
こんにちは、alpapa(アルパパ)です。(@alpapa11)
幼児期に繰り返し言ってしまうと、
人生の足かせになってしまうダメな質問や言葉があります。
なぜダメなのか?
逆に人生の助けになる質問とは何か?
これらの言葉について紹介します。
親の言葉から幼児期に刷り込まれる癖
幼児あるあるですが、
日常でこんなことありませんか?
何度言っても聞かない、
やめてと言うのに繰り返しする、
こんな時つい言ってしまう言葉、
「どうして〜できないの?!」
しかし、
これは幼児期に繰り返し言い続けると一生の足かせになる、避けるべき言葉です。
なぜか?
幼児期についてしまう癖のひとつに、脳の解釈の癖があります。
つまりは考え方の癖です。
親が子供に対してネガティブな質問を繰り返し「自分は〜できないから」とできないネガティブな面ばかり考えさせるようにしていると、その癖がへばりついてしまいます。
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幼児期の脳に検索ワードを打ち込むのは親
脳はgoogleやyahooのように検索エンジンみたいな働きをしています。
ネガティブな内容を検索させると、脳はそれに関連した記事や答えを自動で探そうとしてしまいます。
「どうして〜できないのよ?」と質問をすことは、
こどもの脳の検索エンジンにこのように打ち込んでいるのと同じだと思ってください。

しかも一度きくと、脳は答えが見つかるまでバカ正直に探し続けます。
本人が忘れても検索はかかったままです。
他にも、例えば「どうしていじわるするのよ!?」
なんて質問をすると、脳はその理由や原因を探し始めます。
経験から、感情から、日常から、絵本から、TVから、親の言葉から・・・
内外すべての世界から答えを探し始めます。

いつも検索しているキーワードは思考の上位に上がってきます。
ネガティブなキーワードを打ち込み続けていると、脳内はネガティブ記事がトップに表示され、
何かを考えるたびにネガティブ関連記事をオススメに上げます。
日常からも関連情報を素早くキャッチするようになります。
もちろんこれは考え方や性格に反映されます。
幼児期からダメな事、できない事、嫌なことばかりを脳に検索させていると、無意識にそれらを探す癖がついてしまうのです。
「何をするにも、まずできない言い訳ばかり思い浮かべてしまう」
「すぐ嫌な面が目につき気になってしまう」
つまりネガティブ思考といやつですが、
これは子供のころからネガティブなキーワードばかり検索してきた結果、できあがった癖です。
検索してきたというより、
幼児期に「検索させられた」「検索させられる環境に置かれていた」という方が適切かもしれません。
ネットを開くとパッと目に飛び込んでくるオススメ記事が、これまでの検索ワードからあなたの興味と一致するように、思考を開くとパッと頭に浮かぶ内容は、積み重ねた脳内検索の結果です。
そもそもネットの検索エンジンは、こういった人間の脳の働きを参考に作られたものです。
とくに幼児期に行われた脳内検索は、長くじわじわ性格に反映します。
幼児期の脳内履歴=人生のベースになります。
「どうして私は〜できないのだろう?」
と考えると、脳はその答えを探します。
自分のことを「できない人」と思っている人は、「私はできない」という証拠探しをしてきてしまった人とも言えます。
それから脳は、
関心するほど見事な「できない言い訳」「しなくていい理由」を作りあげるのが得意技です。
ですので、
できない事を考える癖がつくとすぐ言い訳する癖もセットでできやすいのです。
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子供を問い詰める言葉は無意味

幼児に
「何ができなかったか、言ってごらん!」
「何がダメだったか、わかってる?言ってごごらん」
と、問い詰める方がいますが、
やめてあげてください。
幼児を能力面で叱ることはNGです。
このような問い詰めは、
わざわざ自分の能力がいたらない事を、
自分の潜在意識に刷り込む行為です。
わざわざ自分が「できない子」である事を、自分自身に刷り込む行為です。
問い詰めて考えさせ、
反省してほしいと大人は思うのでしょうが、
これにより幼児は、自己肯定感が下がり、叱られる恐怖を感じたり、トラウマになって二度とやらない事はあっても、そこに「教訓になった、反省した」という教育的効果はほぼありません。
年齢にもよりますが、
そもそも幼児は『今』を生きています。
幼児にガミガミ言っても反省しません。
幼児は目の前のこの瞬間を全力で、感情で生きていますので、過去を問い詰められても自分でもわからない、そうしたかっただけ、もう覚えてない、なんで怒られてるのかよくわからないしママ怖い!というのが心境です。
それをわざわざ、長々と「なぜ君はできないのか考えてみなさい」と問い詰める事に価値はありません。
「君はできない、君はできない」
と幼児の心に刷り込まないであげてください。
叱り方の注意点はこちら↓
【子供のダメな叱り方】親として最低限ここだけは押さえておきたい事
幼児期の質問は人生を決める?
幼児期は、
まだまだ短所を矯正するには難しい時期です。
「どうして〜できないの?」と「自分ができない理由、ダメな原因」を探させる質問は避け、まず長所を伸ばすことが先です。
この人生でもっとも伸びる時期に、
ネガティブなことを見つめさせる事は子供の可能性を狭めます。
大人も同じですが、
自分にどんな言葉を投げかけているかが人生を決めます。
なので自分自信にしてしまう質問、
ふと考えてしまう事はとても重要です。
「どうして〜できないの?」の代わりに
「次はできるから大丈夫」
「すぐにできるようになるよ」
「今度は〜してみようか?」
イヤイヤぐずっても、
無視されても、代わりにそう言ってあげてください。
もちろん疲れます….
親の方も「もうやってらんない!」となる時はありますが、ここは、こっちが先に成長して肯定癖を身につけてしまうのが一番楽です。
それから
「今日はどんないい事があった?」
「昨日は何が楽しかった?」という
楽しい事やいい事を探す癖をつけてあげてください。
幼児の脳に検索キーワードを打ち込むのはまわりの大人です。
「〜できたね」「今日はなにができた?」など、「私はできる」という証拠集めをしてあげてください。
これらは人生の助けになる質問です
この助けになる質問は6歳以上の子には、
寝起きと寝入りの時間にするのが効果的です。
なぜならこのタイミングは潜在意識にスムーズに言葉が届くからです。
逆に言えばこのタイミングに
「どうして〜できないの?」と質問してはダメです。
それでは、
子供が自信がついて楽しくなるような質問を毎日してあげてください♪