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子供のお小遣いはいつから・どうやって?お金の専門家3パターンの比較

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子供のお小遣い

こんにちは、alpapa(@mamaschool_mei)です。


子供のお小遣いは、
『いつから・いくら・どうやって』渡していますか?

子供のお小遣いには、

・お小遣いは与えない(or報酬制)
・子どもと交渉して決める
・年齢に合わせて定額制

の3パターンがあります。


どの方法でお金を渡す/渡さない、が
子供の「お金の教育」に良いのか?


この記事では、上記の書籍より
3人のお金の専門家の「子供のお小遣い」についての意見を紹介していきます。

この記事はこんな方にオススメ

・お小遣いはいつから渡すの?
・子どものお小遣いはいくらが平均か知りたい。
・お小遣いの与え方、ベストはどれか知りたい!

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子供のお小遣いはいつから?

お小遣いをあげはじめる時期は、
小学校1年生からという家庭が最も多く、「小中学生のおこづかいに関する意識調査2019(pdf)」では、

「お小遣いをもらっている」
と答えたのは75.6%(小学生68.0%、中学生90.7%)

子供のお小遣い

その中で
定期的にお小遣いをもらっているのは、

子供のお小遣い、定額制

小学生では34.5%
中学生では半数以上の59.0%

小学生では「定期的には与えてない」
という家庭の方が多い結果となっています。

さらに、
もらっている子の中で
「誰からもらっている?」
というアンケートでは4人に1人が祖父母からという答えでした。

子供のお小遣いは平均いくら?

子供のお小遣い、祖父母

では「もらっている」という子は
くらいもらっているのか?

ここでは、
親からもらう平均額と
祖父母からもらう平均額で違いがありました。

親からもらう定期的なおこづかいの1カ月の平均金額は 1,892円に対し、祖父母からもらう定期的なおこづかいの1カ月の平均金額は 2,869円と、親の約1.5倍の金額に。

《定期的なお小遣いの1ヶ月の平均金額》

【定期的】小学生全体小1〜3年小4〜6年中学生全体
親からもらう平均金額¥1,507¥1,045¥1,845¥2,298
祖父母からもらう平均金額¥2,436¥2,007¥2,758¥3,500

出典元:バンダイ「小中学生のおこづかいに関する意識調査(2019年)」

おじいちゃん、おばあちゃんたち、
孫をあまやかしてますね。
小1〜3年で毎月2000円は与えすぎかも…?

では、もらったお小遣いは
誰が管理しているのかというと、

子どものお小遣い 管理

自分で管理している
という子が多いのですね。

なるほど、
では子ども自身が管理して、
一体何に使っているのか?
気になるおこづかいの使い道TOP10は、

1位お菓子やジュースなどの飲食物60.0%
2位文房具35.6%
3位マンガ(雑誌・コミック)33.7%
4位貯金25.6%
5位書籍 (マンガ以外)18.4%
6位おもちゃ16.5%
7位ゲーム (アミューズメント施設内)15.7%
8位ゲームソフト15.4%
9位外出時の交通費12.9%
10位外食12.1%

出典元:バンダイ「小中学生のおこづかいに関する意識調査(2019年)」

おばあちゃんから2000円もらって、
お菓子やジュースに費やすなんて無駄遣いっ!!

子どもにお金を渡すなら
「お金の教育」は必要です。
欧米諸国や富裕層の多いユダヤ系の家庭と比べると、日本では全くといっていいほど『お金の教育』が行われていません。

ちなみに、冒頭で紹介した本

■3歳から始める欧米式お金の英才教育

の著者、川口幸子さんは、祖父母から欧米式お金の教育を受け、自ら8歳で投資をスタート、11歳で預金300万円を貯めています。

■お金の教育がすべて

の著者、ミアン・アミさんは日本生まれ育ち在住の4人の子供のパパですが、子ども達には2歳からお金について教えていると本の中で語っていました。

『お金の教育』はこれからの時代、幼児期から大切な分野。
まだ何も教えていないという方は今からでも始めてみましょう▼
【お金の教育】してますか?お金を教えることは生きる知恵を教えること

子供のお小遣いの与え方3パターン

子どものお小遣い、報酬制

では、お小遣いを渡すなら
どうやって渡すのが子どもの「お金の教育」に良いのか?

上記3冊の本でも
・おこづかいは与えない(or報酬制)
・おこづかいは子どもと相談して決める
・おこづかいは定額制

と、意見が分かれました。

3人のお金の専門家による
お小遣いの与え方「メリット・デメリット」を紹介しますので、お子さんの性格やお金についての理解度に合わせ、お小遣いの参考にしてみてください。

お小遣いは与えない・報酬制

お小遣いは絶対に与えない!
という意見は、こちらの本の著者

■お金に強い子どもに育てる方法

著者の酒井レオさんは、全米No.1バンカー
また本業と並行して少年サッカーのコーチを20年以上しながら世界各国へ足を運び、世界のエリート教育・子育て法の研究も重ねています。

そんな著者の意見は
『おこづかいは絶対に与えない』

なぜなら、

■何も働いていないのに、
毎月決まった額のお金を自動もらえる、なんてことはありえない。

■労働の対価としてお金を得られるということを幼いころか認識させるべき


■お手伝いなど労働の対価としてのお小遣いならOK

という意見です。

お小遣いは与えず、
与えるなら報酬制にする。

子どもは親をATMとカン違いちがち。
小さいころから何でもかってもらえて、親の稼ぎによって養ってもらっているという感覚がないと、なかなか自立心が育ちません
また、お金の価値を理解していないと、お金を計画的に使えなかったり、仕事に前向きに取り組めなかったり、あるいはお金に執着する不幸な将来が待ち受けています。
だからこそ小さなころから徹底的にお金の価値を教えるべきです。

お金に強い子どもに育てる方法/酒井レオ(著)


「これ買って!あれ食べたい!」と、
言われるままにお菓子やジュースを買ってあげている光景はよく見かけますが、それでは

・自立心が育たない
・お金の価値を理解しない
・お金を計画的に使えない
・仕事に前向きに取り組めない
・お金に執着する

という子になりかねません。

またニューヨーク育ちの著者は、
欧米ではエリート層ほど子どもにお小遣いを与えていない、特に富裕層の多いユダヤ系の家庭ではお小遣いをあげている親はほとんどおらず、幼児期から「お金によって生かされ、世界はお金で回っていること」を教えていると語っています。

今まで、子どもの欲しいものは我慢させずに買ってあげていた方は、一度見直すのがよいと思います。

子どもがすぐに「欲しい欲しい!買って買って!」というのも、お金の教育をしてない結果なのね…。

お小遣いは子供と交渉して決める

続いて、
おこづかいは子どもと相談して決める。
という意見は、こちらの著者

■3歳から始める欧米式お金の英才教育

著者の川口幸子さんは、
3歳〜9歳の間に欧米でお金の教育を受けて育った金融コンサルタント

自ら8歳ではじめた投資経験や、自分の子どもの頃のお金に対する向き合い方、お金の教育は人生の幸福に大きく繋がることを本で語っています。

そんな著者の意見は
『おこづかいは子どもと相談して決める』

なぜなら、

■おこづかいを理由もなく学年ごとに上げて渡す、という与え方では、子どもは年齢が上がればお金が多くもらえるとカン違いする。

■交渉もせずにお小遣いを増額する、渡すというのは「お金の大切さ」を認識できなくなるというデメリットがある。

■「必要な額、その理由、いつまでに」という点を明確に子どもと話し合い、コミュニケーションをとることが重要

という意見です。

お小遣いを与えるなら
子どもと交渉して決める

といっても、
初めから交渉ができるわけでもないので
・まずは「おこづかい」の存在について教える。
・その必要性についても教える。
・何のためにほしいか目的を話し合う。
・お小遣いをもらう目標を決め、何かを達成してこそもらえるものだと教える。

こういった「お金」について
小さい頃から子どもと話し合うことが「将来の幸せ」のためにも重要です。

ただ与えるだけでは、子どもと話し会い、その金額と向き合わせることで、計画性も感謝の気持ちも育っていきます。

小遣いは定額制

最後に、
「お小遣いは定額制」
という意見はこちらの著者

■お金の教育がすべて

著者のミアン・サミさんは日本生まれ育ち在住の4人のパパ、プロの投資家であり、投資をとりいれた育児に奮闘中で、親子向けのお金の教育セミナーも開催しています。

そんな著者の意見は
『定額制でもよい、ただ、単にお小遣いをあげるだけでは不十分』という意見です。

なぜなら、

自制心を育てるという面では定額制はあり。

■無駄遣いをするなという代わりに「そのお金を使ったら、代わりに何が得られるのか、それは自分にとってどんな価値があるのか」という事を考えさせる。

■「使う」目的がある貯金はよしと教える。

という意見です。

どんな価値を得るために使い、
どんな目的で使う・貯めるかを考えるなら、定額制でもいい。

2歳からお金の教育をしてるパパならではの意見ですね。

・定額制にして自分でお金を管理させる。
・欲しいものに対して感情をコントロールする自制心を育てる。
・無駄遣いとは、自分が提供した価値(お金)より得られた価値の方が少ないと教える。

・お年玉の一部を寄付してみる。

など、
定額制にすることで、与えられた額の中でうまくやりくりをしたり、一部を投資や貯金に回したり、困っている人たちに祈寄付をしたり、お金の働かせ方についても学ぶよい機会になるということです。

小さい頃から「お金の教育」をしている子なら定額制も◎

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子どものお小遣いまとめ

お金の教育、子ども

お小遣いを与えはじめるのは
小学1年生からが多い。

お小遣いを始めるなら
「お金の教育」はセットで重要。

お小遣いを与える方法は、
以下のの3パターンをお子さんの性格や理解度に合わせて参考にしてみましょう▼

【報酬制】
お金は労働の対価として与える。

★【交渉で決める】
目的と必要性を話し合って与える。

★【定額制】
自分で管理させ、自制心を育てる。
ただし、お金について日頃から教育しておく必要あり。

どの方法をとるにせよ
お小遣いをあげる前に「お金の教育」をはじめましょう。

■お金に強い子どもに育てる方法 ■3歳から始める欧米式お金の英才教育 ■お金の教育がすべて

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