こんにちは、alpapa(@mamaschool)です。
人の『考え方のクセ』はどう育つか?
について紹介します。
無意識に巡る思考、
その思考パターンは、いつ・どのように出来上がったのか?
これにはもちろん、
生まれつきの気質も関係しますが、
もう一つは『日常の親の言葉の使い方』
つまり、どんな言葉を聞いて育ったか、というのが子供の思考パターンに大きく影響します。
自分で目標を達成していくような子に育ってほしい場合、家庭ではどのような言葉を使うのが効果的か紹介します。
子供の考え方の癖・思考パターンは親の言葉で育つ
学習やスポーツ、音楽やアート、
幼稚園や学校での集団生活などなど、
何かに挑戦したり、
行動するにあたり、子供は普段から親が何気なく使っている言葉に影響されています。
行動に対して、
なぜその行動をするのか?
と聞いた場合、大きくわけて2つのパターンの方がいます。
問題回避パターンと、
目的志向パターンです。
例えば子供に
「どうして勉強しなきゃダメなの?」
「なんで幼稚園(学校)に行かなきゃダメなの?」
と、聞かれたら、どのように返答しますか?
もし、
「勉強しないと将来困るでしょ」
「学校行かないと友達も勉強もできないでしょ」
このような返答が思い浮かんだ方は
問題回避パターンの思考、
つまり、問題や苦しみを避けたい、苦しみから逃れるために行動するタイプ。
一方、
「勉強は将来役に立つから」
「いろんな事を学ぶと、できることも自由も増えるから」
「学校に行くと、いろんな子に会えて楽しい」
このように「〜するため」「〜できる」
という未来の目的に対する返答が思い浮かんだ方は、目的志向パターン。
子供に対して、
どちらの言葉がけをしているかで、
子供の思考パターンも無意識に引っ張られていきます。
ママがいつも子供に
「〜しないと〜になる」
「〜できないなら〜は無理」
「〜しないと〜できないよ」
と、何をするにも問題回避のためと言い聞かせている場合、
子供に危機を感じさせて行動させているわけですから、行動には不安やネガティブなイメージがつきまとうことになります。
問題回避思考では
子供のモチベーションが上がらず、
また、その行動には「こうなりたい」という目標がないので、自己成長は乏しくなります。
子供、特に幼児というのは、
親の話を聞いてないようで、思っている以上に親の言うことは本当だと信じています。
これから子供が始めることに対して、
ネガティブな声がけはやめましょう。
また、
「〜しないと」という言葉がけは、
心に危機感や不安を持たせることで行動させようとする、一種の脅しです。
【子供が悪い事した時】もう買わない!行かない!やめる!脅し文句の影響は?
一方、「〜のため!」と
未来の目的に心を向けている場合は、子供の心は成長モード。
将来、成功する子、
自分で目標を達成していくような子を育てたい場合、『目的志向パターン』の言葉がけをして成長モードで育てていってください。
勉強、スポーツ、コミュニケーション
子供が何をするにしても、
問題回避のため危機モードで行動する子と、目的のため成功モードで行動する子では、得る経験も結果にも雲泥の差がでます。
子供には日頃から
〜することによって、
どんな(良い)結果や未来を得たいか、
という言葉を使うようにしてみてください(*^^*)
「〜しないと〜できない」と
口癖のように言うママもいますが(^_^;)
人は気がついた時から変われます。
普段子供の前で
使っている言葉や口癖も、気がついたら変えてみましょう。
子供とは「〜しないと〜できない」という問題回避パターンではなく、
「〜すると〜できる」「〜するため」という目的志向パターンで話そう!
ここでよくある質問が、
「そんなにいい事ばかり言っていると、
悪い事に対して免疫がつかないのでは?
もっと世の厳しさを教えないと!」
と心配するママもいますが、大丈夫です。
成長モードの人は、
仮に悪い事が起きても悲観せず、それを学びに変える事ができます。
また、危険な事に遭遇するかどうか、
騙されたりしないかという事は、子供の危機管理能力や判断力の問題で、目的志向やプラス思考とはあまり関係がありません。
そして残念なことに、
どれだけ親がプラスな言葉で育てても、
保育士さん、学校の先生、祖父母、メディア…子供を取り巻く環境が「〜しないと〜できない」「〜しないと、大変な事になる」と洗脳するかのように毎日言いまくっていいます…(T_T)
なのでせめて親くらいは、
目的志向パターンの言葉がけをしてあげてください。
そして、
エジソンや松下幸之助さんレベルに前向きな思考になれると、人生どうにでも良くなります?
参考までに、
エジソンの母が行っていたプラス暗示はこちら▼
エジソンの母もやっていた!【五分間暗示法】寝がけのプラス暗示
シーン別言葉がけまとめ▼
【子供にかける言葉】こんな時、どんな言葉をかければいい?言葉がけまとめ
天才を育てた親はどんな言葉をかけていたのか?