こんにちは、alpapa(@mamaschool)です。
「賢い人は甘党」
「プロ棋士は対戦中にケーキを食べる」
「東大生は甘いもの大好き」
など、頭のいい人や頭をよく使う人は甘いものが欲しくなるというイメージがありますが、どうなんでしょうか?
結論からいうと、
賢さと甘いもの好きは関係なく、
頭を使っていようが、いまいが、人間が「甘いものが好き」というのは普通です。
なぜなら、
人類は誕生してからず〜っと
飢餓と共存しながら生きてきたので、
我々の体は、飢餓に備えて脂肪を蓄えるようにできています。
もしもの時は
脂肪をエネルギーに変えて
生き延びるしくみなので、
「甘いもの(脂肪がつくもの)をおいし〜い!もっともっとほし〜い!」と感じるようにできています。
なので、甘いものが好き!
欲しくなるのは普通。
全く頭を使っていない時でも、
バグバグ食べれます?
「でも脳はブドウ糖しかエネルギーにしないから、頭を使う時ほど甘いものが必要なのでは?」
これについては、『脳を鍛える大人の計算ドリル』(くもん出版)などの著者・東北大学の川島隆太教授の研究によると、糖液(水+ブドウ糖)を飲むだけでは脳の活性度合いは低く、対して、栄養調整食品や完全栄養食品を摂った場合は脳の働きが著しく活性化したという結果がでています。
参考元:https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/balance/research/
つまり、疲れた時や集中力が切れた時に
糖質だけとっても脳の働きが良くなるわけでなく、他の栄養素と一緒にバランスよく糖質を摂らないといけないということですね。
なので、試験前や勉強中に
甘いものだけ食べまくっても、
太るだけです…。
それに、
脳はブドウ糖しかエネルギーにしないので、甘いものに含まれる脂質はしっかり体に溜まっていきます。
とはいっても、
プロ棋士のように日をまたいで対戦するほど丸一日、全集中モードなら、ケーキの1つや2つ食べたくなるでしょうね…
(あの方達にはスイーツメーカーのスポンサーもついているので、対戦中にケーキ食べるのは半分仕事だと思いますが…)
でも、たった1時間の試験なら
食事からバランスよく糖質をとった方が脳の働きは良くなります。
また、甘いものを食べると一時的に血糖値が上がり、ハイになるので疲れが取れた気になりますが、その後一気に下がるので、余計に疲れやすく、集中力も切れやすくなります。
甘いものばかり食べて
ハイ⇔ロウを繰り返していると、情緒不安定でうつ状態になる人もいるので気をつけましょう。
メンタル弱めな子は試験前というだけで
情緒不安定になったりするので、ママは勉強しているご褒美といって甘いものをバカ食いさせない方がよいでしょう。
週末にのんびり過ごす時はいいですが、
ここぞ!という時こそ、栄養バランスのよい食事が◎です。
小さい子にも「これからレッスンだから、その前にケーキ♪」とむやみに甘いものを与えると、レッスンの途中で血糖値がグーンと下がり、イライラしたり集中できなくなったり、頭がぼ〜っとしたりと、逆効果です。
また「うちの子、気が強い、我が強い!」
という子も、実は糖分の過剰摂取で気の浮き沈みが激しいだけというケースもあるので、甘いものの取りすぎには注意です。
頭を使う時ほど、バランスよく食べた方が脳のパフォーマンスは良くなる!
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