めの長距離が得意な傾向がある」は
少しツッコミたくなりますが、スポーツに関しては一般的なトレーニング方法で効果がでるタイプとわかってよかったです。
(93%の人に)おすすめのトレーニング方法です↓
- ○短い距離を走る反復運動が効果的
- ○エネルギーを消費して回復することで、持久力をアップしよう
知育の分野では、
身体能力は6歳までの経験で決まると言われています、ご参考までに。
運動神経のいい子の特徴とは?6歳までにどんな遊びをしたかで決まる
③感性検査でわかる事
感性検査でわかる事は、
やる気・リスク価値・ストレス耐性です。
《やる気》
やる気にかかわるドーパミンが分解されやすいかどうか?がわかります。
ドーパミンの役割は一長一短あり、以下のようなイメージです。
ただ、この遺伝子はドーパミンの分泌ではなく”分解”に関わる遺伝子なので、濃度が高くなるか低くなるかは、その時の分泌量次第です。
このタイプの特徴はこちら↓
《リスク価値》
これはお金の損得ゲームに対してのプレイスタイルと遺伝子の関係性について調べられた研究結果を参照にしているようです。
うちの子は、リスクに関しては慎重派。
もしこれでリスクを全く恐れないタイプになった子は、子供の頃からお金の価値観についてしっかり教えていった方がいいかも?
おすすめのトレーニングの1つに
お金の根本を早い時期に学ぼう
と、ありましたが
日本はお金の教育をしなさすぎなので、どの特性でもお金の教育はしていった方がいいと思います。
《ストレス耐性》
いわゆる”落ち込みやすさ”がわかります。
結果は、
「ストレスに対して耐久性が低く、考え込んでしまうタイプ」
アジア人に多い遺伝子型で、割合をみると81%。
私たちアジア人はセロトニンの発現量が少なく、落ち込みやすい人が多いんですね..逆に言うと感受性が高く、優しいようです。
でも、あれ?
「やる気」分析では
ストレスを感じにくい・心配しないタイプと出てましたが。。
リスク・ストレス面では、
慎重派で落ち込みやすいという結果でした。
前項はやる気ホルモンと言われるドーパミン、これは幸せホルモンといわれるセロトミンに関する遺伝子なので、また少し違うんでしょうね。
この遺伝子検査、
どう判断していいか迷うので、総まとめで分析結果が届くとありがたいです!
DNAファクター遺伝子検査って安全?
ところでこの検査って安全?
子どもの遺伝子情報はどうなるの?
という方へ、
DNAファクターの遺伝子検査は、
国内(福岡県)の分析機関「株式会社DNA FACTOR」で行われています。
個人情報の取り扱いについては、
このような回答がありました。
・検査のために使用した検体は、予備のものも含め、検査後6ヵ月程度で産業廃棄物として破棄しております。よって、弊社を含め、第三者が被験者様の許可なく新たに検査を行うことは不可能であり、仮に許可を頂いたとしても検体の再採取が必要となります。
・検査後のデータに関しましては、弊社内のHDDにてデータ保管しており、アクセス権限を代表者、他2名のスタッフのみに限定して社内基準の中で統制管理しております。また、検査結果データはID及びニックネームのみで掲載され個人を特定するための情報はデータ中に存在していません。
個人を特定するためには、別の顧客管理データにアクセスする必要があります。
よって外部の第三者が、オンライン上などのハックによるデータ取得は不可能であり、物理的な接触があったとしても、被験者を特定するためにはパスワードの取得や2つのデータに同時的にアクセスが必要など段階的な作業が必要です。
・DNA Fの遺伝子検査では、指定した遺伝子のみに限定して検査するダイレクトシークエンスという方法を採用しております。そのため、検査サービスで指定されている遺伝子以外の遺伝子を判定することはありません。
(他社では、コストパフォーマンスや後のアフターサービス受託のために、検査パッケージ以外の遺伝子を検査できる手法を採用しているケースもあります)
上記、3点からお客様の情報が漏洩する可能性を極めて低い状態を保ちながら管理を行なっております。
このような管理状況で、
安全性は高そうです。
そして検査結果を見る限り、
何かに利用されることもなさそう…とうのが本音です。
子ども遺伝子検査を受けてみたメリット・デメリット
メリットとデメリットをまとめます。
【メリット】
・子どもの特性に合うトレーニング方法がわかる。
・日常からは気がつかなかった一面がわかる。
・子どもに合う対応方法が模索しやすくなった。
【デメリット】
・アドバイスは0~3歳向けではない。
・遺伝子ごとに逆の内容が書いてあったりする。
・分析はザックリで個人に特化したものではない。
《メリットから》
結果として、
どのようなトレーニングで伸ばしてあげればいいか効果的な方法が確認できてよかったです。
日常の遊びを工夫するきっかけにもなりました。
気がついていなかった特性がわかった事も参考になりました。
例えばうちの子は、パズルや積み木・ドッツ遊びは好きでなかったので、理数系タイプでないと思ってましたが、遺伝子的には得意な方と出たので遊びを工夫してみたいと思います。
感性検査でも、たくましそうに見えても落ち込みやすい要素もあるんだなと、ケアも大切と早めに気付けてよかったです。
《デメリットから》
おすすめのトレーニング方法が「理数系の問題提出に会話を多用する」など、赤ちゃん~3歳の日常に反映するのは難しい内容が多いです。
結果は、遺伝子ごとに別個になって書かれているので「これら総合した結果、お子さんは○○です!」という個人に特化したものではなく「こんな要素も、あんな要素もありますね〜」というザックリした感じです。
公式サイトはこちらです↓
どこまで役に立つ?子ども遺伝子検査はこんな場合にオススメ!
受けてみた結果から、
検査をするのがオススメな子とそうでない子に分かれると思いました。
例えば、
平均的な伸び方をしている子が受けても、
想定内のアドバイスに収まるような気がします。
この場合は、
気質診断や育児書を読むだけでも良いアドバイスを得られそう。
しかし、
・アレコレ試しても効果的な伸ばし方が見つからない!
・我が子の隠れた才能をできるだけ早く発見したい!
・うちの子なんか特殊だな..、他の子とズレてかも?
のような場合は受けてみると「なるほど!こういう特性の遺伝子をもってたからか!」という納得と、その子に合ったトレーニング法も得られると思うのでオススメです。
検査してみて質問がある場合は、
DNA FACTORのドクターがメールにてカウンセリングを対応してくれます。
国内の会社と分析機関で行い、対応もしっかりしてくれるので、検査前に質問がある場合もメールで問い合わせてみる事をおすすめします。
公式サイトはこちら、
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ご興味ある方は、
ぜひお試しください♪