こんにちは、alpapa(アルパパ)です。(@mamaschool)
幼児の計算センスを抜群にする『ドット棒』
子どもに壊されないよう頑丈に手作りしてみました!
けっこう上手にできたので、
作り方とオススメの素材とサイズを紹介します。
最初にドット棒とは?の説明があるので
作り方だけ見たい方、ドット棒の代用品を探している方、は目次からどうぞ▼
ドット棒とは?
ドット棒を作る前に、
ドット棒について簡単に説明します。
ドット棒とは、
〝数を集合体として捉える感覚″を身につけ、幼児の計算力を抜群に育てる教具です。
「数を集合体として捉える感覚」
これは幼児期にとても大切で、この感覚があるかないかで、将来の数学的センスを左右します。
ドッツカードに比べ、
左脳的なアプローチのため主に3歳前後からの活用がおすすめされています。
詳しい効果や使い方はコチラ↓
ドット棒とは?使い方と効果・子どもの計算力が抜群にUPする教具
ドット棒は手作りがおすすめな理由
市販で販売されているドット棒は
なんと多少分厚いくらいの『紙』で作られています…!
実物を見た瞬間、1日で破られると思いました。
子どもの通うお教室で販売していたので、購入しようと思ったのですが、実物を見て思わず「紙じゃん!」とつっこんでしまいました。
これ、5〜6歳の子ならいいんでしょうが、3歳児に使わせたら1日でアウトです。
ということで、
引っ張られても破れないよう、手作りしてみました
ちなみに、
ドット棒やドッツカードはできれば「触らせないこと」が一番です。
いつでも触れる慣れ親しんだおもちゃにしてしまうと、あっという間に飽きて見向きしなくなるため、低年齢ではなるべく触らせない方が無難です。
とはいえ!
見せていると確実にもぎ取りにくるので、やはり頑丈に手作りすることをお勧めします。
作ってみたのはこちら、
・ドット棒 3×3マス、
・耐水印刷マグネットタイプ
おすすめの素材とサイズをご紹介しますね!
ドット棒を手作り!作り方と自作におすすめ素材とサイズ
作り方は超簡単です。
- ドット棒のデータを作る。
- (耐水シールに)印刷する。
- マグネットシートに貼ってカット。
これだけです。
データは以下の画像のようなものを作ります↓
3マスの認知・足し算・補数・認知で使うのは、青ドット●●●、●●が1つと●が2つ、補数で使う赤ドット●●●、●●、●を1つづつです。
(スペースが余ったので●●を予備でデータにいれました)
サイズは自由でいいですが、
小さな子が使うので、大きめのサイズがいいです。
私が作ったのは1マス6〜7cm、
印刷しやすいように3×3マスの土台がA4におさまるサイズにしました↓
↑
こんなデータを作り、
シールタイプの耐水シートに印刷し、
それを厚めのマグネットシートに貼り付けてカットすれば出来上がりです!
カット後↓
マグネットにしておけばホワイトボードや冷蔵庫にはれて便利。
使う時もマスに貼り付いてくれるので、ドットがバラバラ散らばらなくて見せやすい。
耐水シートはこちらを使いました▼
超耐水だけあって汚れた手で触れてれも、
口に入れらてても多少は大丈夫でした。
マットタイプだと裏が透けて、
汚れた時に拭き取りにくく汚れがのびてしまいます…。
マグネットシートに直接印刷する方はラミネート加工がおすすめです。
マグネットシートは0.6〜0.7mmのものがおすすめです。
雑貨屋やネットで購入できます▼
0.1〜2mmだとペラペラすぎて子供にぎゅっと折られると跡がつきました。
多分すぐボロボロになるので作り直すのが面倒な方は厚めのものがいいと思います。
そして0.8mm以上はマグネットが強すぎて、動かしにくかったです。
計算を見せながらマス上を移動させるので、スムーズに動くのが◎
【作り方をもう一度】
1.ドットのデータをつくる
2.耐水シールに印刷
3.それをマグネットシートに貼ってカット
これで完成です!
↑
ぎゅっと曲げられても水に濡れても大丈夫!
「印刷した耐水シートをマグネットに貼る」という一手間があるけど、やっぱ仕上がりキレイで丈夫。
マグネットシートとデータを印刷する耐水シートを別で買うのが面倒な方は、セットになってるこちらがおすすめ▼
↑
このタイプは強くてキレイな仕上がり、汚れもツルんと落ちるので実は一番おすすめです。
耐水シートのものと2つ作りましたが、結局こっちばっかり使ってました。
(でも…セットの保護フィルムを貼るのがちょっと大変)
キレイな状態で長く使いたい方はこの方法を断然オススメしますが、とりあえずなんでもいい場合は印刷できるマグネットシートに直で印刷してもOKです。
印刷用マグネットシートはペラペラでよければ100均にも売ってます!
どちらにしてもデータつくるのが地味に面倒です…!
データ作るのが面倒な方は、
マグネットシートに直手書きか、
100均のデカ丸シールを貼るのもアリですね。
サイズについては、
5〜6歳の子に使うなら●は多少小さくてもOKですが、
幼児は視力も目のピント調節もまだ未発達なので、2〜3歳の子に使うなら大きい方がGOODです。
おまけで、
0歳から使うならドッツカード
すごい効果を発揮します!
↓
【ドッツカードとは?】ドーマン博士のやり方が最も効果が高い理由
ドッツカードの手作り方法はこちら▼
【ドッツカードを手作り】効果のあるカード・ないカード作り方の違い
ドット棒は左脳的、
ドッツカードは右脳的な量感を育てます。
インプットしたものはアウトプットすることでより定着します。
ドッツカードでインプットしたら、ドット棒でアウトプットという手もアリです。
また、
「ドット棒を手作りする時間がない!」
「何か簡単に手に入る教材はないの?」
という方は続きをどうぞ。
ドット棒を手作りするのが面倒なら
ちょこっとメモで、
「手作りは面倒だし買っても紙だしなぁ…」と悩む方へ、ドット棒の代わりになる教材・道具を2つ紹介します。
1つ目は『クリア数図カード』
図のようにドットを使って計算を教える教材です。
使い方の動画もアップされていてわかりやすく、お手頃価格!
こちらの記事でも紹介しています↓
【算数が苦手】幼児と小学生の算数に◎計算がスムーズにわかる教材
素材はプラスティックなので、
厚紙よりはるかに壊されにくいです。
感覚的には、プラスティックパネルのドット棒5マスような教材です。
ドット棒を見てくれなかったり、小学生にむけて計算が苦手な子におすすめです。
続いて2つ目は、
誰もが知っているあのアイテムです。
ドット棒の代用品は?元祖ドット棒
ドット棒の代わり、
またはドット棒をやってみたものの
見てくれない、合わない、続かない、
という場合は、誰もが知ってる『元祖ドット棒』を試してみるのもいいです。
おばあちゃんの家にある
なつかしいアイテムが使えます。
それは、
ママが小学生の時つかっていた
そろばんが実家のどこかにあるはず・・・。
ソロバンを使って、
これが1、2、と教えていくのもオススメです。
小学生が使うソロバンが小さすぎる!
教えるのが難しい、という方は、幼児用の『100玉ソロバン』がオススメ。
100玉ソロバンは、
A4くらいの小サイズから特大サイズまで色々商品がでていて、赤ちゃんからパチパチ弾いて知育玩具としても使えます。
遊んでいる最中に
「これが1、2、合わせて…」
と隣で言ってあげるだけでもインプットになります。
・ドット棒
・ドッツカード
・数図カード
・そろばん
いろんな教具がありますが、
こどもと相性の良いものをえらんであげてくださいね。
それでは、
ドット棒作り楽しんでください(*^^*)