こんにちは、alpapa(アルパパ)です。(@alpapa11)
子供は親のいう事は(あまり)聞きませんが、言動はよく真似します。
それは学ぶ事(=真似ぶ事)でもあるからです。
そして心の状態までも模倣します。
本人は真似をしているつもりじゃなくても自然と『うつる』のです。
親がイライラしたりネガティブな気分で過ごしていると、うつりますし真似されるので注意が必要ですね
子供は親をよく観察している。
子供は、なにげない親の会話までよ〜く聞いています。
3歳になる娘は、最近ますますそんな感じ。
日常のところどころで、
「あ、今の言い方パパそっくり」
「その表情ママだ」
こんな事が増えてきました。
3歳という一区切り、0~3歳のインプット期に溜まっていたものが、性格の面でも飛び出してきているように感じます。
先日、家事をしていると、
私のところに来て、こんな事をこっそり言いました。
それは旦那が週末によく言ってくれる事そのまんま。
「え、ママも公園一緒に行くよ」と返すと
「いいから、コーヒーでも飲んで休んでなよ」と(笑)
パパそっくりの言い方で、笑ってしまいました(*^^*)
聞こえてないと思っていた会話なのに、子供って表情や仕草を真似するほどしっかり観察してるんですね。
優しいパパの心遣いをちゃんと見ていてくれた事に嬉しくなりました。
そして
ママを応援する・・・?
少し仕事に戻ると言い出したパパを見て、3歳児がまっ先に思いついた行動がこれ。
ママに”家にいて”と言ってもらう事。
誰が何を言えば効果的か、
本当に大人をよく観察しています(笑)
ちなみにうちはパパの胎教の効果?か、
娘は性格も考えた方もパパ寄りです↓
赤ちゃんがパパっ子になった胎教!父親は母親には勝てないは嘘でした
子供は親の真似をする。
「学ぶ」は「真似ぶ」と言われます。
赤ちゃんも幼児も、親や周りの大人の真似をして育っていき、真似をすることは学びであり、コミュニケーションです。
そしてまずはじめに真似をするのは親です。
親の、表情、行動、言葉、これらから真似することで自己表現を増やし、そしてどんどん広い世界を学んでいきます。
私の知り合いの先生で、小~高の塾をいくつも経営し、海外にもスクールを設立、同時に企業のコンサルも行っている方がいるのですが、そのベテラン先生がこんな話をしていました。
『親をみても子供の性格はわからないけど、子供をみれば親の性格が一発でわかる』
この先生は、生徒と保護者からの受験や進路相談で、電話がなりっぱなしの方でしたが、そんなプロが言うとズシッとくる言葉です。
大人になると、自分ではなく大人としての対応をとるようになりますが、素の自分はしっかり子供を通してバレてるんですね。
親になったら、子供のためにもお手本にふさわしい人間になっていかなくては、という事ですね…。
「育児」は「育自」とよく言われますが、まさにその通り。
子供は親の『心の状態』まで真似る。
幼児が親の言動をまねするのはわかりますが、実は心の状態も真似するんです。
「子供は親の写し鏡」ですが、うつしているのは言動だけでなく心もです。
オルタナティブ教育でモンテッソーリと並んで有名なシュタイナー教育では、「7歳までの子供は、周りの大人の心まで模倣する」と教えています。
外側にあらわれ出ている大人の言動だけでなく、大人の心の内側までも真似してしまうというのですから、恐ろしいことです。
引用元: まんがでやさしくわかるシュタイナー教育/ 井藤 元 (著)
耳慣れない方にとっては不思議な話かもしれませんが、昔から言われている事です。
そして私は地味に氣功をやっているんですが、こちらの観点からも、赤ちゃんは言葉を覚えるより前にまず親の気を真似る、と言われています。
親が放つ気の流れ、エネルギーの使い方、わかりやすく言うと『心の状態』です。
シュタイナー教育でいう事と同じですね。
なので、ママがイライラしたり心配しすぎたり、心が不安定な状態で子供と接していれば、その心の状態まで模倣していきます。
個人的には真似するというより、うつる、という方がしっくりきますね。
あらゆる育児書で
「ママが幸せなことが子供の幸せ」
「幸せなママの存在が一番子供の脳にいい」
なんて言われますが、本当にその通りなんです。
子供は本当に、親のことをよく観察して、親を真似して育ちます。
理想的な親にはなれる気はしませんが(^_^;)
うつってしまうなら子供のためと思っていつも気分よくしてようと思います。
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