子どもの『考える力』はどうしたら育つ?
優しくしっかり者のママほど、
あれこれやってあげてるかもしれませんが
実は、それが考える力を奪っている事があるんです。
自分で考え行動できる子になるため、
2~3歳から育てたい『自分で考える習慣』
この記事では、
いつもの会話をちょっと変えるだけで、
自分で考える習慣が身につく方法を紹介します。
子どもの考える力を伸ばす方法『日常の質問を変える』
さっそくですが、
子供がこんな事を言った時、
ママはどうしますか?
今日は予想外に暖かい日!
子どもが「あつい!」と言ってきたら
ママはすぐに
上着を脱がせたり、
お水を飲ませたりするかもしれません。
しかし、
「ほら、暑いなら早く上着脱いで!」と
ママが決めて全部やってしまっては、
自分で考える力が伸びません。
子どもが「暑い」など言ってきたら、
こう聞き返してあげてください。
『あついのね、どうする?』
そうなのね、と受け止めてあげてから、
それで(あなたは)どうしたい?と質問し
どうするかは子ども自身に考えさせてください。
まだ小さくて答えるのが難しい子や、
「わからない」という子には、
「着替える?」「お茶のむ?」など
いろいろな選択肢を出して、
どれにするかは子供に選ばせてあげてください。
3~4歳になると、
なかなかなの考えも出てきますが・・・
自分の力でアイデアを出した努力は
褒めてあげるとGOODです。
「いいアイデア出したね」
「よく自分で考えれたね」など
頑張って考えたこと自体は褒めてあげてください。(受け入れるかどうかは別として…)
ここは、我が子のタイプに合わせて
ママもいい返答を考えてくださいね♪
その他にも「疲れた!」「落とした!」などの時、ママがササっと対処してしまわず「そうだね、どうしたい?どうすればいい?」とどうすれば解決できるか考える習慣をつけていってあげてましょう。
お片づけや支度も「早くしなさい」というより『いつする?』『どれからする』と、命令形から質問形式に変えて、結果⇒こども自身が考えて決めたことを自分でする、という方向に変えるのが◎です。
はじめは答えれなくてもOKです
自分で考えてみるという機会を
小さい頃からたくさん作ってあげることが大切。
日常の小さなステップですが、
こういった事から自分で考える力が育ち
自分で考えて行動する事が習慣になっていきます。
もし、
暑い、寒い、だっこ!こぼした!など
あまり言ってこないタイプの子だったり、
日常で考える機会が少なめな場合は、
3歳以降ドリルや教材を活用するのもアリです。
最近の幼児ドリルは国語や算数というものではなく、論理や謎解きなど『考える力をつける』ものが多いです。
おすすめはZ会の3歳用ドリル▼
また、絵本が好きな子は、
こちらの考える力を伸ばす絵本もどうぞ▼
考える力を育てる絵本『思考・想像・疑問』を誘うオススメ絵本
それでは、
毎日の会話をちょっと変えたり、
あたらしいものを取り入れたりして
『考える力』を伸ばしていってあげましょう。
子育てのゴールは子供の「自立」と言われますが、ママがやってあげなくても、自分で考え行動できる子に、そして幸せな道を選択できる子に育っていってほしいですね。