こんにちは、alpapa(@mamaschool)です。
日々ニュースで流れる
ロシアのウクライナ侵攻。
子供に「なんで戦争になったの?」
と聞かれたら、何と答えていますか?
なぜ起こってしまったか、
わかりやすく子供に説明するのって
難しいですよね。
あらゆる単語を知らないので
どこから説明していいやら…
複雑な情勢について話す時
子供に聞かれて、気をつけたいなと思ったのが「善悪」について。
この記事では、
5歳児にもわかりやすい伝え方と
戦争や歴史について子供に話す時に、
注意することを紹介します▼
ロシア・ウクライナ戦争のなぜ?子供にもわかりやすく
うちはTVを見せていませんが
大きなニュースは、保育園児といえど外から仕入れてきます。
そして家庭では、
ものすごく簡単に伝えていました。
こんな感じです、
【3〜6歳児向け】
ロシアは、仲良しだと思ってたウクライナが、ロシアと仲が悪いグループ(NATO)に入りたいと言うので、力ずくでじゃましている。
↑
メディアで流れている内容を
5歳児にもわかりやすく話すと、
こんな感じです。
ザックリすぎて
いまいち納得してませんでしたが…
『話し合いで解決できないからといって、攻撃はダメだよ』
『人間は話し合いで、お互いが幸せになれる方法を探すんだよ』と、一番大切だと思うことを伝えておきました。
するとある日、
保育園から帰ってきて、
こんな事を聞いてきました。
どうやら、
保育園でロシア・ウクライナの話題が上がったようで、お友達がそう言っていたらしい。
子供に戦争の話をする時に、気をつけたいこと
戦争や歴史の話しを子供にする時、
気をつけたい(避けたい)のは「善悪」について
すでに起こってしまっている戦争や歴史については「どちらが悪い」と伝えるのではなく、具体的に起こった事実や経緯を伝え「それらを理解した上で、あなたはどう感じるか」を話し合う、という形がよいと思うのです。
ただし5歳児の場合、
具体的に起こった事実や経緯を伝えても、おそらく理解しない…
なので、なおさら「どの国が悪い」と言ってしまうのは避けたい…
単純に考える子どもに対して、
国単位でまとめて「悪い」と伝えてしまうと、その国の人や物までぜんぶ悪い、という印象を与えかねないです、これは注意。
だってですね、
今やハーフの子は本当に多いです。
特に東京はすごくたくさんいて、外国の方やハーフの子を見ない日はなく、子供たちも仲良くしています。
あの中にはロシア系の子もいるだろうに…その子たちが、もし「ロシアが悪い」なんて幼稚園や学校で聞いたら、傷つきますよね。
例えば
「戦争は悪い事」「暴力は悪い事」
「罪のない人が攻撃されるのは間違っている」という事を教えることは必要。
でも、
〇〇国が悪い、〇〇家が悪い、〇〇教が悪い、
といった、国、職業、グループに対しては、良い悪いでひとまとめにして子供に説明するのは、よくないと思うんですよね…。
これは子供に偏見を植え付けるので注意が必要だなと思います。
ましてや〇〇人が悪いという印象を
親が子どもに伝えるのはダメだろう…(そのつもりがなくても幼児は誤解しかねない)
いろんな単語を知らなすぎて
説明が進まん….!
するとパパが、
そうね、そう。
今の戦争がどうかは別として、
善悪の押し付け合いでは、根本的な解決にはならないですね。
こういった問題を子供と話す時は
「どちらが悪いか」ではなく、争わず平和的に解決するためにはどうしたらいいか、に目を向けさせてあげたいものです。
ところで、
冒頭のザックリ説明↓じゃ伝わらなかった方へ、
【3歳〜6歳向けの説明】
ロシアは、仲良しだと思ってたウクライナが、ロシアと仲が悪いグループ(NATO)に入りたいと言うので、力ずくでじゃましている。
学研さんのサイトで、
子供向けに『ロシアのウクライナ侵攻』について解説しているページがありました。
どう説明していいか迷うパパママはご参考ください。
【学研キッズネット】
・なぜ?どうして?ロシアのウクライナ侵攻
https://kids.gakken.co.jp/kagaku/nandemo/ukraine2022/
こういうニュースを聞くと
「せーふってなに?」
「だいとーりょーってなに?」
と、次から次へ質問されると思いますが、いい機会なので「こども辞書」を導入しはじめると◎です。
【3歳〜5歳】幼児にオススメのはじめて国語辞典、辞書のメリットとは?
「戦争はなぜ起こるか」
それは大人が子供に暴力で解決する方法を教えるからではないか?
子供を叩いてしまう方はご参考ください▼
【子供を叩く親】子供を叩いてしまう影響、叩くのをやめたい時の克服法
ニュースをきっかけに
国際的なことを子供に知ってほしいと思う方に、こちらの絵本、おすすめです▼
マップス: 新・世界図絵 (児童書)