あけましておめでとうございます^^
お正月といえば、子どもたちは
おじいちゃん、おばあちゃんに甘やかされ、そして「お年玉」をもらい、楽しい時間を過ごしていることと思います。
ところで、
子どもがもらった「お年玉」はどうしていますか?
●親が管理!
●貯金!
というご家庭もあれば
●お金を使う経験も大切
●子どもに自己管理させる(任せる)
というご家庭もあると思います。
でも、
ちょっと待ってください!
貯金するにしても、
使わせるにしても、
どちらにしても『お金の教育』をしていますか?
近年の傾向では、お金の教育を始めるのは就学前の3歳〜6歳がよいとされ、お金の専門家の中にはお金の教育は2歳からを推奨している方もいます。
「お金の話は、はしたない!」は昔の話で、むしろお金の知識がないまま大人になる方が困りますね。
目次
【赤ちゃん〜小学生】お年玉ってどうしてる?
子どもがもらったお年玉については
『子ども名義の口座を作って貯金』という家庭が多い傾向にあります。
お年玉だけではなく、出産祝いや初節句など、赤ちゃんの頃からお金をいただく機会は多いので、ぜひ早い段階で子ども名義の口座を作って、子どもに伝えてあげましょう。
そして
「お年玉」をもらって、
実際にお金を手にするその時、
それは、『お金の教育』をスタートするチャンスです!
今まで「お金」については教育する必要がないと思っていたママは、ぜひ近年のマネー教育事情について最後までご覧ください。
お金の勉強は、幼児期から大切
お金とは何か。
お金について、日頃から子どもと話していますか?
お金の教育は、
実は幼児期から大切です。
まだ小さいからお金の勉強なんて早い!と思われがちですが、お金の信念は6歳までに形成されるといわれます。
お金だけでなく、その他人生のプログラミングも6歳ごろまでに形成されると言われています。(後から書き換えもできますが、厄介な事が多いです)
お年玉でもお小遣いでも
ただ与えているだけでは、お金の教育にはなりません。
何から始めていいかわからない場合は
まずはお金について話し合うことからスタートするのがおすすめです。
子どもがお年玉をもらった時、
お金ってなに?お金を使いたい、〇〇が欲しい、とお金の話になった時は、
せっかくいい機会なので
・何のために欲しいのか
・その必要性は?
・自分にとっての価値
・それを買うことでどんないいことがあるのか
など、楽しんで話し合ってみましょう。
そして、お金とは
・価値の交換
・人をハッピーにするために使う
・目的をもって使ってこそ価値がある
など、
お金とはどんなものか、
パパやママの意見も伝えながらポジティブな言葉がけをしてあげてください。
もし、子どもが(大人から見て)くだらないものを欲しいと言った時に「そんなもの買うお金ない」「高いからダメ」などネガティブな言葉をかけてしまうと
「うちにはお金がないんだ」と惨めな気持ちになったり「僕は安い子なんだ..」とセルフイメージが下がったりしてしまいます。
お金に対してネガティブなイメージがつく言葉は避け、積極的にお金について話をしてみてください。
また、こうした話をする時に
お金について、しっかり理解してもらおうと思わなくて大丈夫です。
本人が「お金」とは何か、どういうもので、どう使うのが良いか、など「お金についてポジティブに考えるきっかけ」になればOKです。
まずは「お年玉」をきっかけに
日常でお金について話す機会を増やしていければ素晴らしいですね!
ちなみに、
欧米やユダヤ系の家系では「お金の教育」は重要視されていますが、なぜ日本ではお金の教育がされず、代わりに「お金の話は下品、金儲けは卑しい」という文化が生まれたのか、理由はこちら
本能寺の変をきっかけに、国民が豊かになると危険ってことを学んだよ…
また、
「お金をいっぱい稼ぐにはどうしたらいい?」
と子どもに聞かれて『一生懸命はたらく』と答えている方は要注意!▼
【お金の教育】してますか?お金を教えることは生きる知恵を教えること
実際には、お金持ちほど働いてないですよね。
お年玉を貯金するなら、必ず説明を!
お年玉は「子ども名義の口座を作って貯金」というご家庭が多いですが、ただ親がしれっとお年玉を預かって貯金するのではなく、せっかくの良い機会なので、「貯金」とは何か、「銀行」とは何か、小さい子にもわかりやすく説明してあげましょう。
貯金って何?と聞かれたら
小さい子に「貯金って何?」
と聞かれたら、こんな答え方がわかりやすくてオススメです。
将来のために、
銀行にお金を預けて貯めておくことが「貯金」
そして
必要になった時に、銀行から取り出して使うんだよ。
うちではこんな感じで伝えています。
自分でお金を持っていると
全部使ってしまったり、無くしてしまったり、いついくら使って、今いくら残っているのか、わからなくなってしまったりするよね!
でも、銀行に貯金すれば、いつ、いくら預けたのか、今いくら溜まっているのか、通帳やネットですぐに確認できて、とても便利だよ。
それに、銀行に預けると、ほんの少しだけど預けてくれてありがとうのおまけ(利息)がつくよ!
銀行って何?と聞かれたら
続いて、
小さい子に「銀行って何?」
と聞かれたら、こんな答え方がオススメです▼
「銀行」はお金を
預かってくれたり、貸してくれたり、お金のやり取りをしている、ところ!
「銀行」は、みんなのお金を預かって、そのお金を必要な人に貸しているよ。
それから、現金を移動させずにお金のやり取りもしているよ(為替)。
目に見えないお金のやり取りについても、少し紹介してあげると◎です!
例えば、家を建てる時、お店屋さんをオープンしたい時など、とてもたくさんのお金が必要!でも、貯金しているお金では足りない…そんな時に銀行は、お金を貸してくれるよ!
そして借りたお金を返す時に、
貸してくれてありがとうの「利息」をつけて返すよ。
この時の利息は、預けた時の利息よりだいぶ高いんだ!こうして銀行はお金を増やしているよ。
それから、
銀行は、お金のやり取りもしてくれるよ。
例えば、お金を払ったりもらったりする時に、直接お金を持っていかなくても、口座から口座へお金のやり取りができるよ。
毎日のお金のやり取りを、人がわざわざお金を運んでいたら、とても手間がかかるし、安全ではないよね。でも、この仕組みのおかげで、お金の移動が早く、楽にできるようになったんだよ。
など、教えてあげてくださいね!
お金は働いてくれる
もし、パパやママが投資や資産運用に詳しいなら、
そのことについても積極的に話してあげましょう。
ただお金を銀行で寝かせておくだけではもったいない!
実はお金は働かせて増やすことができるんだよ、ということも知らせてあげると◎です。
そんなこと、幼児にどうやって説明すればいいかわからない!
という方におすすめの本です▼
子どもの視野が驚くほど広がる! 3歳から始める欧米式お金の英才教育
こちらの本の著者、
川口幸子さんは、祖父母から欧米式お金の教育を受け、自ら8歳で投資をスタート、11歳で貯金300万円を貯めています。
また、近年では、こういった子ども向け『お金の教育』の本は多く出版されていて、YouTubeでも子ども向けにお金について解説された動画が多くあげられています。
それだけでなく、子ども向けのマネースクールやお金について学ぶ講座などもどんどん増えてきていて、これからの時代『お金の教育』は必須になりつつある印象を受けます。
やっている家庭とそうでない家庭では、将来すごく差がつきそうな分野ですね…!
お年玉は自己管理させたほうがいい?
「お金を使う経験」や「お金の使い方を知る」ことはもちろん大切です。
ただし、子どもにお金を使わせるなら日頃から「お金の教育」をしておく必要があると言えます。
もし、お金の知識がゼロで、お金について何も考えていないという状態でお金を自由に使わせても、ただ無駄遣いを繰り返して消えてしまうことが多いのではないでしょうか。
実際に、
小学生のお小遣い調査では
もらったお小遣いは「自己管理」が77.5%
そしてその使い道は「お菓子やジュースなど」が60%
小学生にお小遣いを自己管理させた結果、
60%以上がお菓子やジュースに費やしている、という結果です。(詳しくはこちら)
状況にもよりますが、小学生でも社交は大切ですから、お友達とピクニックや公園遊びなどで、お菓子やジュースにお金を使うことはあると思います。
大人でいう飲み会代でしょうか…でも、もしかしたら1人で食べてるのだけかも!
もし、子どもにお金を管理させるなら
いつ、いくらもらい、いつ、いくら使ったのか、記録してもらうことがオススメです。
そして、
その子が管理できそうな金額だけを渡し、残りは貯金する、など親子で相談してみてくださいね!
どちらにしても
子どもにお金を自由に使わせるなら、
まずはお金についての教育を日頃からしておくことが◎です。
子供のお小遣いはいつから・どうやって?お金の専門家3パターンの比較
お年玉の自己管理は何歳から?
お年玉やお小遣いを自由に使わせるのは
小学校3年生あたりからがおすすめです。
これには個人差もありますが、
一般的に、判断力、決断力、行動や感情の制御をする「人らしさの脳(前頭前野)」が大人と同じくらいの大きさに成長し、発達のピークを迎えるのが10代にかけてと言われているからです。
そのため、小学校3〜4年生あたりから
周りのことや少し先のことを考えた言動ができるようになってきたり、感情や行動をコントロールするのが上手くなってくる子が多いです。
ですので、日頃から「お金」について教育をしているなら、そろそろお年玉やお小遣いの管理をさせてみるのも良い時期だと思います。
それまでは、無駄遣いをしても気がつかなかったりするので、親と一緒に管理したり、欲しいものがある時は「どんな目的で、どのように使うか」など親と相談しながらが良いと思います。
ただし、自己管理させても、いくら以上を使う場合はママと相談!などいくつかのルールは決めておきましょう。
お年玉はどうする?お年玉の自己管理まとめ
最後にまとめます▼
貯金するにしても自由に使わせるにしても『お金の教育』はするべき!
お金の信念は6歳までに形成されるため、お金の教育は「幼児期」から大切。
まずは親子で「お金」について話すことからスタートすると◎
「お年玉」はお金について学ぶとても良い機会なので、今までしてなかったパパやママは、これをきっかけにお金の教育も始めてみてくださいね!
お金の信念だけでなく、
幼児期はあらゆる人生の土台が形成されます。
お金を扱う基礎になる
「数の感覚」や「計算力」は
0歳から、おうち遊びで育てることができます。
1日たった5分!
どんなおうち遊びか、
ご興味のある方はこちらをご覧ください▼
\賢いママたちはもう知ってる!/