こんにちは、alpapa(@mamaschool)です。
ドッツカードはドーマン式と七田式、どっちがいい?
くもんのドッツカードの効果はどうですか?
こんな質問をよく受けるので、
それぞれのドッツカードの【色・形・サイズ・使い方・効果】の違い、使うならどれがオススメかを紹介します。
ドッツカード、ドーマン式・七田式・くもん式の違い
まずドッツカードについてですが
ドッツカードを作ったのはグレン・ドーマン博士です。
本家本元はドーマン式で、
ドッツカードについて報告されている効果も、ドーマン博士の長年の研究によるものです。
また『ドッツカード』という名前も、
ドーマン式のみで使われており、七田式では『ドッツセット』くもん式では『かずカード』という名前で販売されています。
ドーマン博士とは?
という方はこちら
ドーマン博士はドッツカードの効果・使い方・作り方を本で公開しるため、今ではさまざまなドッツ系カードが販売されています。
今回はドーマン式のカードと
七田式、くもん式、の3つのカードの違いについて紹介します。
【ドッツカードの使い方の違い】
■ドーマン式 | ドッツカードの正式な方法 |
■七田式 | ドーマン式を独自にアレンジ・63日間のプログラム |
■くもん式 | 幼児のフラッシュカード代わりや数あそび用 |
【サイズの違い】
・ドーマン式は、28x28cm
・七田式は、A5サイズ
・くもん式はさらに小さいB6サイズ▼
【形・色の違い】
・ドーマン式は、赤●ドッツ
・七田式は、カラフルなドッツとイラスト
・くもん式は、赤●ドッツ
このような違いがありますが、ドッツカードは、視力が未発達な0歳から使うためサイズ・色・わかりやすい形であることは、大人が思う以上に重要です。
なぜなら、せっかくカードを見せても、
ちいさいと見えず、色もまだ識別していないからです。
さらに輪郭もぼやけていりため
わかりやすく捉えやすい形であることも大切です。
乳幼児にカードを見せた時、
いったいどのように見えているかというと
生後2、3ヶ月くらいまでの
赤ちゃんの視力で、30cm離れたママの顔はこんな感じにしか見えていません▼
視覚は刺激によって発達するので個人差はありますが、3ヶ月頃からようやく白・黒・グレーに加え、赤が識別できるようになります。そして赤ちゃんは赤を好んで見ます。
つづいて、他の色が識別できるようになるのは6〜8ヶ月ごろ、1歳になってもハッキリ見えているわけではなく、視力はこのくらいです▼
参考元:ninaru-baby
もうおわかりかと思いますが、
0歳から使う場合は、小さいサイズやハッキリしない色のドッツカードは不向きです。
ただし、視覚がある程度安定してから使うなら、そこまで大きくなくても大丈夫だと思います。
【最もオススメなカード】
上記のような理由から、
0歳から始める場合は、ドーマン式のドッツカードが最もオススメです。
また、ドーマン博士の研究より
ドッツカードが最も効果的な年齢は1歳以下なので、0歳からドーマン式のドッツカードの使用が理想的です。
しかし、
ドーマン博士のドッツカードにはデメリットもあります。
それは、ママが本を読んでやり方を知っておく必要があり、自分でカードの数式を組んで準備したり、シャッフルしたりと、使い方がややこしいです。
一方、七田式はすでにプログラムが組んであり見せるだけ、くもん式は遊びカードとして使えるなど、それぞれ特徴があります。
どれがあなたにオススメか?
ドーマン式・七田式・くもん式のそれぞれのドッツカードの特徴を詳しく紹介します▼
ママと子に相性のよいカードを選んでね!
ドーマン式のドッツカード
▼ドーマン式ドッツカードドーマン式のドッツカードは、
・サイズは28cmx28cm
・ランダム配置の赤ドッツ
・0〜100までのドッツカード
・カードの裏に数式あり。
その他、ドーマン式のセットには
算数記号カード、0〜100の数字カードも入っていて、全部で207枚〜セット。
使い方の説明書つきですが、
数式などを教える場合、自分でカードを組む必要があります。
また、説明書だけではイマイチつかめず
こちらの本を読んだ方がわかりやすくオススメです▼
赤ちゃんに算数をどう教えるか (gentle revolution)
ドーマン式のドッツカードの対象年齢は、生後3ヶ月ごろから
このころの赤ちゃんにも効果がでるよう、大きいサイズ、ハッキリわかりやすい色と形の最もオススメのドッツカード です。
0歳の視力はまだ弱く、
いろんな色が見え始めるのは6〜8ヶ月ごろ。物の輪郭は1歳をすぎてもまだボヤけているので、0〜1歳に何かを見せる時は、大きいサイズ・コントラストがはっきりした色や形であることが重要です。
繰り返しますが、赤ちゃん〜1歳の視力で、30cm離れたママの顔は、平均でこのくらいにしか見えてません▼
また、これらの見え方は目安で、
赤ちゃんの視覚は刺激されることによって発達するので個人差があります。
2ヶ月でも見えている(注視できる)子もいれば、4ヶ月でもまだよく見えていない子もいますが、これは赤ちゃんが受ける刺激や訓練によっても差が出てきます。
赤ちゃんに見る練習をさせてあげたい場合、白x黒のさらに大きなドッツカード(38x38cm)を使った『新生児の視覚刺激プログラム』も紹介されているので興味のある方はご参考ください▼
赤ちゃんに算数をどう教えるか (gentle revolution)
ドーマン博士の正規品のドッツカードは
現在日本では0歳からのママスクールでのみ取り扱っています。
このスクールでは、毎月オンラインでドッツカード無料セミナーも行っているため、ドッツカードの使い方など気になる方はぜひどうぞ⇒こちら
七田式ドッツカード(ドッツセット)
▼七田式ドッツセット七田式のドッツセットは、
・サイズはA5
・ほとんどがカラフルな絵や形
・0〜100までのカード+数カード
・読み上げ用の数式カード付き
・全663枚
数式はカードになっていて
足し算、引き算etcも教えられます。
(ドーマン式では自分で数字を組みます)
七田のドッツセットは
ママがドッツのやり方を知らなくても
あらかじめ63日分のプログラムが組んであり、届いてすぐに使えるという便利さがあります。
もちろん説明書なども付属していますが
本をまるまる一冊読まなくてもよい、DVDつき、など、忙しいママには助かりますね。
また、2〜3歳になると
カラフルでお気に入りの絵がある方が食いついて見てくれるというメリットもあります。
しかし、
0歳から使うにしてはサイズが小さく、
まだ輪郭がボケボケに見える赤ちゃんに、そんな小さい形と薄い色って見えてるのかなぁ…と疑問が残ります。
ドーマン博士のドッツカードと比較すると、半分以下のサイズです▼
七田式ドッツセットの対象年齢は0歳からとなっていますが、正直0歳にはオススメできず、1歳すぎくらいから使うならよいかもと思います。
「簡単で使いやすい」
とのレビューが多いです▼
くもんドッツカード(かずカード)
▼くもん式 かずカードくもんのかずカードは
・サイズはA6
・整列配置の赤ドッツ
・1〜50までのカード
・カードの裏は数字
くもんのドッツカードは、
七田式よりさらに小さくB6サイズ。
すべて赤ドッツのカードですが
ランダムではなく、整列して並んでおり、カードは全50枚です。
対象年齢は0歳からになっていますが、
サイズが小さいので赤ちゃん向けではないですが、子ども達が数遊びカードとして使うには問題なく、お値段も¥1,100とリーゾナブルです。
【結論】ドッツカードはどれがオススメ?
本格的に取り組む場合、
『ドーマン式のドッツカード』がオススメです。
さらに0歳からするなら、
絶対的に本家のドーマン式です。
乳幼児は視覚が未発達なため、
カード類など見せる時は、形、色、サイズは重要です。
しかし、
『効果の高さ』でいうならドーマン式がオススメではありますが、こういった取り組みは、実際のところママが続けられるかどうかも重要です。
どんなカードを購入しても、結局やめてしまっては意味がないので、最終的にはママが楽しく続けられるかどうかで選ぶのがよいと思います。
親子で楽しく続けられるかどうかが大切です!
楽しんで続けてこそ効果も倍増するので
親子で楽しめそうな方を選ぶことをオススメします!
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