![考え方の癖, 子供の思考パターン](https://alpapa.tokyo/wp-content/uploads/2022/03/wayof-thinking1.jpg)
こんにちは、alpapa(@mamaschool_mei)です。
人の『考え方のクセ』はどう育つか?
について紹介します。
無意識に巡る思考、
その思考パターンは、いつ・どのように出来上がったのか?
これにはもちろん、
生まれつきの気質も関係しますが、
もう一つは『日常の親の言葉の使い方』
つまり、どんな言葉を聞いて育ったか、というのが子供の思考パターンに大きく影響します。
自分で目標を達成していくような子に育ってほしい場合、家庭ではどのような言葉を使うのが効果的か紹介します。
子供の考え方の癖・思考パターンは親の言葉で育つ
![考えた方のクセ](https://alpapa.tokyo/wp-content/uploads/2022/03/thinking-way.jpg)
学習やスポーツ、音楽やアート、
幼稚園や学校での集団生活などなど、
何かに挑戦したり、
行動するにあたり、子供は普段から親が何気なく使っている言葉に影響されています。
行動に対して、
なぜその行動をするのか?
と聞いた場合、大きくわけて2つのパターンの方がいます。
問題回避パターンと、
目的志向パターンです。
例えば子供に
「どうして勉強しなきゃダメなの?」
「なんで幼稚園(学校)に行かなきゃダメなの?」
と、聞かれたら、どのように返答しますか?
![](https://alpapa.tokyo/wp-content/uploads/2022/03/take-time.jpg)
もし、
「勉強しないと将来困るでしょ」
「学校行かないと友達も勉強もできないでしょ」
このような返答が思い浮かんだ方は
問題回避パターンの思考、
つまり、問題や苦しみを避けたい、苦しみから逃れるために行動するタイプ。
一方、
「勉強は将来役に立つから」
「いろんな事を学ぶと、できることも自由も増えるから」
「学校に行くと、いろんな子に会えて楽しい」
このように「〜するため」「〜できる」
という未来の目的に対する返答が思い浮かんだ方は、目的志向パターン。
子供に対して、
どちらの言葉がけをしているかで、
子供の思考パターンも無意識に引っ張られていきます。
ママがいつも子供に
「〜しないと〜になる」
「〜できないなら〜は無理」
「〜しないと〜できないよ」
と、何をするにも問題回避のためと言い聞かせている場合、
![親の言葉がけ](https://alpapa.tokyo/wp-content/uploads/2022/03/thinking-way1.jpg)
子供に危機を感じさせて行動させているわけですから、行動には不安やネガティブなイメージがつきまとうことになります。
![](https://alpapa.tokyo/wp-content/uploads/2022/03/thinking-way2.jpg)
問題回避思考では
子供のモチベーションが上がらず、
また、その行動には「こうなりたい」という目標がないので、自己成長は乏しくなります。
子供、特に幼児というのは、
親の話を聞いてないようで、思っている以上に親の言うことは本当だと信じています。
これから子供が始めることに対して、
ネガティブな声がけはやめましょう。
![](https://alpapa.tokyo/wp-content/uploads/2022/03/thinking-way3.jpg)
また、
「〜しないと」という言葉がけは、
心に危機感や不安を持たせることで行動させようとする、一種の脅しです。
【子供が悪い事した時】もう買わない!行かない!やめる!脅し文句の影響は?
一方、「〜のため!」と
未来の目的に心を向けている場合は、子供の心は成長モード。
![](https://alpapa.tokyo/wp-content/uploads/2022/03/thinking-way4.jpg)
将来、成功する子、
自分で目標を達成していくような子を育てたい場合、『目的志向パターン』の言葉がけをして成長モードで育てていってください。
勉強、スポーツ、コミュニケーション
子供が何をするにしても、
問題回避のため危機モードで行動する子と、目的のため成功モードで行動する子では、得る経験も結果にも雲泥の差がでます。
![子供の思考パターン](https://alpapa.tokyo/wp-content/uploads/2022/03/thinking-way5.jpg)
子供には日頃から
〜することによって、
どんな(良い)結果や未来を得たいか、
という言葉を使うようにしてみてください(*^^*)
「〜しないと〜できない」と
口癖のように言うママもいますが(^_^;)
人は気がついた時から変われます。
![親の言葉が子供を育てる](https://alpapa.tokyo/wp-content/uploads/2022/03/thinking-way6.jpg)
普段子供の前で
使っている言葉や口癖も、気がついたら変えてみましょう。
子供とは「〜しないと〜できない」という問題回避パターンではなく、
「〜すると〜できる」「〜するため」という目的志向パターンで話そう!
ここでよくある質問が、
「そんなにいい事ばかり言っていると、
悪い事に対して免疫がつかないのでは?
もっと世の厳しさを教えないと!」
と心配するママもいますが、大丈夫です。
成長モードの人は、
仮に悪い事が起きても悲観せず、それを学びに変える事ができます。
また、危険な事に遭遇するかどうか、
騙されたりしないかという事は、子供の危機管理能力や判断力の問題で、目的志向やプラス思考とはあまり関係がありません。
そして残念なことに、
どれだけ親がプラスな言葉で育てても、
保育士さん、学校の先生、祖父母、メディア…子供を取り巻く環境が「〜しないと〜できない」「〜しないと、大変な事になる」と洗脳するかのように毎日言いまくっていいます…(T_T)
なのでせめて親くらいは、
目的志向パターンの言葉がけをしてあげてください。
そして、
エジソンや松下幸之助さんレベルに前向きな思考になれると、人生どうにでも良くなります?
![エジソンの名言](https://alpapa.tokyo/wp-content/uploads/2022/03/Edison.jpg)
![松下幸之助、成功の条件](https://alpapa.tokyo/wp-content/uploads/2022/03/matsushita-konosuke.jpg)
参考までに、
エジソンの母が行っていたプラス暗示はこちら▼
エジソンの母もやっていた!【五分間暗示法】寝がけのプラス暗示
シーン別言葉がけまとめ▼
【子供にかける言葉】こんな時、どんな言葉をかければいい?言葉がけまとめ
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天才を育てた親はどんな言葉をかけていたのか?