こんにちは、alpapa(@mamaschool)です。
日光東照宮の有名な三猿の意味ですが、
この三猿は一生のうちの幼児期の教えを説いたをものでした。(見るまで知らなかった..)
どんな教えが書かれていたかというと、
『親よ、幼児期は、見ざる・聞かざる・言わざるで育てなさい!』と書いてありました…詳しく写真のせます▼
見ざる、聞かざる、言わざるの本当の意味
日光東照宮で三猿を見たら、
像の下にこのような説明がありました▼
ふむふむ、、幼いうちは・・・?
引用元:日光東照宮 三猿
幼いうちは、純粋で周囲の影響を受けやすい。
だから世の中の悪いことは見聞きせず、悪い言葉も使わせず、良いものだけを与えよ。
この時期に、良いものを身につけておけば、悪いものに触れ(対し)ても正しい判断(行動)ができる。
幼いうちは、
良いものだけを与えよ!
そうすれば、
悪いものに触れても正しい判断ができる子になる。
《見ざる、聞かざる、言わざる》の意味は、幼い子には、良いものだけを与えよ!悪いものは、見せるな、聞かせるな、言わせるな!という意味だったんですね。
まさか、
親への育児の教訓とは知りませんでした。
(知らなかったの私だけ・・・?)
なんとなく、
悪いものは、見ない聞かない言わない〜
という意味かな?と想像していたのですが、
『幼いうちは』という、前置きを知ると、幼い子を育ててる今、一気に重みを増す意味に感じました。
この『見ざる聞かざる言わざる』の三猿は
八面にわたって掘られているシーンの一部『幼児期』にあたる場面。
八面はそれぞれ、赤子→幼児期→青年期・・・と赤ちゃんが成長し、大人になって妊娠するまでの八つの教訓が紹介されています。
日光でこれを読んだ時、
幼児教育というのは昔から同じことが言われているなぁと思いました。
幼い子を育てるママさんはこちらの記事もどうぞ。
ママは絶対知るべき!6歳までの子供の心、間違えた子育てをやり直したい
日光東照宮の三猿の教えと
同じような感覚の事を、別の方向から説明してあります↑
幼児期は良いものだけ与えよ!
とありますが、本当に幼児期は、教育だけでなく、与えるおやつやおもちゃ、運動や睡眠など、なるべく良い状態に整えてあげるのがいいですね。
見ざる聞かざる言わざる曰く、
この時期に良いものを身につけておけば、悪いものに触れても正しい判断ができる!
本当にそうだと思う。
少なくとも人生のかなり多くの場面で、そうだと思う…。
さて、
この八面の猿像ですが
三猿の前場面は『赤ちゃん時代』
このような赤ちゃん猿と母猿の像がありました▼
母が子供の未来を見渡している場面です。
書かれていた説明によると、
「バラ色で実り豊か」な子供の未来を暗示している様子だそうです。
生まれた頃はみな天才、
バラ色で実り豊かな未来が待っています。
そういう人生を送るための教えが
猿の像で伝えらていたんですね。
この八番目の最後は、
この赤ちゃん猿が妊娠し、
お腹の大きな母猿になるシーンで終わっていました。
こうしてまた最初のシーンに戻り、
命をつないでいくようです。
日光に行った時は、
ぜひ八面それぞれの意味を読んでみてくださいね。
それでは最後に
三猿の教えをもう一度、
幼いうちは、良いものだけを与えよ!
悪いものは、見せるな、聞かせるな、言わせるな
by 日光の見ざる聞かざる言わざる
子どもが育つ魔法の言葉 (PHP文庫)