こんにちは、alpapa(@mamaschool)です。
『雛人形を飾る意味』は
もうお子さんに教えましたか?
季節の行事は、家庭でも積極的に行ってあげましょう。
この記事では、
・雛人形を飾る意味
・ひなあられを食べる意味
を幼児にもわかりやすい言葉で紹介します。
雛人形を飾る意味を子どもに教えよう!
桃の節句におひな様を飾る意味は、
『女の子の健やかな成長と、幸せを願う』
そして、
『おひな様に女の子のけがれや厄災を身代わりになってもらい、守ってもらう』です。
子どもの死亡率が高かった昔、
幼児が健康に生き延びてくれるかどうかは神のみぞ知るところでした。
そのため子供にふりかかるだろう厄災やけがれは、身代わりとして紙などで作った人形に移し、どうか持って行ってください!と川に流して厄災を払う風習がありました。
ひな祭りは、桃の節句の頃に、
厄を移した人形を川に流し、邪気払いをする風習だったのです。
これが後に
今でも行われる「流し雛」になりました。
やがてお雛様はどんどん豪華になっていき、今では川に流すより『飾る』ことで『子どもの幸せを願い、厄を払う』という行事になったのが現代です。
この「女の子の幸せ」には「結婚」という意味も込められており「しっかり成人するまで健康に生き延びて、素敵な結婚ができますように」という親の願いも込められています。
小さいお子さんに意味を教える時は、
こんな感じに、
可能な限りシンプルに教えるとよく伝わります。
お雛様を飾る時期はいつ?
お雛様を飾る時期は、
節分が終わった翌日の
立春の日から2月の中旬あたりまでに出すのが一般的です。
ひなあられの意味
ひな祭りに食べるものといえば『ひなあられ』
スーパーでも買えて準備もしやすいので、ぜひ意味を教えてあげてくださいね。
ひなあられを食べるようになったのは、江戸時代に流行した「雛の国見せ」という行事が始まりとされています。
「雛の国見せ」とはお雛様を外に連れ出してて、春の景色を見せてあげるというイベント。
この時に、外でも食べやすいように、ひし餅を小さく砕いてもっていったのが「ひなあられ」になったとされています。
今も昔も、ピクニックやお花見が大好きなんですね。
ひなあられには3色のものと、
4色のものがありますが、
3色のひなあられは「赤・白・緑」
『赤は生命のエネルギー』『白は雪、大地のエネルギー』『緑は自然のエネルギー』を表し、これらのエネルギーを受けることで健やかに成長しますように、との願いが込められています。
4色のひなあられは黄色が加わり「赤・緑・黄・白」
赤は春、緑は夏、黄色は秋、白は冬として『春夏秋冬』を表しています。
一年中、幸せに過ごせますように、という願いが込められています。
お雛様は誰が買う?
一般的には女親の実家が用意するのが昔ながらの習わしです。
というのも結納の時、お婿さんの家が結納金を、そしてお嫁さんが嫁入り道具をそれぞれ用意する、というのが一般的な習わしで、お雛様以外にもお宮参りの晴れ着や子どもの祝い品は基本的に嫁入り道具みたいな扱いとされていたからです。
しかし、
今では嫁ぐも何も、結納をしなかったらい、両親と同居してなかったりするので、特に気にしなくていいです!
ところで、最近のお雛様は妖精みたいでかわいいですね。
昔の感覚でいたら衝撃を受けます。
初節句のお雛様がまだの方、
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最後に雛人形の意味をまとめます▼
【まとめ】雛人形の意味、子どもへの伝え方
雛人形を飾る意味は、
●女の子の健やかな成長と、幸せを願うため。
●けがれや厄災を身代わりになってもらい、守ってもらうため。
子どもに伝える時は、
こんな風に言うと伝わりやすいです▼