こんにちは、alpapa(@mamaschool)です。
幼児期(0-6歳)の子供の問題行動に
悩んでいるママへ
原因は何だろう、
と悩みすぎないでください。
幼児期のお子さんの困った行動、
実は、その多くは
一過性のもので、
気がつけば自然となくなっていたり、
お子さんとママとの気質の違いから
「どうしてこの子はこうなのかしら」
と理解できないだけだったり、
「このままではいけない!」
と、プレッシャーになっているだけ、ということも多いのです。
お子さんによって、
・落ち着きがない
・引っ込み思案
・完璧主義
・注意力がなく危なっかしい、
・友達の輪に入れない、など、
それぞれ生まれ持った気質があり、
小さいうちほどその気質がそのまま行動に表れます。
しかし、日々いろいろな経験をして
成長しながら学ぶうちに、そのような問題行動も自然となくなっていく事が多いので
叱りつけて無理にやめさせようとしたり
悩みすぎたりしなくてもいいのです。
もし、幼稚園などで
「落ち着きがない」など注意されたら
「どうしてこうなった?!」
と原因を考えるより、まずは
うちの子はこういう気質をもっているんだな。と受け止めてみましょう。
動物を例にするとわかりやすいですが、
「なぜナマケモノは寝てばかりいるの!」
「なぜネズミはチョロチョロ動き回るの?」
と悩んだりしないのと同じで、
無理に他の子に合わせようとしなくてもいいのです。
短所と長所は表裏一体です。
落ち着きがない事を注意されたら
『好奇心旺盛で元気』という長所を見てあげることがポイントです。
幼児期の間は、
短所は大目に見てあげて
それ以上に、良いところを認めてのびのび過ごさせ方が
小学生以降の
『あと伸びする力』につながり
また、短所だと思っていた一面も、成長とともに自然と解決していくものです。
しかし、
『うちの子はこういう子だから』
と受け止めても、
次の2つだけは留意してください▼
それは、
・心身の『健康』を維持すること。
・『道徳』を教えること。
どんな気性であっても、
この2つは必要です。
ひとつは、
心と体の健康が維持できる生活環境を与えること。
3度の食事と十分な睡眠、
清潔な環境で育て、心身の健康に乱れを及ぼすような生活にしない事。
そしてもうひとつは「道徳」
かんたんに言うと「しつけ」です。
「約束を守る」「ありがとうを言う」「公共の場で騒がない」など、社会生活においてのマナーやルール、道徳は必ず教えていってください。
しつけは何歳から?⇒こちら
お子さんは
完璧である必要はありません。
完璧にできてなくてもいいのです。
ただ『健康と道徳』この2つが
ある程度できてさえいれば、
あとは悩みすぎず、気軽にのびのび育てていきましょう(*^^*)
そして、もし余裕があれば、
強みを見つけて伸ばしていってあげてください。
《子供の問題行動・対処ポイント》
・問題行動の原因を考えすぎない。
・子供の気質を知りプラスの方向へ伸ばす。
・健康と道徳だけは留意し、あとは気楽に育てる。
0〜6歳は、
人生の土台を作る時期でもあります。
土台が強いほど大きなビルが建つように、
土台がしっかり育っている子ほど、将来あと伸びしやすいです。
それには
「うちの子はどんな子なのか?」
気質を観察し、その子にあった対応方法で、否定せず受け止めて、プラスの方向へと伸ばしていってあげてください。
子どもに問題行動が見られる時、それは成長している時であり、また伸びるチャンスでもあります。