ママの心と健康

イヤイヤ期を気楽に過ごそう!放置もOK?ママが楽になる心の置き方

イヤイヤ期 放置すると

あらゆることに「イヤ!」と言うこの時期、親にとっては大変ですよね。

ただ、そんなイヤイヤ期も
実はちょっと視点を変えれば、かなり楽に過ごせます^^

そもそも、イヤイヤ期は子どもが成長している証拠で、いずれ必ずおさまる現象なので「どうにかしなくては!」と深く悩まなくても大丈夫です。

イヤイヤの表れ方や長さは子どもによって違い、その子の個性でもあります。

そして、
個性の中には才能が隠れています。
その子の短所に見えるような一面も、実は長所の裏返しです。

イヤイヤ期というのは、その子の個性や長所が自我というカオスになってボコボコ湧き出てきているようなもんだと思って、どうぞ、思う存分イヤイヤさせてあげてください。

alpapa

イヤイヤを叩き潰さず、寄り添ってあげるってことです♪

イヤイヤ期は、どうにかしようとしなくていい。

イヤイヤ中って本当に手がかかりますよね!
ただでさえ忙しく時間がないのに、
イヤイヤが発動すると、ママの予定が全て一時停止されます。

それだけならいいんですが、
座り込みを決められたり、のたうちまわるため、ママのエネルギーを激しく消耗させます😨

イヤイヤ期 放置

しかし、場所も状況も問わず
あんなに全力で自分の感情を出すことなんて、おそらく一生のうちで幼児期くらいじゃないでしょうか….。

大人が同じことをしたら即、警察を呼ばれ病院に送られるレベルです。

そう考えると貴重な時期ですね。

そんなイヤイヤ期ですが、
私も1人目の初イヤイヤ期は本当に疲れ「どう考えてもママの方がイヤって言いたいわーっ!!怒」と2歳児相手にブチギレしていました(笑)

子どもって、なんてめんどくさい生き物なんだ!!こんなのまともに付き合いきれん!と思っていました。

そして現在、
絶賛イヤイヤ中の2人目がいますが

2人目のイヤイヤ勃発児
今、我が家ではこんな感じです↓

イヤイヤ期 放置すると

基本的に楽しんでます!

大変なことには変わりませんが、
一生のうちこの時期だけのもんだと思えば、かわいく思えるものですね。

まともにイヤイヤに付き合ってたからしんどかったですが、もっとサラッと受け流せばよかったです。

思い返してみると
上の子のイヤイヤが終わって、3歳、4歳と、どんどん自分でできることが増え、お友達も増え、あっというまに「ママよりお友達と遊ぶのが楽しい!」になりました。

そんな時、
スーパーや道のド真ん中でイヤイヤ大暴れしている子を見て「かわいいなぁ〜、うちの子もあんな時期あったな〜、ママさん、今は大変だけど頑張れ!」と思うようになりました。

私だけでなく多くのママがそうだと思います。
ママ友たちと話してても、みんな「大変だったけど、かわいかったよね〜」「あっという間に大きくなっちゃったわー」なんて話しています。

今となっては、
イヤイヤしているのがめちゃくちゃ可愛いです。

上の子も下の子も
状況の大変さはあまり変わらないと思います。

暴れるし、ふんぞり返って泣きますし、
時間がない時にイヤイヤ発動すると、そりゃエネルギー消費しますし、もちろん大変です

しかし、気分的に下の子のイヤイヤ期は大きく違い、ごく気楽に「かわいいなぁ」と思って一緒に過ごしています。

イヤイヤは前触れなく勃発しますが、
ゲリラ豪雨のようなものなので
「どうしたらこの雨が止むんだ〜!」と悩んだり、頑張って雨を止ませようとしなくていいんですね、いずれ止みますから。

そして豪雨の中、傘をさしたり
うまく雨宿りする方法はこちらです▼
【イヤイヤ期の対応】1歳半〜2歳の接し方とイヤイヤの原因とは?

実はみんなママを応援してくれてる

道のド真ん中でイヤイヤされると本当にみなさんに迷惑をかけているように思ってしまいますが、ほとんどの方は温かい目で見てくれます。

イヤイヤ期 応援

「いやなのね〜かわいいわね〜」と
話しかけてくれる道ゆく老夫婦。

「こんな時あるわよね〜、ママ頑張ってー」
と声をかけてくれたり、立ち止まって一緒に子どもをなだめてくれるママさん達。

すれ違う人たちも
ほとんどがニコニコしながら温かい応援を送ってくれます。

ただ、ごく稀に、
(たぶん30人中1人くらい)
冷たい視線や文句を言う人がいるのも事実で、そういう経験をしてしまったママさんは、外でイヤイヤされることに過敏になってしまいますよね。

でも、
多くの人はママを応援してくれている
ということをぜひ覚えてほしいです。

悪い経験ほど印象に残ってしまいますが、
実は、冷たい目の何倍も、温かい目線が送られていますよ!

alpapa

ママ頑張れ〜

【体験談】育児書と違う!予想外のイヤイヤ期

イヤイヤの出方には個性があります。
中には慢性イヤイヤ期のような子もいます(→こちら)

一般的に「自分の気持ちを言葉でうまく表現できるようになってきたらイヤイヤ期はおさまる」と言われていて、実際に周りの子をみても確かに当てはまっていると思いますが、

うちの子は2人とも違いました(꒪д꒪III!

まるでガンガン文句を垂れるがごとく
喋りながらイヤイヤしまくってくれた上の子(今はもう小学生)

そして「これは違うの!こっちなの!」と
はっきりと意思表示しているにも関わらずイヤイヤしまくる下の子(現・魔の2歳)

の体験談と、
そこから得た学びを紹介します。

疲れたalpapa

何かのお役に立てば幸いです。

3歳直前からのイヤイヤ期

ていねいに時間と手間をかけて育てた長女、
この頃は色々な育児書を読み、イヤイヤ期対応もそれなりにがんばっていました。

長女は言葉が早く、2歳の誕生日にはペラペラ話していたため、要求や感情表現も年のわりにしっかりしていて、いわゆる「おりこうさんタイプ」でした。

同じ年の子たちが次々とイヤイヤ期に突入する中、長女はイヤイヤ期がなく
「言葉で表現できるからイヤイヤする必要がないのかな?」
「言葉の理解が早い子でよかった〜」
なんて調子に乗っていたら

3歳直前で
ひっっどいイヤイヤが来た!

いえ、おそらく一般的なイヤイヤぶりだったのかもしれませんが、完全な不意打ちだったことと、私がイヤイヤに対応できる免疫がなかったため、すんごい疲弊しました。

まず、何を言っても
言い訳のようにガンガン反論してくる。

イヤイヤ期 3歳

「わかってるけどイヤ!」「それでもイヤ!」というので、単にワガママに聞こえ、私もイライラしてしまい共感してやる気になれませんでした。(共感してあげれたらもっと楽だったかも)

一番しんどかったのは、
もう3歳、体も平均より大きく重かったので、暴れると破壊力がスゴく、お手上げ状態でした。

さらに、1人でできることも増え手先も器用になる頃だったため、服も素早く脱ぎ捨てたり、走行中に自転車のベルトを外して脱走しようとしたり、知恵がついてからイヤイヤされて本当に厄介!でした。

ちょっと育児書さん!
言葉で表現できるようになったらイヤイヤしないんじゃないかいー!!と思っていました。

ただ、不幸中の幸か、
そんなに長い期間イヤイヤはせず、たぶんピークは2、3ヶ月くらいでおさまっていったような記憶があります。

ある意味、言葉での対応ができたおかげもあるかもしれませんが、本当に疲れました…。

【学んだこと】
イヤイヤ期にまともに向き合うと疲弊する。
育児書などにのっている対策は効果的だと思うけど、そもそもエネルギー切れで実行不可能。

知識だけあっても心に余裕がないと現場では使えない…。

1歳半のイヤイヤ期

下の子のイヤイヤが出てきたのは1歳半、
ちょうど発語が一気に出てきた頃で、びっくりするほどおしゃべりするようになったと同時くらいにイヤイヤも始まりました。

でも、1歳半なんてまだ赤ちゃんの延長のような体。
さらに下の子は平均より小柄だったので、イヤイヤしてようがひょいっと抱っこできるし、暴れてもそんなに破壊力はなく、かわいいもんです。

イヤイヤ期 1歳半

今は2歳になり、ますますイヤイヤしている状況ですが、幸い母もレベルアップしているため、案外楽しんでいます♪

【学んだこと】
発生している外の状況は同じでも、自分の捉え方次第でまったく変わる。
もはやイヤイヤ期を対応しようという気すらない、イヤイヤしてても普通にかわいいし今はこれで問題ない(笑)

イヤイヤは放置していいの?

放置できる状況にいたら
放置してもいいです👍

ある程度は放置、というか、
イヤイヤしたいので思う存分させてあげてください。

「放置」というと少し言葉が違うかもしれませんが「気持ちが落ち着くまで近くで見守る」という感じでしょうか。

先ほどもお伝えしましたが、
ゲリラ豪雨のようなものなので、無理して止めようとしなくていいんです。

2歳児というのは、
エネルギーが有り余ってるので、できる対応をしてもダメだった場合は、どうぞ、好きなだけエネルギー放出させてあげてください。

「イヤ!」という気持ちは否定はせず、
「そうね、いやなのね、そんな時もあるよね〜」なんて、近くで共感してやりながら、存分にイヤイヤさせてあげてください、そして落ち着いた頃に抱きしめてあげてください。

しばらくイヤイヤしていれば、落ち着いてきたタイミングがあるので、そこで言葉をかけて気分をシフトさせてあげるのがいいと思います。

ただ、泣き叫んで大暴れしていると、もう自分でも何にイヤイヤしてたのかわからなくなって、止め方もわからなくなっている事もあります↓

イヤイヤ期 パニック

こういった困り泣きを始めた場合は放置せず、「もう大丈夫よ、いいんだよ」など安心させる言葉がけをして助けてあげてくださいね。

そして
場所と状況は配慮してくださいね。
さすがにお店や図書館などで大暴れさせておくのはマズイですね💧

ちなみに、
思いっきり運動させることは
イヤイヤ対策にも効果的です、詳しくはこちら

イヤイヤは抑えなくていい、感情をおさえる子にしない

大人でもそうですが「怒っちゃいけない」「怒ることは悪い事」と思っていませんか?

我々は、小さい頃から「我慢すること」は美徳だと教えられ、我慢すれば褒められ、イヤなことでも苦しいことでも我慢する癖がつき、怒ってはいけない、愚痴ってはいけない、と思ってしまいがちですが

自然と溢れ出てくる感情は、
フタをせず感じていいんです。

感情を抑えて押さえ込んだまま大人になると、その結果、自分のやりたい事も自分が何を感じているのかもわからなくなり、ふとした瞬間にプッチーンと切れたり、ストレスが溜まって病気になったりするんですね。

子供の感情も
否定したり突き放したりせず、出てきてしまうなら出させてあげてください。

「そうか、あなたはそう思うのね」
と、そう思うことを許可して受け止めてあげてください。

alppaa

理不尽だろうが道徳的におかしかろうが、人はイヤなものはイヤなんです。そう思ってはダメだと押さえ込まず話くらいは聞いてあげましょう。

心理学などでもよく言われることで
私は我が子にもよく言っているんですが

怒りの感情は
う●ちと同じ。
溜めこむと病気になります。

ネガティブな感情は
押さえ込まず、出した方がいいです。
それは大人も子供でも同じです。

心には特徴があり、
怒りなどネガティブな感情は、押さえ込むと心の底でモヤモヤ膨らみ、そのうち問題となって出てきますが、逆に、出してその感情の存在を認めてあげればそれ以上は暴れません

なので、感情は押さえ込まずに、
しっかりと言える、感じることができる、というのは大切です。

しかしですね
出した方がいいからといって
教室のド真ん中で脱糞してしまうと、それはそれで問題なわけです…。

大人も公共の場で出してしまうと
非常にマズイことになりますよね。

2歳児はイヤイヤ〜っ!と
場所も状況も考えずに感情を爆発させるので、ママも困っているわけですね。

2歳をすぎてもぐずることなんてよくありますが、
こういった時にも、子どもの感情を押さえ込むのはよろしくありません、

心が成長して「こうしたいの!これがいいの!」と溢れ出てくるものなので、無理に押さえ込もうとせず、その気持ちに寄り添いこだわりをわかってあげてください。

具体的な対処法についてはこちら▼
【イヤイヤ期の対応】1歳半〜2歳の接し方とイヤイヤの原因とは?

alppaa

ちなみにこの対処法は、
イヤイヤ期以外にもぜひやってあげてくださいね♪

「こんなふうに思ったんだね」とか
「本当はこうしたかったのね」と、大人が気持ちに寄り添ってあげることで、子どもは感情を出し切ることができます

認めてもらった感情は、
それ以上は暴走しません。

そして、そうしてあげることで
自分の気持ちを大切にあつかってもらえた

そういった感覚が心に残ります。

自分の気持ちを大切に扱われた子は、将来、人の気持ちも大切に扱うようになりますし、そうすることで、また自分の気持ちも尊重してもらえるようになり、良い循環も生み出せます。

そっか、でも大人はどうやって怒りを出し切るの?

alppaa

ノートに書き出して自分の本心を知ると消えるよ。

小学生から大人にオススメの感情の吐き出し方

文字が書けるようになってからは、
ノートに感情を書き出す方法を教えてあげると◎です。

真っ白な紙は、
世界一優秀なカウンセラーです。

あなたが何を感じていようが、
何を書き込もうが、ただひたすら受け入れてくれます。

イヤな気分 消化方法

私は長女が小学1年生になった時、
子どもに自分で自分の感情を扱う方法を教えたくて「何でも言っていいノート」と「夢ノート」をあげました。

何でも言っていいノートには、
友達の悪口でも、
ママへの怒りでも、
ヒドイわがままでも、
思ってしまうことは何でもここに書いていいよ。と伝えました。

すると「え?お友達の悪口なんて言っちゃダメでしょ」「そんなこと思っちゃダメなんだよー、思ってると本当になっちゃうよ」と娘に言われました。

確かに言うのは良くないし
思わないで済むならそれがいいです。

でも、もしイヤな事や辛い事があっても、どうしていいか分からず、それを放置して忘れてしまうと、気づかないうちに心に溜まっていきます。

かといって、学校でお友達の悪口を言ってしまったり、文句を言葉に出して言う癖がつくのも考えものです。

なので長〜い目でみて、中学生や高校生くらいまでに、自分の感情はノートに書いて消化できる、という方法を使い始めてほしくて小学生から教えました。

怒りの感情は、
第二感情と呼ばれ、いわゆるこれは本心ではありません。

怒りの裏には
「本当はこうしてほしかった」
「本当はわかってほしかった」
「悲しかった、不安だった、怖かった、恥ずかしかった」など、本音が隠れています。

怒りを書き出すことで、
その本音が見えてきます。

そこに意識が向くと、怒りもスッと消えていくんですね。

要するに、自分の本心と向き合わせてくれるのが「ノートへの気持ちの書き出し」です。

小学低学年にはまだまだ難しいですが、
文章や日記がスラスラ書けるようになってきたら、試してみてくださいね。

子供が中高生くらいになる頃に、問題解決の一つの手段として使えるようになっていたらいいなと思っています。

きっとその頃には思春期で、クソババアなんて呼ばれ、親の話なんて一切聞かないでしょうから(笑)

ちなみに現・小2の娘は「何でも言っていいノート」に対してこんなことを言っています▼

感情消化方法

なにはともあれ、
子どもには
感情を押さえ込むことではなく
大切に扱うことを教えてあげたいと思っています。

イヤイヤ期の対応は
その第一歩のように感じます。

ご覧いただき、ありがとうございました^^

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