潜在意識・こころ

【子供の頃、親に言われて傷ついた言葉】子供を生きづらくする親の言葉

親に言われて傷ついた言葉

こんにちは、alpapa(@mamaschool)です。

子供の頃、
親に言われて傷ついた言葉というのは誰しもあると思います。

基本として
子どもを傷つける言葉というのは
「子どもを否定する言葉」
「子どもの気持ちを無視した言葉」です。

少し個人的な話も入りますが、
現ママの私が子どもの頃言われて嫌だった言葉、そして心理的にもこの言葉が心にあると、生きづらくなると言われている言葉を紹介します▼

親に言われて傷ついた言葉

親に言われて傷ついた言葉 母親

よくある話ですが、
子どもの頃、私も母から言われて嫌だった言葉は、
『泣くな、負けるな、強くなれ』です。

一見、子どものためと思って使いそうな言葉ですが、これは、子供の気持ちを無視した言葉です。

転んで「痛い」といっているのに
『痛くない!』と言うのも同じですね。

子供が泣く・黙る・反抗する、
などの困った態度を見せるのは「ママ、苦しいよ、わかって」というサイン。

「泣くな!」と言われて育って傷ついてたと言う方は多いですが、私も「負けるな、泣くな!」は一番いやな言葉でした(笑)

そして言われ続けるたびに、
なぜ母は何も知らないのに「あなたは負けている、弱い」と勝手に決めつけるんだろう。
なぜ優しくしてくれないんだろう…、と母に不満を抱いたり

最後には、
「この人は人の気持ちがわからないのだな」「母には何を言ってもわかってもらえないんだな」と、親との間に一線を引き始めました。

親に言われた言葉、トラウマ

そんな私に母はよく
「なぜあなたは私の気持ちがわからないの」と愚痴を書いた手紙を私の机においてきました。(最悪ですw子育て中のママは絶対しないように)

人は、自分のことを
わかってもらえない・受け入れてもらえないと感じると、怒ったり、心を閉ざしたりします。
これは子供も大人も同じです。

そして、そんな子供の訴えを無視して
大人の視点から「こうしなさい、こうした方があなたのため」的なことを言ってしまうと

お互いに「こうしてほしい!」という要求をぶつけあっているだけの状態で、イライラしてしまいますね。

気持ちがネガティブになってる時に、
安全基地であるはずの親から受け入れ拒否をされると、子供は不安でモヤモヤした、イライラした、悲しいような、頼りの綱が切れたような、何とも言い表せない気分になります。

子どもとしては「ヘルプ!」のサインを出したつもりが、ピシャリと突き放されたのですから、ショックですよね。

なぜ親は子どもの傷つく言葉を言うのか

お母さん、
なんであんなひどいこと言ったの?

ほとんどの場合、
子どものためを思っての愛情からです。

ふざけんな!
こっちは傷ついたのに!
と思うかもしれませんが、
親からしたら誰が何と言おうと子どもが大切な存在だから出てしまった言葉です。

子どもがネガティブになっている時の対応法

では、子供が
「できない、わからない、やりたくない、怖い、いやだ」などとネガティブになっている時、どう対応するのがよいか?

子どもが、
「ヘルプ」サインを出している時には
まず「共感」してあげてください。

イラっとするかもしれませんが、
まずは言いたいことをグッとこらえて
ただただ話を聞いてあげてください。

そして、
子どもが少し落ち着いて
または話が聞ける状態になったら
「あなたの気持ちはわかる、わかった、そう思うこともあるよね、でもね…」とここから親の言いたいことスタートです。

相手の気持ちを無視して、
自分の意見だけをまず浴びさせても、お互いキーッ!と怒りがエスカレートし、最悪の場合、暴言を吐きあって終わります。

そして子供は、なぜママとケンカしたのか経緯をさっぱり忘れ「親に言われて傷ついた言葉」だけが記憶に残ってしまいます。

子どもに「泣くな、負けるな」は生きづらくなる言葉?

心の強い子に育ってほしい、
簡単に負けるようではダメだ!と
子どもの将来を思うがために「泣くな、負けるな」と言ってしまうこともありますが

人生を勝ち負けで判断している時点で不幸になる考え方、という事もお忘れなく。

『負けてはいけない』
このような考えを心に持っていると、残念ながら他人は常に敵として映ります。

「がんばれ!負けるな、負けるな!」

こう言われて育ち、
無意識に相手を敵視してしまっていた
若い頃の私は本当に生きづらかったです(笑)

「その子に負けるな」
母はよくこう言い、周りと比較して敵対心を持たせるような事を言ってきました。

おそらく、
競争心をあおって、
やる気を出させようとしたのでしょうが
子どもの私は「なぜ母は私の友達を敵にして、戦わせようとするのだろう」と嫌悪感しかありませんでした…。

競争好きなタイプなら伸ばせたかもしれませんが、私は競争嫌いでゲームも嫌いなタイプだったので逆効果でした…。

マイペースな子

それに、
本当は、泣いていいし、負けてもいい、
別に強くなんかなくてもいいし、わざわざ戦わなくていいし、勝たなくてもいい。

だって、
誰に勝とうが負けようが、
幸せとは関係ないですから。

それより、
感情は無理に押さえつけない方がいい。
弱くても助けあって生きれる人になれればいい。
わざわざ人と張り合う必要なんてない、譲ってやればいいし、許してやればいい。

勝ち負けにこだわらず、
自分基準で価値を見つけれる人間である方が、よっぽど幸せに生きれます。

「負けない」なんて考えるより
競争せずにどうやって幸せになれるかを考える方が、人生で得することが増えます。

なにより、
本当に強い人というのは、戦わずして勝つ人のことじゃないの?

なので私は我が子には
「泣いていいし、負けていいし、強くなくていいし、戦わなくてもいい、どっちでもいいよ」

「人は自分がなりたいように選べる、
そのかわり、自分も相手も幸せになれる方法を探せばいいよ」
こんな風に伝えています。

ですが、
こんな親の子に限って…

親が言い返せない言葉

親子は学びのために
ぶつかり合う性格で生まれてくる、なんて話もありますが、それって本当かも?と思いました。

根がマイペースな子もいれば
負けず嫌いなタイプもいます、その子に合った言葉をかけてあげたいですね。

でも、どんなタイプの子でも
「気持ちを受け止めてあげる」「共感してあげる」は大切。

「子供がグスリ泣いてイライラする時どう対応したらいいですか?」
という相談は多いですが、そういう時こそ『共感』してあげてください。

これは決して
わがままな行動を許すのではなく
否定せず話を聞いてあげたり
気持ちをわかってあげるだけでいいです。

欲求を訴えている時に、
わかってもらえず「ダメ!」と突き放されては不安と悲しさで余計に怒りを爆発させます。

人生経験豊富な大人だからこそ
子どものために言ってやるべきだと思う言葉が次々出てくると思いますが、

まずは最初に
子どもの言い分を聞いてあげてください。

また、
子供の「共感力・思いやり」を育てるには
このような対応や、こういう言葉がけをおすすめします。

親が言う、子供の人生を生きづらくする言葉、生きやすくする言葉

傷つく事を平気で言う母親

親は子供のためと思って
いろいろと励ましたり、叱ったり、世の中の厳しさを教えようとしたりします。

しかし、
親と子供は違う人間です。
違う価値観で、違う時代を生きています。

良かれと思って刷り込む親の助言は、
子供にとってはになる事もあります。

父親に言われて嫌だった言葉

その中でも、
子どもの人生を生きづらくする言葉は『心に制限をつくる言葉』です。

たとえば
『泣いてはいけない』
『負けてはいけない』
『強くなくてはいけない』

このように『〜してはいけない・〜するべきだ』という心を制限するルール

〜するべきだ。
この心を制限するルールが多ければ多いほど、人は生きづらさを感じます。

逆に、
『泣いても笑っても、どっちでもいい』
『負けても勝っても、どっちでもいい』
『強くても弱くても、どっちでもいい』
このように考えれる人ほど、生きづらさが解消されます。

これは一見、「そんなの意欲のない人じゃないの?」と思われがちですが、実は逆で、結果や評価に左右されない人の方が、自分の内面にフォーカスしやすく、本当にやりたい事・心から夢中になれることに没頭できるため、幸せな成功者になりやすいのです。

〜するべき。
という心のルールが多い人は、
特に対人関係で苦労します。

そのルールを破っている相手に対してイライラしてしまうからです。

泣いてはいけないと思ってる人は
すぐ泣いて助けを求める人や、小さな我が子にさえイライラします。

心のルールが多いほど、苦手な人が多くなり、
自分の行動にも制限がかかり、身動きがとれなくなります。

でも、かといって、
やるべき事をしなければ、
自分の好きな事ができない事もありますよね?

だからこそ、この心のルールは、
親の価値観で子に刷り込むのではなく、子どもが子ども自身で決めるものです。

子どもは子どもで、
日々多くを学んで、自分なりの価値観や幸せを見つけていきます。

親がサポートしたい時は
「こうしなさい、〜するべき」とは押し付けず

「ママはこういう考え方をする」
「パパだったらこう対応するかな」
「あなたはどう思う?」
など、子ども本人に考えさせて、子どもの気持ちを無視したり、否定しないようにしてあげてください。

親にも子供の言葉に傷つけられてきた

親ですら
その親に言われて傷ついた言葉があります。

そして
親だって子どもの言葉にさんざん傷つけられて成長していきます。

誰もが
「親にこんな事を言われて傷ついた」
「親の言葉がトラウマで今でも…」
と、私は、私は、と言いたくなる気持ちがありますが

あらゆる事は、お互いさまなんです。

親が言い返せない言葉

私たちは何もできない状態で生まれ
オムツを変えてもらい、泣けば抱っこされ、ご飯を与えられ、すべて親にやってもらって当たり前、ママが全部やってくれるのが当然!やってくれるのが愛でしょう?という状態から人生スタートします。

まるで
愛されていること=すべての要求が受け入れられること、のように錯覚してしまいます。

でも親は
「この子が自分で考え、幸せな人生になるよう自立させること」が愛であると思っています。

親と子の間で、
なにが「愛情」と思っているかが違うのですね。

子供はというと
泣けば何でもやってもらえててた赤ちゃん時代を過ぎ、叱られたり、要求を受け入れてもらえなかったりすると「やってもらえなかった!」「ママは私のこと、もう嫌いになったんだ!」とひどくショックを受け、そこだけ記憶に残ります。

なぜ叱られたのか、
自分がした悪いことや
自分が吐いた暴言なんかはすっかり忘れています。

誰にでも
親に言われて傷ついた言葉がありますが
それは実は、小さい頃の自分は愛情とは何なのかを勘違いしていただけ、だったりしますよ。

本当は、愛されていたんです。

それに今、生きているということは
自分がこれまで愛されてきたという証拠でもあるんですよ^^

それでは
ご覧いただきありがとうございました。

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